8月21日 Dコース ハイキング二日目 アイガートレイル グリンデルワルト

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

Dコースの二日目は、人気のアイガートレイルに行ってきました!

ターミナル駅から5年前にできた新型ロープウェイに乗り登っていくと、左手にドーンとアイガー北壁が見えてきます。

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標高2320mのアイガーグレッチャー駅に到着です。

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出発前に駅前でちらっと写っているアイガー氷河をバックに記念撮影。
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駅舎をぐるっと回ってトレイル入り口方面に行きます。

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アイガー北壁の前では大型のロープウェイも小さく見えてしまいます。

ハイキング開始前に入り口にある北壁に関連する人やイベントの石碑を鑑賞。

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そしてハイキングを開始するとすぐにガスに覆われて視界が真っ白に。。。

北壁もあまり見えない時間が多くなります。。。

そんなコンディションの中、足を進めていくと少し大柄な対向者?(牛?)が

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徐々に標高を下げていくと、雲を抜けたようで視界が抜けてきました。

そして時折現れる滝は、この雨のため非常に勢いが良く迫力ある水しぶきを上げていました。

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落下する水の落差が大きいため、水で削り取られ地形が深く切り込んでいます。

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さらに進むとまだ雪渓が残っている場所があり、数日前まで日本だった皆さんからすると不思議な光景です。

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トレイル後半になると下部の視界が抜け始めてトレイル越しにグリンデルの谷に雲がかかり幻想的な雰囲気となっていました。

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北壁麓の部分のトレイル最後にある滝も今日はとても勢いが強く着水部は大きな水煙を上げていました。

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今日はアイガー北壁がメインではなく、滝巡りのようなハイキングとなりました。

皆さん、お疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月21日 Dコース ハイキング初日 Birg – Wasserweg – ミューレン

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はアルプスウェイで一番歩く距離が長いDコースの初日でミューレンでのハイキングでした。

まずはグリンデルワルトから鉄道にのりラウターブルーネンに向かいます。

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グリュッチュアルプを経由してミューレンに到着。

シュワルツメンヒをバックに記念撮影。

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ミューレンの集落を横切って新しくなったシルトホルンのロープウェイ乗り場まで移動します。

しかし、山頂はガスがかかり視界が良くないのと、午後からは雨予報が出ているため山頂駅での展望は省略して中間駅のBirgからハイキングスタートすることにしました。

Birgまでロープウェイが標高を上げていくと視界はだんだん悪くなり最後はこのように真っ白に。。。

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本来ならこの先にベルナー三山が見えているはずなのですが。。。
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眺望が楽しめないためすぐにハイキング開始となりました。

Birg駅からすぐのグラウゼーリはガスでほとんど見えませんでしたが、徐々に標高を下げていくと雲から抜けたようでシルト谷を見下ろせるタイミングもあり、見えた瞬間は皆さんから歓声が上がりました!

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目指すはWasserwegという尾根の上のルートです。

そこまでは少し急な九十九折れのルート続きます。

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土砂崩れ跡が残る沢筋を数本超えて、尾根に近づくと、よく頑張ったね!と言わんばかりにのんびり寝転がっている牛たちがお出迎えしてくれました。

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尾根に取りつきましたが、残念ながらガスが少し濃くなってきたようであまり視界が良くありません。

ただ写真の左側は切り立ったところが所々あるので高度感が苦手な人には恐怖感が出にくくてよかったようです。

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時折ガスが抜けると壮大な景色がちらっと姿を現してくれます。

こちらはSefinen谷側の景色

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後半に入り少し視界が回復してくると素晴らしい稜線の景色が前方に現れてきました!

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皆さんもこの景色にテンションが上がります!

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ただ、あまり長くは続かずにすぐにガスが入りますが、写真だと岩場を下る幻想的な登山隊といった感じになりました。

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稜線が終了してからの下りは少し急斜面が続きますが、さすがDコースの参加者の皆さんで安定して降りてきます。

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Dコース、初日、天候はいまいちでしたが時折除く景色と高度感のある稜線歩きを皆さんしっかりと楽しんでいました!

お疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【グリンデルワルド】ミューレンエリア、気軽に三山マウンテンビュートレイル☆

こんにちは、グリンデルワルドから吉原です。

 

本日は一組のお客様とプチ遠足、ミューレン方面へ。

ミューレンへのアクセスというと、ラウターブルンネンからすぐロープウェイに乗ってその後電車、、、がお馴染みですが、本日は趣向を変えて、ラウターブルンネンからポストバスで谷の奥まで行って、シルトホルン直結のロープウェイでミューレンまで行くこととしました。

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バスを降りたところから。切り立った崖の上からロープウェイが下りてくるのが見えます。

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ロープウェイ内より。改めて、ミューレンの街はとんでもない絶壁の上に発展した事、またこんなところに乗り物を設置するスイスのすごさに驚きます。

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次はAllmendhubelのケーブルカー。これも結構な勾配です。

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下りてくるケーブルカーとのすれ違い地点。ちびっ子も食い入るように見つめてました。男の子が乗り物好きなのは万国共通らしい。

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Allmendhubel展望ポイント。今日は雲が多い日でしたが、ちょうどアイガーとメンヒが顔を出してくれていました。ユングフラウはやはり乙女なので恥ずかしがり屋さん。

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このコースは、緩やかな丘をほぼトラバースなのでゆったりのんびりハイクが楽しめます。

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雄大なアルプスの山を背景に、広々とした草原で草をはむ牛たち…スイスの原風景が楽しめるエリアです。

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ゴールのグリュッチュアルプ駅付近では、ミューレンとの間を結ぶ電車をいい感じで撮れるアングルも。

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ピーカンではありませんでしたが、動きのある雲の合間から見えるユングフラウ三山や氷河がドラマティックな風景でした。

最後までお付き合いいただきありがとうございました♪

 

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8月17日 サース谷

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットがあるマッター谷の一つ東側にあるサース谷に足を延ばしてみました。

ツェルマットからは鉄道とバスを乗り継ぎ2-3時間程度の場所にあります。

サース谷には4つの地域があり、それぞれ

Saas – Balen
Saas – Grund
Saas – Almagell
Saas – Fee

この中で、今回はGrundからAlmagellのコースと、Saas – Feeを紹介します。

まずはSaas-Grundのゴンドラからスタート。

朝7時半から運行しているのでツェルマットを早朝にでてくれば時間を有効に使えます。

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一回の乗り継ぎをして30分ほどでHohsaasに到着します。

標高は3150mほどで、午前中は日が当たりにくいためか気温は一桁と寒かったです。

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そして氷河が非常に近く、かなり迫力があります。

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400mほど下るとヴァイスミー小屋があり、朝早いにも関わらず多くの人がいました。

宿泊客かな?

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そしてゴンドラ中間駅のクロイツボーデンからは南に向けてトラバースルートをとります。

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サース谷を足元に奥にはミシャベル山群の壮大な景色。

周りに目をやるとエーデルワイスも咲いています。

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このトラバースルートをクロイツボーデンから5-6㎞歩くとアルマゲラーアルプ小屋に到着します。

谷奥の少し開けたところにあり、谷奥のわりに開放的な雰囲気の小屋です。

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この後、そのまま下ってもよいのですがさらに奥に伸びるトラバースルートを行くと、少しルートが険しくなり、2カ所ほどかなりの高度感と恐怖感を感じるつり橋があります。

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何とか、このつり橋を通過して降りるとGrundからアルマゲルまでのルートは終了です。

そして次は4つ集落の中で200mほど他よりも標高が高いSaas-Feeに移動します。

集落内は比較的頻繁にバスが走っておりストレスなく移動できます。

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15分ほどバスに乗りSaas-Feeに到着です。

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Saas-Feeはツェルマットと同じく集落内は電気自動車のみで、穏やかな雰囲気の集落です。

メインの展望台はサマースキーも楽しめるミッテルアリランですが、今回は集落奥まで移動して、レングフルーまで移動します。

道中はゴンドラからロープウェイに乗り換えての移動となります。

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標高2900m付近の山頂駅に到着すると氷河に囲まれたような場所に到着します。

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周辺は少し平坦で歩いて散歩することもできます。

今回は20分ほど奥まで歩いて、Fee氷河にタッチしてきました。

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またそばにスキー場のリフト降り場がありインスタ映えする設置物もありました。

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今回はこのレングフルーから下りましたが、下り道中も氷河が真横にありとっても迫力ある景色を楽しめます。

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そして中間駅のシュピールボーデンからの下のルートはマーモットが多いようで、今回もしっかりと見ることが出来ました。

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クロイツボーデン – アルマゲル(短縮ルート)

予想行程時間 6h

距離 約9㎞、登り 約250m、下り 約1500m

下りの標高差があるので、下りが苦手な人はアルマゲラーアルプ小屋での宿泊を入れるとよいと思います。

レングフルー – シュピールボーデン(中間駅)

予想行程時間 1-2h

距離 約2km  登り 0m 下り 約400m

集落まで下るとこれに距離で約4.5㎞、下りで約650mが追加され、行動時間としては2-3hの追加になると思われます。

おすすめとしてはレングフルー上部で1-2hほどの氷河や雪を見ながらのお散歩と中間のシュピールボーデンまでのハイキングです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月16日 ツェルマット テーシュ Arigscheis 

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットから一つ手前の駅 テーシュ駅からのルートを紹介します。

ルートはArigscheis とマップにも掲載されているコースです。

まずはテーシュ駅まで移動し西側の斜面に移動します。

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テーシュまでは車で来れるためキャンピングカーで宿泊している人も多いようです。

今回は北側からのルートで反時計回りに登ります。

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入り口は公園の奥になります。

登りルート多くは木に覆われていますが、時折視界が抜けた場所では正面にドムやテーシュホルンを正面に見ることができます。

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標高で800m以上、登るとこのルートのピーク Arigscheisに到着します。

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付近には十字架が立っており、人が少ないこともあり、ここから見下ろすツェルマット方面は神々しい感じがします。

そして正面にはテーシュアルプの集落と、奥にはリンプフィッシュも見ることができます。

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そして後ろを振り返るとワイスホルンがドーンと構えています。

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よく見ると写真下のやや右側にはワイスホルン小屋があります。

戻りは、下りだけになりますが、細めのルートが少し斜度のある所にトラバース気味に伸びており少し神経を使います。

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ArigscheisArigscheis

予想行程時間 5-6h

距離 約9㎞、登り 、下り 約850m

道中は8割程度が木々に覆われており景色はあまり楽しめません。

頑張って登るぞ!といったときにトレーニング感覚で上る時はは良さそうコースです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【ツェルマット】年に一度の伝統祭りがすごい☆

こんにちは!ツェルマットから吉原です。

 

本日は番外編?として、ツェルマット駐在中に見る事のできた、とっても楽しい地元のお祭りをご紹介します。

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マッターホルンをバックに鳴り響くアルペンホルン…誰もが一度は見てみたい、ザ・スイスな風景。

これがライブでみられるのが、こちらツェルマットで毎年8月第二日曜日に開催される、いわば地元の夏祭り「Folklore Zermatt」です。

今年で50回目を迎えたそう。

谷のどん詰まりであるZermattから、その谷がひらけるBrigあたりまでの各自治体や団体がそれぞれの地域の伝統衣装をまとい、音楽や踊りを伴ってツェルマットの街中をパレードします。

その日は、駅近くのスポーツ広場にて出店も出て一日お祭り気分ではあるのだけど、やはり圧巻、必見なのは午後に行われるこのパレード。大体昼休み終わった頃に始まるらしく、今年は13:30からスタートでした。

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ほらぁ、ザ・ハイジな衣装が可愛い♡ 私も着てみたい~。お姉さん達の笑顔も素敵ですね。

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ハイジとペーター実写版…?かと思うような踊りも♪ (二組目のペアはどちらかの相手が急病でずれたのかな?www)

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そして、アルペンホルンに次いで必見なのは、こちらの巨大カウベル行進!

屈強な男性陣が列をなし、重厚な音を一斉に鳴らしながらどっしりと行進します。

お腹にずしっと響く低音は、日本の和太鼓のような迫力と情熱、本能に訴えかけるような響きがあって、そのプリミティブさが魅力的な、吉原個人的には大大大好きイチオシな催し。

スイスのお祭りでは必ずメインとして、また締めとしてやってくれるので、機会があったら絶対に!その迫力を体験してみて下さいね。

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この日、ちょうどツェルマットにご滞在中だったお客様にもお知らせして見に行かれたそうですが、後日「とっても良かったです!貴重なものをみれました」と感激されていました。

私も知識としては知ってはいましたが、タイミングがなかなか合わず、通しで、しかも間近で見られたのは今回が初めてだったので、大変感動いたしました。

スイスの伝統と誇りを肌で感じられるこのお祭り。

この日に合わせて旅程を組んでもいいくらいの価値があると、個人的には思います。

来年の計画のご参考になれば幸いです。

以上、真夏のアルプス現場からでした。

 

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8月15日 ベットマーアルプ

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットから少し出張してヨーロッパ最長のアレッチ氷河そばのベットマーアルプまでやってきました。

このエリアはベットマーアルプ展望台から氷河沿いを歩くルートが人気なのですが、今回は少し違うコースを歩いてみました。

まずはベットマーアルプ駅からロープウェイとゴンドラを乗り継いで標高2650m付近にある展望台まで上がります。

展望台から北西側に少し歩くと、アレッチ氷河の迫力ある景色が楽しめます。

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展望ポイント近くにある案内板から今回はムースフルー方面を目指します。

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このルートはアレッチ氷河を見える場所は少なくなるのですが、気持ちの良い稜線歩きを楽しめ、遠くまで見通せればツェルマットのマッターホルンまで見ることができます。

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よく見ると、この写真でもマッターホルンを確認することができます。

このコースは氷河の下流方面に歩いていくので現在の氷河の末端付近を確認することができます。

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そして振り返ると、ヨーロッパ最長の長さを実感できるような景色を見ることができます。

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さらにこの気持ちの稜線ルートが続きます。

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今回は、途中でベットマーアルプ集落方面に進路を変えましたが、このまま稜線を進んでMorl方面へのロープウェイに乗車しして下ることもできます。

氷河とは稜線を挟んで反対側のコースもアルプスらしい気持ちの良い風景が広がります。

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今回は進路を変えてフィーシャーアルプ方面に移動してゴンドラで下車しして終了となりましたが、時間がある方は、ロープウェイでエッギスホルン観光も楽しめます。
ベットマーアルプ展望台 – モースフルー付近 – フィーシャーアルプ中間駅

予想行程時間 3h

距離 約7㎞、登り 約150m 下り 約550m

途中で方向を変えずにHohfluhまで下るコースなど、いろいろバリエーションがあるので、状況に合わせて楽しめるコースです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月13日 クールマイヨール Val Veny

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

イタリア、クールマイヨールから本日はハイキングレポートです。

モンテブラン、イタリア名、モンテビアンコの麓にある可愛い町クールマイヨール。

昨日、観光で訪れたエンブロンネ展望台方面が綺麗に見える朝で、本日のハイキングが楽しみです!

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本日の目的地はVeny谷を挟んでモンテビアンコを真横に見ながら歩き続けるコースです。

街のはずれのDolonneからゴンドラ、リフトと乗り継ぐと標高約1900mのMaison Vieille小屋近くまで一気に 到着。

モンテビアンコの雄大な姿とアルプスの酪農風景が良い感じです。

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モンテビアンコをバックに気持ち良いハイキングです!

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そして小一時間ほど歩いたところにあるChecrouit湖には逆さモンブランがばっちりと映り込んでいました!

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谷を挟んだモンテビアンコとの距離は10㎞もなく、ハイキング中はいつも手を伸ばせば届きそうなところいます。

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今回のルート上の最高標高点2450m付近までは登りが続きますが、道中は森林限界を超えたところがほとんどで最高の景色がずっと続き、登りの疲労感を忘れてしまいそうです。

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Veny谷からFerret谷方面、そして山並みの奥には三大北壁のグランドジョラス。

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コース終盤の下りに入ると、モンテビアンコを大きく回り込み、山の雰囲気が変わってきます。

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Veny谷まで降りてきました。

この奥はフランスとの国境の峠で歩いて国境を超えることができるツールドオブモンブランというコースになっています。

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今回歩いたコースもツールドオブモンブランの一部で世界的にも人気の高いハイキングルートのため多くの人が歩いていました。

Val Veny ハイキングコース

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月12日 クールマイヨール エギューデミディ

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はスイスから大きく移動して、イタリアの北西部、フランスと国境を面した町クールマイヨールまでやってきました。

この町から出ているスカイウェイゴンドラは乗り継ぐことで、国境を越えてフランスシャモニーまで行く事が出来ます。

今回は、フランス側のエギューデミディ展望台まで移動します。

クールマイヨールからは二つのゴンドラを乗り継ぐことでエンブロンネ展望台まで登ります。

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下からの2台のゴンドラはどちらも円形で、上昇中は回転してくれるためどこに乗っても360度の景色を楽しめます。

3500m付近のエンブロンネ展望台まで到着すると広大な氷河の景色がお迎えしてくれます。

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ここ氷河上をフランスの側のシャモニー、モンテンベールまでスキーで滑り降りるツアーもあり、スキーヤーの私としてもいつかは滑ってみたいコースです。

そして、ここからが本日の一大イベント、パノラマ3連ゴンドラに乗って3800mオーバーのエギューデミディへのゴンドラ乗車です。

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凄い場所を通過する割には、結構こじんまりとした駅舎とゴンドラで大丈夫かちょっと不安がよぎります。

そしてここはすでに、フランス、シャモニーということをこのゴンドラがしっかりとアピールしています。

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それぞれ4名乗車できる小さなゴンドラが3つ連なり移動していきます。

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この広大な氷河上だと、こんな小さなゴンドラは芥子粒みたいにしか見えません。

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そして本日の目的地、エギューデミディ展望台

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3850m付近のこんなに尖った山の上に展望台があることに驚きです!

そして展望台から見るヨーロッパ最高峰のモンブラン。

よく見ると写真左側にクライマーの足跡がつながっています。

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天気にも恵まれてしっかりと楽しんでいただけました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【ツェルマット】夢のヘルンリ小屋へご案内☆

こんにちは、ツェルマットから吉原です。

本日は、「ヘルンリ小屋到達」を夢見て今回、女性お一人でスイスにいらしたお客様との一日。

この旅のメイン・イベント!ヘルンリ小屋を目指してまいります。

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ここ数日は晴天が続いており、今朝も雲一つない晴れた空。

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シュワルツゼーも美しい。

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歩き始め頃のマッターホルンの見え方。ニョキって感じです。

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シュワルツゼーからは早速結構な斜度の登りが始まります。眼下にツェルマットの街も見えて景色は爽快… しかし標高差700mをカバーせねばならぬので、ひたすら上をめざします。

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小一時間歩いて、ようやく分岐点へ。ここからが本格的なヘルンリ小屋へのルートです。

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斜度、道幅共に厳しくなるのでここからは青色のアルペンルート。マッターホルンがだいぶ近くに見えてきました。

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険しい道を、時折心折れそうになりながらも、ゆっくり、確実に歩を進めて約三時間。ようやく念願のヘルンリ小屋が間近に見えてきました!

(途中の写真は、お客様の記念になるようご本人のスマホで撮影したので手持ちがあまりありません。ご了承ください)

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マッターホルンの足元にそびえるヘルンリ小屋。ほぼ真下から見上げるマッターホルンの迫力に圧倒されます。

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周囲の絶景もバッチリ。アルプスのど真ん中。雄大な山々と氷河の景色を一望できます。

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室内の様子。窓からも絶景。お昼時は、ちょうどマッターホルン登頂を果たした方々がくつろいでらっしゃる時間なので、あちこちにザイルやピッケル、ヘルメットなどガチの装備をつけたリュックが置いてあり、気分だけでもアルピニストを味わえます。

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帰り道。来るときは登るのに必死だったけど、復路で改めてみるととんでもない標高差と険しい山肌を歩いてきたのがわかります。お客様も「えっここ歩いて来たんですか?」と。はい、歩いて来ましたよ~

今回、ヘルンリ小屋登頂!という夢の為に日本でトレーニングを積んだものの、アルペンルートは初めて、との事で、最初は「行けるところまで行ければ…」と自信なさげでしたが、ゆっくりペースでしっかり足元を見つつ、最後まで歩けました☆

夢が叶い、これで”自信がつきました”との事。。。

そういっていただけると、現地ガイドとしてもとても嬉しいです。

お客様の、一生に一度の旅のお手伝い。人生が変わるかもしれないきっかけに自分が立ち会っているんだなぁ、と感じます。

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無事にヘルンリ小屋登頂を終え、帰りのバスでは運転席に牛さんのミニぬいぐるみが並んでいました。

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そして、ヘルンリ小屋でしか買えないモンベル・ヘルンリ小屋Tシャツ。

右のタグ付きが今年のカラー。ミントブルーが可愛い。お客様とお揃いで購入しました。

左のワインレッドは去年のカラー。これで二枚になったぞ♪ 毎年揃えるのも面白そうですね。

今夏は日本人観光客の方も増え、今日もツアーで登ってる方がいらっしゃいました。

ツアーもワイワイと楽しいですが、マイペースで登りたい方、ツアーだとみんなのペースについていけるか不安…という方は、プライベートガイドがお勧めです。

夢みてるけど躊躇してる方、一度お問い合わせしてみて下さいね♪

アルプスでお待ちしています。

 

***おまけ:本日のワン****

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本日唯一、ヘルンリ小屋登頂したワンがこちら。

マロン色でサマーカットして短かったけどクリクリの毛でした。

犬種名はわかりませんが、ヨーロッパで時折見る、トリュフ探索犬かもしれません。

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