パタゴニアトレッキング パタゴニア最後の日。フエゴ島の国立公園散策

Buenos dias!

ウシュアイア滞在中。昨晩の雨で山の上には降雪がありました。初夏なんですけどね。
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地の果て号に乗車しました!
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世界で最も南を走る列車で、かつては囚人を乗せて木材を切り出しに行っていた蒸気機関車です。
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こうしてみると南極までもう少し。アンデス山脈から北極までがうっすらとつながっているのがわかります。
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ゆっくりと国立公園内を走ります。
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囚人が木を切り尽くした風景です。
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ビーグル水道沿いを散策します。
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ドッグオーキッド
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世界で最も南にある郵便局へ。
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ハガキやパスポートにスタンプを押してもらいました。
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なんと到着は3週間後とのこと。年が明けていますね!
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そしてここは南北アメリカ大陸の国々を結ぶ幹線道路、パンアメリカンハイウェイの終着点でもあります。
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やはり地の果て!
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パタゴニアの大地、地球の裏側南緯55度の世界からお届けしました!
原田

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パタゴニアトレッキング 地の果て到着。ウシュアイア!

Buenos dias!

今日でカラファテとお別れ。朝日を浴びながら空港へ移動します。
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カラファテから日本まで16987km。まるで直行便があるかのような絵ですね!
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アルゼンチン航空で!
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南米大陸を飛び越えフエゴ島上空へ。
1520年、世界一周の航海の途上でマゼランがマゼラン海峡を通過した際に煙が上がっていたことからフエゴ(火)の島となりました。
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ウシュアイアに到着!こちらはホテルからのビーグル水道の眺めです。
チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年にかけて行ったビーグル号による地球一周航海の際の経路で、ビーグル号から水道の名前をとりました。
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少し休んで軽くハイキング。
ホテルの裏山からマルティアル氷河方面へ。
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小川のせせらぎを聞き、木漏れ日を感じながらのハイキング。
奥には氷河も見えています。
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午後は雨が降ってきましたが、素敵なカフェでお茶をいただきながら良い時間を過ごせました。
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短いウシュアイア滞在ですが、楽しみましょう!
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原田

おまけ
ビーグル水道にかかる虹をホテルから
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パタゴニアトレッキング ペリトモレノ氷河を堪能

Buenos dias!

本日はエルカラファテからペリトモレノ氷河へ!
エルカラファテのモニュメントからスタート。
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ここアルヘンティーノ湖は山からの水と氷河が溶けた水が別方向から入り込んでいます。この草原部分も夏になれば氷河が溶けて水で埋まっていきます。
影でCalafateと浮かんでいますね!
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ペリトモレノ氷河へ出発!
ガイドのクリスティアーノはマテ茶を楽しんでいます。
ストローに秘密があるんです。フィルターになっており、茶葉を吸い込まないようになっています。
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プラスチック容器は便利だけど、かぼちゃの皮で作ったもののほうがフレーバーが出て上等です。
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ペリトモレノ氷河に到着!
幅は3キロ、高さ50-60mの氷壁。水面下には140mも氷が沈んでいます。世界有数の巨大氷河です。
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ペリトモレノ氷河は数少ない”成長し続けている氷河”と言われますが、ここ3年ほどは急速に後退が進んでいるようです。
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1日に1.5mも進むという氷河。崩落の瞬間も見ることができました!
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氷をキャッチしてウイスキーと飲みます。
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その後も氷河周辺をじっくり一回り。世界でここにしかない景観を堪能できました!
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原田

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パタゴニアトレッキング フィッツロイ見えました!

Buenos dias!

本日はエルチャルテン最終日。一番天気がよさそうです!
完全なフィッツロイと、”世界一登頂の難しい山”セロトーレまで見たいという気持ちでトーレルートをのぼりました。
グランデ氷河とトーレ氷河までは見えたのですが、セロトーレは残念ながら見ることができませんでした!
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日当たりのいい斜面にはアネモネが咲いていました。
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午前中の軽ハイキングを楽しみ街でランチをしていると…
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フィッツロイが完全に見えました!
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エルチャルテン最終日に、パタゴニアの神様が微笑んでくれたようです。本当に見れてよかった!
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その後は後ろ髪をひかれながらもエルチャルテンを後にしエルカラファテに移動。
こんなに遠くても、フィッツロイは圧倒的な存在感です。
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青く輝くビエドマ湖を見ながらエルカラファテへ。お疲れ様でした!
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原田

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パタゴニアトレッキング 見えるか?フィッツロイ!

Buenos dias!

本日はフィッツロイを目指すように歩くハイキングです。
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ニレやレンガの森を歩きます。キツツキが突いた跡がありますね。
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ガイドなのに真ん中に陣取ってしまいました!
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ロス・グラシアレス国立公園を歩いていきます。
ピエドラス・ブランカス氷河が綺麗に見えました。ゴゴゴと音がしたと思ったら、氷河が一部崩落する瞬間でした!
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フィッツロイがほぼほぼ見えていたのですが…もう少し!明日へのお楽しみですね。
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下山中にはボルダリングスポットも。全く登れませんが憧れます。少し触らせてもらって、雰囲気だけ味わってきました!
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国立公園の中を一巡り。ピエドラス・ブランカス氷河も美しく、フィッツロイもほぼほぼ見えました!
お疲れ様でした!
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おまけ
カラカラがキャンプ客のおこぼれを狙っています。
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原田

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パタゴニアトレッキング アルゼンチン入国。エルチャルテン到着!

Buenos dias!

名残惜しいですがパイネにお別れし、チリからアルゼンチンへ!

国境ではゲートを2つ通らなくてはならないのですが、どちらも「本当に国境?」という感じ。
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看板犬がしっかり見張ります。
我々の車もしっかり追いかけられました。ちゃんと検査したのか!?と言わんばかりです。(ちゃんと入国許可は降りています!)
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乾燥したステップ地帯を果てしなく進みます。
途中のラ・レオナで休憩。
レオナというのはメスのピューマの意味。1877年にペリトモレノ氏(科学者・探検家)がメスのピューマに襲われたことからその名前がつきました。
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また1905年には有名なアメリカの強盗ブッチキャシディ、サンダンス・キッド、ヘレンペイジらが宿泊していたという事件でも有名です。
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雲に隠れていますが、フィッツロイがついに見えてきました!
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エルチャルテンについに到着しました!
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パタゴニアを代表する山フィッツロイや世界で最も登攀が難しいといわれる山セロトーレへの基地でもあります。

山頂が隠れてしまい残念ですが、明日へ期待です!
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原田

おまけ
コンドルも飛んできてくれました。
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パタゴニアトレッキング グレイ氷河クルーズ

Buenos dias!

パイネ滞在、本日はグレイ氷河クルーズに行きました。
パタゴニア大氷原は世界で3番目に広い氷河で、グレイ氷河はその一部です。
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クルーズ船までは砂利道のようになっていて少し不思議です。
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すでに見えてきました!氷河の一部がちぎれて流れてきています。
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氷を拾うと、それは透明で宝石のよう。密度が高いのがわかります。
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クルーズに出発!
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パイネグランデをバックに進みます。氷河からの風は強く冷たい!
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近づいてきました!
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表面は白っぽい氷河ですが、奥底は青く神秘的です。青以外の光は吸収してしまうからだとか。
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氷河からちぎれた氷をフィッシングします。ピスコサワーやカラファテサワー飲むのは贅沢ですね!
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お疲れ様でした!
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パイネ滞在もあっという間でした。次は国境を越えてアルゼンチンへ!
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原田

おまけのキツツキ
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パタゴニアトレッキング パタゴニアのお花と展望ハイキング

Buenos dias!

本日もパイネ国立公園から。朝、部屋の前からこの景色が見られるのは素晴らしい!
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今日は予定を変更しパイネ満喫ツアー&軽ハイキングです。

さっそくグアナコが出迎えてくれました。子供はおそらく生後5日以内です。
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湖越しのパイネ。
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パタゴニアを彩るお花にたくさん会うことができました!

カラファテ。
「その実を食べれば、パタゴニアを再訪する」という言い伝えがあります。
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ワイルドピー
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レディーススリッパ。不思議な構造の花ですね!
アツモリソウの仲間で日本では絶滅危惧種です。
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ノトロ。パタゴニアの春を彩る赤い花です。生命力が強く、氷河が後退して最初に生えてくるそうです。
パイネをバックに!
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山火事があり、木が全て燃えてしまっています。
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この広範囲。火災の原因はいずれも人の手によるものです。敬意を持って自然を楽しまなくてはいけないですね。
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展望台からの眺めは絶景でした!
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サルトグランデ。氷河の湖から湖へ、この滝で水がつながっています。
水も風も流れに圧縮されて、常に強風が吹きます。
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パタゴニアの強風は夏だけ。海からの風が氷河に冷やされ山を跨ぎ、勢いを持って吹き荒れます。
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パイネの構造です。
堆積岩の下からマグマが風船のように押し上げ、その後氷河が鋭利に削りました。
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パイネの成り立ちから動植物まで1日かけて感じることができました!

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パタゴニアトレッキング パイネに到着。山塊を部屋から一望。

Buenos dias!

プンタアレナス、マゼラン海峡の朝。世界の果ての水平線から日が登ります。
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9号線を北上してパイネへ。
ダチョウの仲間のニャンドゥやコンドル、フラミンゴ、アルパカの一種グアナコなどに出会いながら、真っ直ぐに伸びるRuta del Fin del Mundo(世界の果てルート)をひた走ります。
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途中の街プエルトナタレスに到着。フィヨルドの海越しにパイネグランデが見えてきました!
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ランチではアサードを。
香辛料をほとんど使わずに、粗塩のみで約4~5時間も遠赤外線でじっくりと焼き上げます。
牛のアサードが一般的ですが、パタゴニアでは羊です。
油も甘く美味しい!定員さんの提案より少なめに頼んだはずですが、それでもかなり多かったです。
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生演奏まで堪能しました。
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また車を走らせてしばらくすると、パイネの全貌が見えてきました!
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氷河の湖は、氷が削り取った鉱物を多く含み青く染まっています。
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3泊するパイネの滞在地、リオセラーノホテルに到着です!
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これ以上ない最高の立地。部屋の窓からパイネの山々が正面に。夢かと思うような光景です。
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今日は日中は暖かく、ホテル前の川で水浴びをする人も。
クエルノ峰、グランデ峰、そしてトーレス・デル・パイネ峰の3つの山塊が見えています。
1200万年前、堆積岩の地層の下にマグマ侵入し固まりました。マグマは固まって花崗岩となります。そしてそれらが氷河で削られていきます。
こうして、上部には黒い堆積岩、下部には頑丈な花崗岩を持つ2色の岩山が誕生しました。
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夕食もこの光景を堪能しながら。
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お部屋からもごゆっくり、この筆舌に尽くしがたい光景をご覧ください。
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明日はしっかりハイキング。さらにパイネの魅力に接近します!
原田

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パタゴニアトレッキング チリ到着!南米大陸最南端のプンタアレナス

Buenos dias!

本日から始まるのは、地の果てパタゴニアを巡るトレッキングツアーです!
日本からカナダを経由してはるばる到着しました!

写真はサンチャゴープンタアレナス間の飛行機内から。これからこの険しくも美しい山々を訪れると思うとワクワクしますね!
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プンタアレナスはマゼラン海峡に面したパタゴニアの中心都市。南アメリカ大陸最南端の都市です。
プンタアレナスは1849年に建設されました。移民用の植民地として、また問題のある軍人に懲罰を与える流刑地でした。
パナマ運河が開通するまで海上交通の要所として栄えました。
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ここが大陸の終点。マゼラン海峡をバックに。
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大航海時代のポルトガル出身のスペインの航海者マゼラン。1520年10月21日に西の海へと抜ける海峡を見つけました。

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足元には2種族の先住民が。征服者と非征服者の残酷な関係を感じてしまいます。
このアラカルフ族の足先を触ると無事航海を終えることができるという言い伝えがあります。旅の無事を願い、触っておきましょう!
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まずは長旅お疲れ様でした。明日からは国立公園エリアに移動、パタゴニアらしい山の景色が待っています!
原田

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