【サンモリッツ】専属ガイドDay2:エンガディンと言えばここ!セガンティーニ小屋

こんにちは、本日もサンモリッツから吉原です。

二日目は、サンモリッツがあるエンガディン地方のアイコン的存在、とも言える場所、セガンティーニ小屋を目指します。

ここは、当エリアの美しい風景画で知られる画家、セガンティーニが実際に住んでいた山小屋、かつそこで亡くなったことで有名。

また、彼の代表作・「生」「自然」「死」のうち「自然」の背景となっている景色である事からも、一般のハイカーのみならず、セガンティーニファンにも人気のルートです。

標高差は約400m。急こう配の坂、切り立った崖沿い、一部ロープのあるコース・・・と、全くの初心者にはお勧めできませんが、山を歩いた経験が多少あるなら、そして極度の高所恐怖症でない方なら問題なく行けるでしょう。

…て事で本日も快晴☆

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歩き始め地点にて、”こっちの方がベルニナ山群ですよ~”とやっていただきました♪

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ちょうどPiz Berninaが入るように配置されたオブジェ。インスタ映えるねぇ。

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北斜面は、三日前の雨が雪となり一部軽く雪渓状態に。

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昨日のコースは基本下りでしたが、今日はがっつり登りです!時折休息をとりつつゆっくり歩を進めます。

こういう時、いつもこころに浮かぶのが、このイタリア語のことわざ。

Chi va piano, va lontano e va sano.

~ゆっくり行く者は、遠くまでかつ健やかに行くことができる~

…山を歩いていると、時折「オレの方が早いぜマウント」とってくる人が国籍問わずいるんですけど、山歩きは競争ではございません。個人と自然との対話。己の力、ペースをしっかり把握して進むものだけが、無事目的に到達でき、また無事に帰る事ができるのです。そしてこのことわざはもちろん人生そのものにおいても通用しますね♪

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ガレ場もあるけど、いい感じに石を配置して歩きやすい。

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山の裏手を回り込んで山小屋直下あたりまで進むと、再びサンモリッツの街及び湖が見えてきます。美しい。

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あと一息!

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到着~~~☆

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ランチ~~~。ここはシンプルな山小屋、しかも野郎だけでやってるのでメニューは当地の郷土料理・大麦のスープ一択です。その素朴さもいいね。

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山小屋の壁には、彼の死を悼む石碑が埋め込まれてあります。この自然の石のラインが素敵。

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小屋を後にして。絶景が名残惜しく度々立ち止まりたくなります。

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途中、こんな感じでロープを伝って歩く部分もあるので慎重に。

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でも、当地方の最高峰が連なる山脈と氷河を眺めながら歩くのは格別です。

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最後はチェアリフトで街まで。

お疲れ様でした☆

***おまけ:今日のワン*****

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フワッフワの毛が育ちの良さを感じさせるコリーちゃん。最近はこの元祖?コリーも再び見かけるようになりました。

 

 

 

 

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