【ツェルマット】ピーカン☆の中、深雪マッターホルンビューハイキング

こんにちは!本日もツェルマットからお送りします。

雪の中の昨日とは打って変わって、予報通り本日はピーカーーーン☆

そんな中、マッターホルンが最も間近に見えるコース、トロッケナーシュテッグからシュワルツゼーに向けての「マッターホルン・グレーシャートレイル」を目指してまいります。

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すでに夏のシーズンは着々と終わりを迎えており、シュワルツゼー経由のゴンドラはクローズ。

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よって、フーリからトロッケナーシュテッグ直通の巨大ロープウェイにて。通時運行のゴンドラと違うので、待つ人でごった返す乗り場。。。

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普段とは少し違った角度から見る景色も素敵。

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新雪を求め、今日はスキーヤー、ボーダーがたくさんいました。

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このコースは、たくさん氷河湖・山上湖があり、それぞれで表情の違う逆さマッターホルンを見られるので個人的にお気に入りポイントです。

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乗り場直下の一番大きな湖にて。

マッターホルンが真正面から迎えてくれます。

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…しかし、これだけ標高が高いので積雪も結構ありました。

そしてあさイチなので踏み跡もまばら。なので行けるところまで行ってみよう!という事に。

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ヴァイスホルンを背景に先を行くファミリーさん。

冠雪した山々が美しい…

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360度くっきりな視界!

北部のユングフラウ地方の山並みも一望。

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大きな湖より先は、先行者の踏み跡が一組ぶんくらいしかなく、深いところでは20cmは足が埋まるほど。なので先行する私が踏み跡を大きく作りつつ、ラッセル係しながら進みます。

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ニンゲンの踏み跡と共に野ウサギの足跡も。

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よりマッターホルンが間近になる湖では、湖面に薄氷が張っていました。

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凍っていない部分まで来ると逆さが映ったので、そこまで行ってみる。ここは誰の踏み跡もなく、新雪をギュッギュッと踏みならしつつ進む。この音がとても気持ちいいです。

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逆さアップ。薄氷がレイヤーになって美しい。

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雪が深いと、やはり一歩一歩に体力を使うし時間もかかります。

この後、展望台に行かれる予定の為、またこの先はガレ場の下りになる為、時間とコンディションを考慮して本日はここまでにして後は引き返します。

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その後、後から来るハイカーが増えたので、帰りは踏み跡がしっかりしてきているのがわかります。

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帰り道、逆さクライン・マッターホルンと逆さブライトホルンが見える湖も発見♪

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全コース制覇にはなりませんでしたが、初めてのスイスで最高の晴天の中、思わぬ雪中ハイクとなり、とても喜んでいただけました。ガイドとしても嬉しい限りです♪

※※※ 当コースを熟知しているので、踏み跡が少なくても、またはなくても歩いて行けました。雪で見えないだけで、現地は岩場や沢が点在する場所です。初めての方には大変危険ですのでくれぐれも真似しないようにしましょう。帰りも、軽い気持ちで来たらしいラフな格好の若いアジア系カップルがいましたが、絶対にお勧めしません。。。

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展望台行きの乗り場でもスキーヤーがたくさん。

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〆は、絶景を眺めながらのボロニエーゼ。

 

***おまけ:今日のワン*******

コースでは出会いませんでした。さすがに。

なので、前日コープ入口前で、長い事主を待っていた二匹の穏やか大型犬。レトリバー系? 通りすがりのいろんな方からナデナデされていました。

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