9月5日 Rotstock小屋、ゼフィーネン峠

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

私の今年のスイスの滞在も残り少なくなり、今は今シーズン最後のグリンデルワルドに来ています。

そして今回は、今シーズン最後となるだろう個人ハイキングに行ってきました。

行き先はRotstock小屋とゼフィーネン峠です。

シルトホルン展望台から見て南側にある谷にある小屋と、その谷を西側まで上り詰めると到着する峠です。

今回はミューレンからアプローチしましたが、シルトホルンゴンドラの中間駅ビルグからのが登り量が少なくなり負荷は減るかと思います。

今回は移動距離を少し稼ぐためにバスを利用してミューレンのゴンドラ駅まで移動します。
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今年から新設されたStechelbergからミューレンのゴンドラ駅まで移動します。
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道中から見るラウターブルーネンの谷も綺麗です。

ミューレンのゴンドラ駅からシルト谷方面まで歩きWaseneggの尾根を越え、尾根の南側をトラバースしながら歩きます。

そのルートをまっすぐ歩き続けると、Rotstock小屋に到着しますが、今回はSefi-Oberbargという少し下側のルートで歩きました。

ここには牛舎があり周辺に牛も多く良く、スイスらしの酪農風景です。

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ちょっとガスがかかっていますが渓谷の迫力が見事です!

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ここからもう少し歩くと最初の目的地、Rotstock小屋に到着します。

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私の小屋での定番、パイとフルーツ系のジュース
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どこの山小屋もそうですが、優しい甘さで登山に疲れた体には優しいです。

小屋でエナジーチャージした後は、本日のメインイベントとなるゼフィーネン峠に向かいます。

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ここからの登りは少し斜度が出てくるのですが、道中は草原が広がりその奥には氷河がある素晴らしい景色のおかげで斜度の厳しさも和らぎます。

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峠まで最後の急斜面、写真中央やや右が本日の目的地です。

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最後は梯子です!

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到着、ゼフィーネン峠です。

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峠からみたGriesalp方面、こちら側に歩き続ける人もいました。
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峠からの戻りは天候も回復しだしてユングフラウ方面も見えてきました。

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小屋は周辺を氷河を抱えた山々に囲まれた草原の中にあり、ここに泊まってGriesalpやKanderstegまで歩いてみるのも面白そうです。

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シルト谷を見下ろせるところまで戻ってくるとギリギリベルナー三山の山頂が見えていました。

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天候が良ければ行きも帰りも素晴らしい景色を堪能できそうです!

ゼフィーネン峠 往復 予想タイム 10時間ほど(ミューレン起点)
距離 約20㎞ 登り下り標高差 約1300m

Rotstock小屋に宿泊すれば負荷は少なくなり、翌日にGriesalpやKanderstegへの遠征も視野に入ります。

また出発をシルトホルンゴンドラの中間駅Birgからにすれば距離で2㎞ほど、登りが500mほど少なくなり、下りが500mほど増えます。

予想タイムとしては1時間ほど短くなり1日で歩く負荷も低くなります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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ドロミテA ジアウ峠からクローダダラーゴへ

Buon giorno!

本日はジアウ峠からクローダダラーゴへのルートです。

ジアウ峠2,236mからスタート。Gusellaをバックに!
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ちょっと険しいところもなんのその。
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ここの登りがちょっときつい。フォルミンに向かって歩きます。
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登り切り!
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ここからは緩やかなくだりです。フォルミンを背にまったり歩きます。
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遅咲きのアルペンローゼとペルモ。
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銀のアザミ。山小屋のお守りとしてドアに飾ることもあるそうです。
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エーデルワイスもたくさん咲いていました。この時期でもまだまだ見ることができます!
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コケモモ。秋を感じます。
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コルチナが見えてきました。ここまできたらラストスパート。
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無事雨にも降られず歩き切ることができました!
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9月と初秋の時期ですが、お花を楽しむことができましたね!

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ドロミテA  秋晴れのトレチーメ1周

Buon giorno!
コルチナより原田です。
本日から9月のドロミテAコースがスタートします!

秋晴れのなかハイキングスタート。
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本日は名物コース。トレチーメ1周です!
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朝日を背にしたトレチーメが美しい。
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一番いい場所でお茶しながら。ゆったりハイキングです。
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トレチーメに近い位置で一周。3つの頂の姿が角度により移り変わっていきます。
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岩壁を登るクライマーを発見。
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今日は暖かく風もなく穏やかな1日。牛ものんびりお昼寝です。
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ハイキング日和に、トレチーメ1周できました。お疲れ様でした!
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9月4日 グローセシャイデック – フィルスト グリンデルワルド

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はツェルマットでもご一緒させていただいたご家族3名様とグリンデルワルドでハイキングです。

コースはグローセシャイデックからフィルストの王道コース。

このコースはグローセシャイデックまで移動するバスも、びっくりするような狭い道を進んでいくので初めての人はこの点でも楽しめます。
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今日は天気予報では曇りだったのですが、良い方に外れてくれ綺麗にアイガーが姿を見せてくれていました。

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このコースは牛との遭遇率が高いのも面白さの一つです。

その牛の中の一匹がまるでカオナシの様な模様DSC02405

氷河をバックに放牧された牛、The スイスです!
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道中で一時、天候が怪しくなった時がありましたが1日ほぼ問題ないレベルのお天気となりハイキング終了まで良い景色を楽しみながら歩けました。

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最後のフィルストまでの登り、バックのWetterhornが応援してくれています!
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ツェルマットよりも長めのコースでしたが無事に歩ききれましたね!

お疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【サンモリッツ】スイスCツアーDay7:ハイキング最終日、Fex谷

皆さんこんにちは、サンモリッツから吉原です。

本日はハイキングも最終日。この地方らしいのどかな風景広がるFex谷にご案内です。

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まずはフルチェラス展望台へ。

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展望台からはこの地方らしい湖が点在する風景が一望できます。

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ちょっと雲は多めですが標高の低めなところを歩くので展望は望めます。

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当地方の一番南端に位置する湖、シルス湖とFex谷を見下ろせるポイントに来ました。

ちょっと水分補給がてら休憩していると、嬉しいサプライズが…!

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参加者さんの中に歌の上手い方がいらして、このアルプスらしい眺望の中、♪エーデルワイス♪をご披露下さいました☆ 拍手喝采、盛り上がりましてありがとうございます♡

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台地にのんびり放牧されている牛さん達

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途中から雨が降ってきたので下りは割愛。谷に下り切る手前でも放牧がされており、コースのど真ん中に牛さんが鎮座し譲ってくれないのでじっと待つ参加者さん。牛は基本大人しいですが、巨大な動物なので無駄に刺激しないのが鉄則です。

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さて、お楽しみのランチ。谷の中ほどにある集落Crastaにて、ホテルレストランランチ。

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このホテルSonneは、内装がとても可愛らしいです。昔の調度品が品よく飾ってあって、廊下を通るだけでプチミュージアム気分。

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そしてお料理も地元の新鮮な素材をふんだんに使ったメニューで美味なのです。

こちらはこの日のイタリア人ウェイターお勧めメニュー。焼き鳥的な串にささったお肉(肉はビーフ)添えのたっぷりサラダプレート。

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↑そしてイタリアにも近いのでイタリアンメニューも充実! 北イタリアの伝統主食ポレンタと、今が旬!高級ポルチーニ茸ソースでいただきます。この地域でも採れるので、おそらくホテルスタッフが採ってきた地場産と思われるフレッシュさ。美味でした。

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↑同じくポルチーニ茸たっぷりのリゾット。

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↑国境を接するイタリアValtellina地方の郷土料理、そば粉パスタPizzoccheri(ピッツォケリ)。チーズたっぷりだけどそば粉なので胃にもたれることなくお勧めです。

※ちなみに私事ですが、ANAの機内誌「翼の王国」2025年9月号にて、このそば粉パスタ文化が特集されております。その現地コーディネーターとして関わったので私の名前も(ビジネスネームHiroko S.)載っていますので、良かったらご覧くださいませ。当地の蕎麦文化とベルニナ線が美しい写真と共に紹介されております。ANA公式サイトにてPDFでも読めます♪

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ホテル前に飾ってあるお花の花器となっているものは、ポレンタをこしらえる用の大鍋なんですよ♪

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Fex谷探訪の後は、コルヴァッチ展望台に行ってみます。

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頂上は思いっきりガスではありましたが…ロープウェイからは当地方のパノラマが楽しめました。

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↑ 天候の為、ロープウェイはほぼ貸し切り状態。それをいいことに普通に資材も積みこまれており、それはそれで貴重な体験でした。

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…と、天気予報とにらみ合いの多かった今回のツアーでしたが、帰りには湖上にくっきりと美しい虹が。そう言えば初日のアッペンツェルハイキングでも虹が見えました☆ 虹で始まり虹で終わる、自然からのプレゼントをいただけた7日間のハイキングDays。

おつきあいいただき、ありがとうございました♡

***おまけ:今日のワン*****

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ハイキング始めのころ、なんとガチの牧人とボーダーコリーが登場!放牧エリアの見回りをされていました。迷子の牛はいないか、水供給のマンホールの具合など。。。

ボーダーコリーは主のそばをずっと離れず、軽い口笛一声で瞬時に動き、それはそれはカッコ良かったです。本来のボーダーコリーとしての生き方!最近は都会で室内飼いされてSNSで可愛い犬ネタとして使われている子を見ますが、それは本当に犬の幸せを考えているのか…?まことに疑問に思うのであった。

 

 

 

 

 

 

 

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【サンモリッツ】スイスCツアーDay6:ロングコースに挑戦☆Boval小屋

皆さんこんにちは、サンモリッツから吉原です。

本日は当ツアーで最も標高差と距離においてハードなコース、Boval(ボヴァール)小屋往復です。

…昨日の晴天はどこへやら、また本日も曇り空。。。

今夏のアルプスは本当に天候不安定。リアルタイムお天気アプリでも、2時間ごとにコロコロ予報が変わって、もう予報ちゃうや~ん!と突っ込みたくなる天気です。

こうなるともう、地元の経験から空を見てその都度予想するのが最も確実性があるという…

しかし本日のコースは、むしろ曇り気味の方が良いコースであります(負け惜しみではない)。なぜなら、氷河のモレーン上をずっと歩くコースで南斜面なので、日陰がなく晴天だとかなり暑くなるから。あまり暑いと歩く距離や上り斜面以上に暑さに疲れてしまうので、今日はそのリスクがないからむしろラッキーです。

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本日も、世界遺産鉄道ベルニナ線に乗り、Morteratschで下車。

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駅から歩くとすぐに、氷河の谷を下から行く平坦コースと、Boval小屋を目指す上コースとの分岐に差し掛かります。分岐点にて出発前の集合写真。

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最初は樹林帯ですが、やがて木の間隔が空いてきてモルテラッチ氷河の全貌が見えてきます。

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見事…ではありますが、同時にずいぶん融解が進んでいるのも見受けられ、複雑な心境。

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ずっとモレーン上をひたすら上ってきた後、最後の最後でダメ押しでさらに急な勾配になります。氷河が削った荒々しい景色を間近に望みながら、最後のひと踏ん張り!笑顔が見えるので大丈夫ですね♪

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Diavolezza展望台から見えるPers氷河との合流点も見えてきたら、もう少しで~す!

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一足先に着いた健脚組が、上から手を振って待っていてくれました♪

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着いたど~。山小屋テラスからはこんな雄大な景色が。氷河を上から見下ろせます。

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皆さんの写真を撮っていたら、たまたまいた別のハイカーさんが「みんなで撮ってあげるよ」という事で、一番左に私も写って総勢10名で記念撮影。

この小屋の楽しいところは、それなりにハードなので、たどり着いた時に先に着いていた他のハイカーさん達が歓迎してくれるところ。そしてまた日本人なので珍しいのでしょうね。スイス、ドイツ系の方が大半なのですが、国籍構わず「やったね~!」という感じで手を挙げてくれたり声をかけてくれて、山での一体感が高まる瞬間。

そして今回、ツアーの中には80歳オーバーの方もいらっしゃり、それを知ったスイス人らしい男性がえらい驚いてハイタッチしてくれました。

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外は寒かったので小屋の中でランチ。オープンキッチンになっていて、スイスの定番ジャガイモのロシュティを頼んだところ、薪キッチンで丁寧に作ってくれました☆

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そして出てきたロシュティがこちらwww

若い女の子が盛り付け担当で、具材で顔をこしらえるという遊び心が可愛い♡

もちろん味も格別でした。やっぱり薪で料理すると遠赤外線効果か、料理の味、温かみが違うように思います。

宿泊もやってるので、是非一度泊まりたいな、と思いました。

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小屋に別れを告げ…

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また来た道を戻ります。

雲は低めでしたがほとんど降られる事もなく、全員で目標に到達できた一日でした。

お疲れ様でした。

***おまけ:今日のワン*****

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レトリバー?のようで違うワンちゃん。レトリバーの入った雑種かなと思って主さんに話を聞くと、ちょっと聞いた事ない別犬種の純粋種だそうです。足先が白くてまるでソックスを履いているようで可愛い。

前脚に古傷があるのか、軽くだけどびっこひきひき歩いていて、のちに途中で休んでいるところに再び合流。その後は小屋ではお会いしなかったので、おそらく途中で引き返したのでしょう。ワンちゃんに無理させない優しい飼い主さんでした♡

 

 

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9月1日 3湖巡り ツェルマット

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はツェルマットでご家族3名様のハイキングガイドでした。

お天気は残念ながら雨模様で、小雨でのスタートとなりました。

ブラウヘルドからゆっくりとステリゼーを目指します。

途中で斜面に何か動くものがあり確認してみると白黒のヤギが雨の中集団で移動していました。

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ステリゼーに到着!

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ガスで隠れていますが、奥にはフィンデルン氷河も見えています。

その後はグリュンジゼーを目指します。

一時はガスに覆われましたが、グリュンジゼーに到着するときには抜けてくれ、幻想的な雰囲気となりました。

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少しずつ天気も落ちつきグリュンジゼーの湖面には周辺の木々が綺麗に映り込んでいました。

ハイキング終盤は天気も回復傾向となりフィンデルンの集落が良い雰囲気で姿をあらわしてくれました。

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最後のライゼーでは、ガーベルホルンの映り込みを見ることもできました。

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無事に3つの湖を歩くことが出来ました!

お疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【サンモリッツ】スイスCツアーDay5:ピーカン☆セガンティーニ小屋を訪ねる

皆さんこんにちは、サンモリッツから吉原です。

本日は、ようやく来たキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

一日スッキリ晴天予報!そして朝からその通りいい天気♪

最も晴れて欲しかった日なのでガイドとしても大変嬉しいです。

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上り行くケーブルカーと共にテンションも上がるぅ~

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雲がない~♪ 気持ちいい~。そして映るケーブルカーの影が可愛らしい(ナウシカのオウムっぽくない?)

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雨が、空気中のチリも洗い流してくれてとっても澄んだいい空気です。

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出発前、全員でパチリ。

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スイスの旗もいつになく生き生きとはためいております。

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標高2500m付近は、すでに秋の気配。エリカが群生していました。

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ケーブルカー降り場からはしばし下り。その後は山の裏手を割と急な上りが続きます。

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まぁまぁ急な上りが続きます。でもそれだからこそ、一歩一歩進むたびに見える景色が変わって来て楽しい。左背後に見える白い線は、最初に歩いて来た道。

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改めて景色が見渡せる場所に来ると、またこの地方らしい湖が点在する景色が一望☆

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先に行く方々がまるで天空に向かって行くように見えます。

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頑張った先には…セガンティーニが待っていてくれている!

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みんなで登頂記念☆

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絶景を見ながらのんびりピクニックランチ。風もなく穏やかで気持ちいい。

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ドリンクオーダーのカウンターがある小部屋には、セガンティーニの写真とここからの景色を背景に描かれた一枚を含む「三部作」の写真も飾られております。

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ここ~、ここに行ったんだよ♪ と小屋を指さして。下りの始めにて。

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下りは、急斜面の細い道や切り立った岩場があり、ところどころロープが必要な場所もあります。

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下り途中の休憩も絶景。

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〆はのんびりチェアリフトで、最後まで快晴の中の最高なハイキングとなりました。

本日もお疲れ様でした。

***おまけ:今日のワン*****

今日は快晴かつ日曜日だった事もあってか、ワンコもたくさん来てました☆

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↑モフモフわんこ。我が家のワンコと似ているので話しかけたところ、やはり同じ血が入ってました♪ この子はベルガマスコ犬(うちの子)とジャーマンシェパードのミックスだそうです。珍しい!

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上から降りてきたクルクル毛の子。サマーカットでスッキリ。

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上の子と似てるけどより大きい子。

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ゴール付近にて。ヨーロッパで流行のオーストラリアン・シェパート。いろんな色ミックスが可愛い♡

 

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【サンモリッツ】スイスCツアーDay4:世界遺産ベルニナ線沿線探求~氷河公園とDiavolezza展望台~

皆さんこんにちは、サンモリッツからお送りします吉原です。

スイスCツアー、第二部サンモリッツの初日。

あいにく本日も朝から雨。

本来のハイキング予定コースは峠になっているので、通常さらに荒れ模様な事が多いです。

実際電車で付近まで行ってみると、雨こそやんでいたものの、風もあり何より寒い…

峠というのは風の通り道なので晴天の日でも風がありがち。さらに荒れ模様の日だとより天候も不安定になり気圧の違う空気のぶつかり合いで雷も発生しやすく。万が一雷がなってもここは逃げ場のない吹きっさらしの場所なので、こちらもハイキングコースは車窓から眺めていただく事としました。

その代わり… この沿線の穴場、とっておきの貴重な自然遺産が観察できる場所にご案内!それが、こちら「Gletschergarten~氷河公園~」です。

ちなみにベルニナ峠を越えた先南側はイタリア語圏になるので、Giardino dei ghiacciaiとイタリア語表記もあります。ホームだ♪

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場所は、アルプ・グリュム駅の一駅先、Cavaglia駅から徒歩5分

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この氷河公園イメージキャラクターである巨人、Grummo(グルンモ)が駅でお出迎えしてくれます。

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氷河期後期、氷河が融解していく過程で、氷河の底面を流れる川に流されていく石が作った、巨大な穴が大小合わせて全部で30以上も観察できます。とても自然にできたとは思えないような綺麗な丸い形をしていて、深い穴では底まで16m以上もあるものも!

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穴のひとつにはハシゴがかけられており、誰でも自由に底まで下りていくことができます。

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穴の深さ、伝わるかな…?

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グリンデルワルドのTrummelbachを彷彿とさせる、迫力満点の渓谷ウォークコーナーもあり、今もリアルタイムで水の流れが少しずつ自然の景観に変化を与えている現場を実感する事ができます。

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公園の出口付近では、世界遺産鉄道ベルニナ線が至近距離を通るので写真撮影も♪

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スイス国内、他所にも同様の氷河の穴が観察できる場所はありますが、こんなに多数がまとまって、そして完全な形で保存されている場所は私が知る限り他にありません。とっても貴重な場所だと思います。

そしてなんとこの公園、入園料”無料”なんです! それは、地元の有志(個人・企業問わず)の寄付により公園の整備とメンテが行われているからなんですね~。

スイスの方の、地元愛そして貴重なものを守ろう、みんな等しく楽しめるように…という意識の高さに脱帽です。公園の入口と出口に、このような募金箱(募金石?)があります。岩をくりぬいてあるので盗難絶対不可なところもすごいww

こんな貴重な自然遺産を拝観した後は、その気持ちとしてお賽銭を忘れずに。我々もチャリンしてきましたよ。

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その後は、沿線で有名なDiavolezza展望台に上るべく、最寄り駅へ。

箱根登山鉄道と姉妹鉄道になっているので、そこから寄贈された立派な木の看板があります。

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ピークはギリ見えたり見えなかったりでしたが、美しい山並みと氷河を楽しめました。

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氷河を間近に見ながらパノラマランチ☆ ガイドはがっつりハンバーガー。ここのバーガー美味しいんです。ポテトも揚げ立てで美味しい♪ お勧めです。

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下りる頃にはさらに天候も回復傾向で、電車で通ってきたばかりのラゴビアンコとその向こうの山並みが良く見えました♪

本日もお疲れ様でした。

***おまけ:今日のワン*****

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行きの電車内にて。到着駅近くまで、いる事に全く気付かないくらいとっても大人しくBoxに収まっていたワンちゃん。自分の落ち着く居場所なんでしょうねぇ。中からじっと外をうかがうつぶらな目がキュートすぎました( *´艸`)

万が一の為にタオルしいてあるところもさすがスイスの飼い主さんです。

 

 

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8月30日 テスタグリジア、氷河トレイル、カラマツトレイル

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はツェルマットで山岳交通機関を使って一番遠くまで行ってきました。

その場所はテスタグリジアです。

まずはトロッケナーシュテークからマッターホルンパラダイスに向かいます。

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そしてパラダイスでイタリア方面に下るアルパインクロッシングに乗ります。

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そして、このロープウェイのルート下は氷河スキー場

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8月なのですが多くの人がスキーやスノーボードを楽しんでいました。

テスタグリジアの駅舎の扉はスイスとイタリアの国旗をあしらっています。
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唯一の山小屋レストラン

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標高が高いだけになかなか年季が入った感じとなっています。

このテスタグリジアはまだスイスで、ここから先、イタリア側に行くにはロープウェイに乗りチェルビニアまで降りていきます。

今回はテスタグリジアを見学した後は引き返してパラダイスの展望台まで登りました。

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ちょっと雲が出ていましたが、良い雰囲気の景色でした。

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展望台の後はトロッケナーシュテークまでくだりグレーシャートレイル(氷河コース)を歩きました。

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トロッケナーシュテークからテオドール湖の脇を抜けてイタリアとの国境となっている3500mクラスの尾根と、その尾根に張り付いている氷河を見ながら歩くコースです。

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ルートは岩場が多いですが氷河が近く、とても迫力があります。

時期によってはもっと近くに氷河を見ることができます。

今回は標高の高いところに雲がかかっていたためマッターホルンは見えませんでしたが、天気が良ければマッターホルンの東壁の真下を歩け、マッターホルンの迫力をまじかに感じられます。

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このルートの終点はシュワルツゼーまでです。

シュワルツゼーに到着したらホテルシュワルツゼーの前にある展望ポイントで小休止。

この場所もマッターホルンが見えていれば最高の展望ポイントです。

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氷河トレイルだけなら6.5㎞ほどで登り200m弱、下り550mほどでなので、今回はこのルートにプラスしてシュワルツゼーからフーリまで追加で歩いてみることにしました。

コース名もあり Lärchenweg カラマツコース と言います。

シュワルツゼーから下りだしてすぐは森林限界も超えており視界が広がるとても気持ち良いルートです。

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後半は少し森林帯に入りますがゴールのフーリまでくるとまた視界が広がりお勧めのコースです。

またカラマツコースと名前がついているように秋になるとコースのカラマツが綺麗に黄色に色づくそうです。

ただ少し下りの斜度がきついので腿やひざにあまり負荷がかかりすぎないように歩くとよいです。

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グレーシャートレイル:氷河コース
距離:6.5㎞ほど 登り標高:200m弱、下り標高:550mほど
推定時間は3時間程度、スタートが3000m近いので天候や時期によっては気温が低く服装に注意が必要です。

Lärchenweg:カラマツコース
距離:4㎞ほど 登り標高:ほぼ0m、下り標高:750mほど
推定時間は2-3時間程度、下りの標高差が多いのと斜面が急なため膝が弱い人はもう少し時間がかかるかもしれません。途中のエスケープルートもないので不安がある方は無理しないほうがよさそうです。

ツェルマットは日が短くなり気温がぐっと低くなってきました。

今日も標高3500m付近は昨晩雪が降ったようで上部の氷河の上には新雪が乗っていました。

スイスのハイキングシーズンはもう終盤ですね。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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