6/22発ドロミテB ラテマール周遊ハイキング

6/22発ドロミテBコース、ハイキング2日目はラテマールに迫るハイキングです。
今日は早めの8:00のバスを利用、スタート地点となるプレダッツォのゴンドラ乗り場へ。バスの車窓から見えた川にはカティナッツォが映り込んでいました。
イタリアの路線バスは停留所の名前が表示されないので目的地までは緊張感が続きます。
IMG_0047
プレダッツォに到着。ゴンドラ乗り場にはジャンプ台がありジャンパーのモニュメントも。
IMG_0046

IMG_0049

ゴンドラとリフトを乗り継いでパッソ・フェウド₍峠₎へ。リフトからはのんびり草を食む牛たちも。
IMG_0066

ラテマール山塊が間近に聳え、トーリ・デ・ピサ小屋が見えています。
IMG_0079

ドロミテ東側の展望も抜群!マルモラーダ、セラ、以外にも、なんとアンテラオやペルモも見えています!チベッタはてっぺんが!
IMG_0080

歩き始めて反対側には雪を抱くアルプス方面の山々が。もしかして??
南チロル最高峰オルトレスが!!!
IMG_0119
IMG_0121

足元にはまたお花が咲き乱れて撮影の手が止まりせん。
IMG_0124

順調に進み休憩スペースのある分岐に到着。時間もたっぷりあるので絶景を求めて行けるところまで登ってみることにしました。
IMG_0133
IMG_0112

少し登ってみるとやっぱりありました!!エーデルワイスの群生地!
まだ小さい花が可憐に咲いていました。
IMG_0160

IMG_0157

さらにもう少し展望の良いところを目指して小屋の方へ登ってみることに。
IMG_0170

途中はいろんな登りがあり。
IMG_0179
IMG_0196

小屋までたどり着くと展望も抜群でした。
IMG_0206
IMG_0226
IMG_0217

そして分岐に戻り全員でラテマール直下を歩きオベルホルツ小屋へ。
このラテマールの眺めはすごいです。「柱状節理のおばけだ!!」という名言も出ました!
IMG_0151
IMG_0294
IMG_0301
IMG_0312
IMG_0324
IMG_0359
IMG_0367

オベルホルツ小屋に到着!リフトも直結しています。小休憩してリフトで下山。
IMG_0375
IMG_0376

ラテマールの北側を回り込んでカレッツァ湖に立ち寄りホテルへと戻ります。
IMG_0398

お疲れさまでした!!!

足立真子

カテゴリー: イタリア, ドロミテ | コメントをどうぞ

6/22発ドロミテB ヴァルバチン高原パノラマハイキング

6/22発ドロミテBス、今回から1日長い12日間コースとなりました。初日のハイキングはヴァルバチン高原のパノラマハイキング。
早朝、ローゼンガルテン₍カティナッツォ山群₎が赤く染まり、今日もお天気良さそうです!
IMG_0008

ホテル最寄りのバス停から路線バスを利用、隣町のゴンドラ乗り場へ向かいます。
IMG_0041

ゴンドラとリフトを乗り継いでいよいよハイキングスタート!道標の奥に続く稜線をマルモラーダに向かって歩くパノラマコース。どれがマルモラーダかわかるでしょうか!?
IMG_0086

後方にはヴィーゴディファッサ背後に聳えるカティナッツォ山群(ローゼンガルテン)、存在感抜群です。
IMG_0101

マルモラーダが直角三角形のように見えるのは西側からの展望ならでは。
左手にはセラ山も。実はその左にはサッソルンゴも見えているのです!ドロミテの名峰が見渡せる絶景コースです!まずは稜線の中で高台を目指します。
IMG_0098

後方にはカティナッツォだけでなく、明日訪ねる名峰ラテマールも少し頭を出しています。
IMG_0108

昨夏にはなかった、変わったオブジェも設置されていました。
IMG_0114

どんどんマルモラーダに近づきます!
IMG_0138

ドロミテ最高峰、唯一氷河を抱くマルモラーダ、氷河部分も見えますね。
IMG_0232

別の稜線からCOL BELへも足を延ばしてみました。ここまでくると、マルモラーダ、サッソルンゴ、セラ山、カティナッツォ、名峰が一度に捉えられる絶景展望台です!
IMG_0267

下りは慎重に。
IMG_0279

途中で出会ったイタリア人女性、「日本の歌を知ってるから一緒に歌いましょう!」と「SKIYAKI SONG」伊日合同合唱団の合唱が始まりました!
IMG_0287

下の山小屋レストランが今日の目的地です。
左に見えている稜線伝いでCOL BELまで行ってきました!
IMG_0310

いろいろなお花にも出会えました!
IMG_0308

初日は晴天の中で気持ちの良い稜線歩きハイキングを楽しみました。
明日はラテマールの西側を歩きます!

足立真子

カテゴリー: イタリア, ドロミテ | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走&バスクの旅

今日はハイキング最終日、ピレネーの終焉ともなるサンセバスティアンにてコーストハイキングを楽しみました。
サンセバスティアン近郊の小さな村からハイキングスタート。
IMG_0014
スタート地点には公衆トイレもあり安心です!入ったら出られなくなりそうな!?気もしますがオートマティックなハイテクです。
IMG_0012
今日のルートはこちら。
IMG_0049
道標もあるので安心です。目指すのはDONOSTIA/SAN SEBASTIAN。
IMG_0053
森の中を歩くうちに海が見えてきます。
IMG_0080
IMG_0076
途中こんな橋も。渡るのはちょっとしたスリリング体験でした。
IMG_0092
大きな荷物を背負いコンポステーラを目指す人とも交流。
IMG_0175
海が見渡せる気持ちの良いコースが続きます。
IMG_0116
IMG_0223
展望台からもサンセバスティアン方面を見渡して。
IMG_0259
最後は町へと下ってきます。
IMG_0314
目の前には美しいラコンチャビーチが広がります。
IMG_0334
IMG_0335
今日のランチは本場のバスクチーズケーキを狙います!長蛇の列ができる人気店へ!
IMG_0353
ピンチョスもいただきます。
20240917_133833
バスクチーズケーキはいかがでしたか??
IMG_0355
午後はショッピングや街歩きを楽しみ、夕食はホテル近くの日本食へ。なつかしいメニューだけでなく、バスク料理の日本風アレンジなどを味わいました。
IMG_0368

今回のツアーでは、
ピレネー最高峰アネト山の眺めと国境越えハイキングからスタートし、ビスケー湾に面するサンセバスティアンでのコーストハイキングで締めくくりました。
アップダウンもありましたが、スペイン・フランスの国境を何度も行き来しながら移り変わるピレネーの景観の中での充実ハイキングとなりました。
来夏も引き続きヨーロッパハイキングのコースラインナップに加わりますので、お楽しみに!

足立真子

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走とバスクの旅

パンプロ—ナを出発

パンプロ—ナを出発

歩き始めると下り電車と遭遇

歩き始めると下り電車と遭遇

アプト式のレ—ル

アプト式のレ—ル

1924-2024 100周年記念

1924-2024 100周年記念

視界が開けるとビスケ湾が見渡せる

視界が開けるとビスケ湾が見渡せる

度々登山電車と出会える

度々登山電車と出会える

帰りは登山電車で下山

帰りは登山電車で下山

夕景のサンセバスチャン

夕景のサンセバスチャン

夕食前の散策

夕食前の散策

バスクといえばチャコリとリオハ

バスクといえばチャコリとリオハ

 

 

しし唐辛子も絶品

しし唐辛子も絶品

 

 

ビエッホの象徴

ビエッホの象徴

9月16日(月) 晴れ、気温14度

今日はパンプロ—ナからフランス国境へバスクピレネーの山々を眺めながらリュ—ヌュ山(903m)へのハイキング。
低山とはいえ、麓が169mから標高差約734mを登ります。この時期でも1924に開通してから創業100年の記念すべき年、沢山の乗車するツ—リスト達でサ—ル山麓駅は賑わっていました。
綺麗にセトールで塗装され、木目が綺麗な腰板の外装はとても綺麗です。
往路はリューヌュ鉄道の往来を眺めながら、標高を上げながら登っていきます。標高400mくらいから視界が開け、バスクピレネーとビスケ湾、眼下にはサンジャン・デ・ルス、ビアリッツ、北にはバイヨンネ、西にはサンセバスチャンが浮かび上がります。メドウには羊、バスクポニー、牛達が放たれ自由に草を食べています。東側にはピレネー山塊の終焉する景観が実感できます。
山頂903mからの絶景は、登ってきたからこその絶景です。約3時間15分の登りはなかなかです!

リューヌュ鉄道は片道切符の販売は基本なし。しかし、片道登山、片道鉄道で下さるのが贅沢に違った風景が楽しめます。
往路と違う風景を堪能しながら16:45にサール山麓駅に到着です。

今日のもう一つのハイライトは、やはりサン・セバスチャンでのピンチョスディナーとバスク地方のワインです。
バスク地方の海山の食材を存分に堪能頂けました!

明日はサン・セバスチャンの海岸ロングハイキングが最後のプログラムとなります。

水澤 史

 

 

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走とバスクの旅

ソンポルト峠からスタート

ソンポルト峠からスタート

ソンポルト峠ではかならず立ち寄る

ソンポルト峠ではかならず立ち寄る

アストゥンスキー場からスタート

アストゥンスキー場からスタート

エスカレーラ湖で一休み

エスカレーラ湖で一休み

ピックデュ・ミデュ・ドッサウが視界に!シェパードも見入ってしまう

ピックデュ・ミデュ・ドッサウが視界に!シェパードも見入ってしまう

 

 

最奥にはヴィニュマ—ルが頭を出している

最奥にはヴィニュマ—ルが頭を出している

第二の国境

第二の国境

 

 

ハカの街から夕景を眺める

ハカの街から夕景を眺める

ハカのシウダデ—ラ要塞

ハカのシウダデ—ラ要塞

9月14日(土) 晴れ、気温14度

今日はスペイン〜フランスを跨ぎながらピックデュ・ミディ・ドッサウ(2884m)に迫る絶景ループハイキングへ。

ハカからカンフランク、ソンポルト峠、カンダンチュ、アストゥンを専用車で移動しながらエル・カミ—ノ・デ・サンチャゴ・デ・コンポステ—ラのアラゴンルートの要所を周ります。

アストゥンのスキー場1720mからエスカレーラの谷を2100mまで背後にカンダンチュの岩峰とアストゥンのスキー場を時より眺めながら標高を上げて行きます。ピレネーらしい風景を楽しみながら約1時間30分でエスカレーラ湖へ。景色が開けるコル・デ・モリネス( 2168m)、国境はもうすぐです!待望のピックデュ・ミディ・ドッサウ(2884m)の存在感に圧倒されます。

ランチタイムを国境で。冷たい風が吹き抜けますがまさにピレネーらしい風景が広がります。フランス側の国境に沿ってさらにピックデュ・ミディ・ドッサウに近づいて歩きます。フランスピレネー最高峰のヴィニュマ—ル(3298)の山頂が遠望できました。フランスとスペインを隔てる稜線直下をピコ・デ・アストゥン(2279m)までほぼフラットな絶景ルートを歩きます。そろそろスペイン側にもどらないとポルタレ峠(1794m)へと吸い込まれて行きそうです。アストゥン湖ではピレネーらしい羊の群れが戯れていて、斜面のかなり上部まで登っている羊も数匹。Eのマ—クはEspanol、スペイン側の羊、フランスへ越境する可能性があるので。ピレネーらしいですね!

この時期ですが土曜日にてスペイン語、フランス語が飛び交うハイカ—等に国境ハイキングの魅力を感じます。さらにピックデュ・モイネス(2349m)まで登ればフランスピレネーの大小の湖水群を見下ろすことができます。復路はリフトが動いていないのでアストゥンのスキー場内の長い道を麓まで延々と。皆様、大変お疲れ様でした!

水澤 史

 

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走とバスクの旅

バルデナスレアレス自然公園

バルデナスレアレス自然公園

 

 

石灰岩質の地層がダイナミックな景観を造形している

石灰岩質の地層がダイナミックな景観を造形している

シロエリマキワシ

シロエリマキワシ

バスクのヒラメ料理

バスクのヒラメ料理

9月15日(日) 晴れ、気温15度

今日はバルデナス・レアレス自然公園を散策しました。ナバラ州、アラゴン州のサラゴサ圏に広がります。
東西約28km、南北約45km、45,000ヘクタールを誇る砂漠地帯です。乾燥地なので生態系、その成り立ちは時空を超えて雨風による風化、侵食によってカベサ砂丘、峡谷なと変化に飛んでいます。
映画のロケ地、ラマンチャの男の最後、ドンキホ—テが殺されるシ—ンもここで撮影されました。シロエリマキワシが空を飛ぶ、スペインの雄大な風景が展開しています。

復路はパンプロ—ナの旧市街地、闘牛プラサに立ち寄りました。ホテル前には山口日本庭園が地元の人々の憩いの場になっています。明日はリーニュ鉄道と903mのリュ—ヌュ山までのハイキングに挑戦します。

水澤 史

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ

スイス 個人旅行 ガイド 9月14日 5湖巡り

みなさん、こんにちは!

オッキーです!

本日はツェルマット個人旅行のお客様を5湖巡りにご案内しました。

数日前からスイスアルプス周辺は冷え込んでおり、本日もとても寒いツェルマットでした。

DSC07642
湖巡りのスタートとなるブラウヘルドもスタート時は氷点下付近の気温だったと思われ、冬のような景色になっていました。

DSC07643しかし雲は高いところにかかっておりマッターホルンを含む4000m級の山々は見ることができ、気温が冷えて空気が澄んでいる分景色は綺麗に見えました。

DSC07646 そして風もなかったおかげでステリゼーの逆さマッターホルンは完璧な条件となりました!

DSC07647
まだ残っていたワタスゲ越しの逆さマッターホルン

気温が低かったこともあり少し急ぎ足で歩きグリュンジゼーもサクッと通過。

DSC076493三つ目の湖 グルンゼー

グルンゼー近くのレストランで昼食をとった後は少し下ってMossjeseeまで行きます。

DSC07651その後、登りかえすと5つ目の湖 ライゼーに到着です。

少し寒い日でしたが歩けるお二人だったのでサクッと歩き、明日以降のよい足慣らしになりました!

お疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

カテゴリー: スイス, ツェルマット | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走とバスクの旅

リグロス村から奇岩を眺める

リグロス村から奇岩を眺める

山頂からはアラゴンの大平原が一望できる

山頂からはアラゴンの大平原が一望できる

IMG_3048

 

ランチにイベリコ豚もあと一皿

ランチにイベリコ豚もあと一皿

カネロニ

カネロニ

ビィエッホの修道院が岩壁に建つ

ビィエッホの修道院が岩壁に建つ

ロマネスク洋式の柱頭に施された彫刻

ロマネスク洋式の柱頭に施された彫刻

ピレネーの大パノラマ

ピレネーの大パノラマ

9月13日(金) 晴れ、気温15度

今日はリグロスの奇岩、ロス•マジョスを周回する絶景ハイキングを体験。迫力ある高さ385mの岩峰とその前方に広がる広大なアラゴンの大平原、空にはシロエリハゲワシ、ファルコンが悠々と青空高く舞っています。
切り立って岩壁には、クライマ—が果敢に挑戦している姿を見ることができます。展望台が中心に位置し、また後半はガジェゴ川のエメラルドグリ—ンの流れも視界を楽しませてくれます。
ハカへの道中には、アラゴン王朝を象徴するサンタ・クルス・デ・ラ・セロス村やサンファン・デラ・ペ—ニャ修道院を巡りました。ハカ地区がアラゴン王朝が始まったその軌跡を訪ねる旅となりました。明日は再びピレネー山脈を歩きます。

水澤 史

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ

スイス Aコース ガイド 9月12日 フィルスト シュタウフバッハ

みなさん、こんにちは!

オッキーです!

早いものでAコース、最後のハイキングの日となりました。

当初の予定ではバスに乗ってグローセシャイデックまで行って気持ち良い高原歩きをする予定でしたが、なんと雪予報のためバス運行が中止!

DSC07616
ということでフィルストまで登り、トレイルの状況を見てからどうするを決めることに。

DSC07620
上部に登ってみると一面雪景色!

そんな中、展望台まで登り皆さんで写真撮影!

DSC07621そしてガスがかかり恐怖感が少ないということで皆さんフィルストのクリフウォークに挑戦!

DSC07628途中でギブアップした人もいましたが、最後まで歩ききった皆さん!

DSC07629
フィルスト周辺は一面雪でガスもかかっており、午前中には下山開始。

下山後はいったんホテルで準備を整えてラウターブルーネンに向かいます。

DSC07635
崖に囲まれたこじんまりした村ですが多くの観光客であふれています。

DSC07634
ラウターブルーネンの可愛いホテルのレストランに立ち寄ります。

DSC07632
午前中は寒いところで動き回ったせいか、おなかが減ったのでいつもより余計ランチがおいしく感じられます!

ランチ後は少し歩いてシュタウフバッハの滝を目指します!

DSC07636
落差約300mでヨーロッパトップクラスの滝です!

DSC07638
少し急こう配を登りトンネルを抜けると。。。

DSC07640
滝の裏側までたどり着けます!

DSC07641
滝の裏側から見るラウターブルーネンの風景。

最終日でイレギュラーな動きとなりましたが、皆さんお疲れ様でした!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

カテゴリー: グリンデルワルト, スイス | コメントをどうぞ

フランスとスペインを跨ぐピレネー縦走とバスクの旅

アルケサルの全容

アルケサルの全容

べーロ渓谷の洞窟

べーロ渓谷の洞窟

べーロ渓谷の滝

べーロ渓谷の滝

岩壁に掛かる桟道から迫力ある景観に迫る

岩壁に掛かる桟道から迫力ある景観に迫る

 

 

サンタマリア•マジョ—レはアルケサルの象徴

サンタマリア•マジョ—レはアルケサルの象徴

ロアレ城の内部

ロアレ城の内部

街道の町、アヤルベ

街道の町、アヤルベ

9月12日(木) 晴れ、気温13度〜15度

今日はベナスケからピレネーを一度離れてアラゴン州の準ピレネーの山々や渓谷、広大な大地を通りながらアヤルベへ移動。
途中、スペインで最も美しい村、アルケサルへ。9世紀にイスラム教徒のこの地域の拠点として築かれた要塞。高台に位置するサンタマリア・ラ・マジョ—ル教会を中心に村が構成されています。
背後には急峻で美しいべ—ロ渓谷が外敵を寄せ付けないかのように造形されています。杭道を約1時間30分、約3kmのべーロ渓谷ハイキング、侵食された岩壁の掛けられた桟道から迫力のあるエメラルドグリ—ンの美しい水流、そしてアルケサルとの調和を展望台からじっくりと堪能できました。

アルケサルを後に、広大な平原とオリ—ブやア—モンドの畑を車窓から眺めながらアヤルベの町へ向かいます。
最後は、高台に聳えるロアーレ城、イスラムからの攻撃に対抗するために造られたロマネスク建築の城、最も保存状態が良いとのことです。背後には遠く、垂直な岩壁、リグロスの奇岩を歩きます。

水澤 史

 

 

カテゴリー: バスク, ピレネー | コメントをどうぞ