【ツェルマット】年に一度の伝統祭りがすごい☆

こんにちは!ツェルマットから吉原です。

 

本日は番外編?として、ツェルマット駐在中に見る事のできた、とっても楽しい地元のお祭りをご紹介します。

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マッターホルンをバックに鳴り響くアルペンホルン…誰もが一度は見てみたい、ザ・スイスな風景。

これがライブでみられるのが、こちらツェルマットで毎年8月第二日曜日に開催される、いわば地元の夏祭り「Folklore Zermatt」です。

今年で50回目を迎えたそう。

谷のどん詰まりであるZermattから、その谷がひらけるBrigあたりまでの各自治体や団体がそれぞれの地域の伝統衣装をまとい、音楽や踊りを伴ってツェルマットの街中をパレードします。

その日は、駅近くのスポーツ広場にて出店も出て一日お祭り気分ではあるのだけど、やはり圧巻、必見なのは午後に行われるこのパレード。大体昼休み終わった頃に始まるらしく、今年は13:30からスタートでした。

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ほらぁ、ザ・ハイジな衣装が可愛い♡ 私も着てみたい~。お姉さん達の笑顔も素敵ですね。

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ハイジとペーター実写版…?かと思うような踊りも♪ (二組目のペアはどちらかの相手が急病でずれたのかな?www)

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そして、アルペンホルンに次いで必見なのは、こちらの巨大カウベル行進!

屈強な男性陣が列をなし、重厚な音を一斉に鳴らしながらどっしりと行進します。

お腹にずしっと響く低音は、日本の和太鼓のような迫力と情熱、本能に訴えかけるような響きがあって、そのプリミティブさが魅力的な、吉原個人的には大大大好きイチオシな催し。

スイスのお祭りでは必ずメインとして、また締めとしてやってくれるので、機会があったら絶対に!その迫力を体験してみて下さいね。

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この日、ちょうどツェルマットにご滞在中だったお客様にもお知らせして見に行かれたそうですが、後日「とっても良かったです!貴重なものをみれました」と感激されていました。

私も知識としては知ってはいましたが、タイミングがなかなか合わず、通しで、しかも間近で見られたのは今回が初めてだったので、大変感動いたしました。

スイスの伝統と誇りを肌で感じられるこのお祭り。

この日に合わせて旅程を組んでもいいくらいの価値があると、個人的には思います。

来年の計画のご参考になれば幸いです。

以上、真夏のアルプス現場からでした。

 

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8月15日 ベットマーアルプ

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットから少し出張してヨーロッパ最長のアレッチ氷河そばのベットマーアルプまでやってきました。

このエリアはベットマーアルプ展望台から氷河沿いを歩くルートが人気なのですが、今回は少し違うコースを歩いてみました。

まずはベットマーアルプ駅からロープウェイとゴンドラを乗り継いで標高2650m付近にある展望台まで上がります。

展望台から北西側に少し歩くと、アレッチ氷河の迫力ある景色が楽しめます。

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展望ポイント近くにある案内板から今回はムースフルー方面を目指します。

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このルートはアレッチ氷河を見える場所は少なくなるのですが、気持ちの良い稜線歩きを楽しめ、遠くまで見通せればツェルマットのマッターホルンまで見ることができます。

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よく見ると、この写真でもマッターホルンを確認することができます。

このコースは氷河の下流方面に歩いていくので現在の氷河の末端付近を確認することができます。

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そして振り返ると、ヨーロッパ最長の長さを実感できるような景色を見ることができます。

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さらにこの気持ちの稜線ルートが続きます。

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今回は、途中でベットマーアルプ集落方面に進路を変えましたが、このまま稜線を進んでMorl方面へのロープウェイに乗車しして下ることもできます。

氷河とは稜線を挟んで反対側のコースもアルプスらしい気持ちの良い風景が広がります。

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今回は進路を変えてフィーシャーアルプ方面に移動してゴンドラで下車しして終了となりましたが、時間がある方は、ロープウェイでエッギスホルン観光も楽しめます。
ベットマーアルプ展望台 – モースフルー付近 – フィーシャーアルプ中間駅

予想行程時間 3h

距離 約7㎞、登り 約150m 下り 約550m

途中で方向を変えずにHohfluhまで下るコースなど、いろいろバリエーションがあるので、状況に合わせて楽しめるコースです!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月13日 クールマイヨール Val Veny

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

イタリア、クールマイヨールから本日はハイキングレポートです。

モンテブラン、イタリア名、モンテビアンコの麓にある可愛い町クールマイヨール。

昨日、観光で訪れたエンブロンネ展望台方面が綺麗に見える朝で、本日のハイキングが楽しみです!

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本日の目的地はVeny谷を挟んでモンテビアンコを真横に見ながら歩き続けるコースです。

街のはずれのDolonneからゴンドラ、リフトと乗り継ぐと標高約1900mのMaison Vieille小屋近くまで一気に 到着。

モンテビアンコの雄大な姿とアルプスの酪農風景が良い感じです。

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モンテビアンコをバックに気持ち良いハイキングです!

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そして小一時間ほど歩いたところにあるChecrouit湖には逆さモンブランがばっちりと映り込んでいました!

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谷を挟んだモンテビアンコとの距離は10㎞もなく、ハイキング中はいつも手を伸ばせば届きそうなところいます。

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今回のルート上の最高標高点2450m付近までは登りが続きますが、道中は森林限界を超えたところがほとんどで最高の景色がずっと続き、登りの疲労感を忘れてしまいそうです。

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Veny谷からFerret谷方面、そして山並みの奥には三大北壁のグランドジョラス。

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コース終盤の下りに入ると、モンテビアンコを大きく回り込み、山の雰囲気が変わってきます。

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Veny谷まで降りてきました。

この奥はフランスとの国境の峠で歩いて国境を超えることができるツールドオブモンブランというコースになっています。

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今回歩いたコースもツールドオブモンブランの一部で世界的にも人気の高いハイキングルートのため多くの人が歩いていました。

Val Veny ハイキングコース

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最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月12日 クールマイヨール エギューデミディ

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はスイスから大きく移動して、イタリアの北西部、フランスと国境を面した町クールマイヨールまでやってきました。

この町から出ているスカイウェイゴンドラは乗り継ぐことで、国境を越えてフランスシャモニーまで行く事が出来ます。

今回は、フランス側のエギューデミディ展望台まで移動します。

クールマイヨールからは二つのゴンドラを乗り継ぐことでエンブロンネ展望台まで登ります。

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下からの2台のゴンドラはどちらも円形で、上昇中は回転してくれるためどこに乗っても360度の景色を楽しめます。

3500m付近のエンブロンネ展望台まで到着すると広大な氷河の景色がお迎えしてくれます。

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ここ氷河上をフランスの側のシャモニー、モンテンベールまでスキーで滑り降りるツアーもあり、スキーヤーの私としてもいつかは滑ってみたいコースです。

そして、ここからが本日の一大イベント、パノラマ3連ゴンドラに乗って3800mオーバーのエギューデミディへのゴンドラ乗車です。

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凄い場所を通過する割には、結構こじんまりとした駅舎とゴンドラで大丈夫かちょっと不安がよぎります。

そしてここはすでに、フランス、シャモニーということをこのゴンドラがしっかりとアピールしています。

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それぞれ4名乗車できる小さなゴンドラが3つ連なり移動していきます。

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この広大な氷河上だと、こんな小さなゴンドラは芥子粒みたいにしか見えません。

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そして本日の目的地、エギューデミディ展望台

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3850m付近のこんなに尖った山の上に展望台があることに驚きです!

そして展望台から見るヨーロッパ最高峰のモンブラン。

よく見ると写真左側にクライマーの足跡がつながっています。

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天気にも恵まれてしっかりと楽しんでいただけました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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【ツェルマット】夢のヘルンリ小屋へご案内☆

こんにちは、ツェルマットから吉原です。

本日は、「ヘルンリ小屋到達」を夢見て今回、女性お一人でスイスにいらしたお客様との一日。

この旅のメイン・イベント!ヘルンリ小屋を目指してまいります。

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ここ数日は晴天が続いており、今朝も雲一つない晴れた空。

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シュワルツゼーも美しい。

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歩き始め頃のマッターホルンの見え方。ニョキって感じです。

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シュワルツゼーからは早速結構な斜度の登りが始まります。眼下にツェルマットの街も見えて景色は爽快… しかし標高差700mをカバーせねばならぬので、ひたすら上をめざします。

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小一時間歩いて、ようやく分岐点へ。ここからが本格的なヘルンリ小屋へのルートです。

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斜度、道幅共に厳しくなるのでここからは青色のアルペンルート。マッターホルンがだいぶ近くに見えてきました。

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険しい道を、時折心折れそうになりながらも、ゆっくり、確実に歩を進めて約三時間。ようやく念願のヘルンリ小屋が間近に見えてきました!

(途中の写真は、お客様の記念になるようご本人のスマホで撮影したので手持ちがあまりありません。ご了承ください)

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マッターホルンの足元にそびえるヘルンリ小屋。ほぼ真下から見上げるマッターホルンの迫力に圧倒されます。

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周囲の絶景もバッチリ。アルプスのど真ん中。雄大な山々と氷河の景色を一望できます。

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室内の様子。窓からも絶景。お昼時は、ちょうどマッターホルン登頂を果たした方々がくつろいでらっしゃる時間なので、あちこちにザイルやピッケル、ヘルメットなどガチの装備をつけたリュックが置いてあり、気分だけでもアルピニストを味わえます。

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帰り道。来るときは登るのに必死だったけど、復路で改めてみるととんでもない標高差と険しい山肌を歩いてきたのがわかります。お客様も「えっここ歩いて来たんですか?」と。はい、歩いて来ましたよ~

今回、ヘルンリ小屋登頂!という夢の為に日本でトレーニングを積んだものの、アルペンルートは初めて、との事で、最初は「行けるところまで行ければ…」と自信なさげでしたが、ゆっくりペースでしっかり足元を見つつ、最後まで歩けました☆

夢が叶い、これで”自信がつきました”との事。。。

そういっていただけると、現地ガイドとしてもとても嬉しいです。

お客様の、一生に一度の旅のお手伝い。人生が変わるかもしれないきっかけに自分が立ち会っているんだなぁ、と感じます。

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無事にヘルンリ小屋登頂を終え、帰りのバスでは運転席に牛さんのミニぬいぐるみが並んでいました。

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そして、ヘルンリ小屋でしか買えないモンベル・ヘルンリ小屋Tシャツ。

右のタグ付きが今年のカラー。ミントブルーが可愛い。お客様とお揃いで購入しました。

左のワインレッドは去年のカラー。これで二枚になったぞ♪ 毎年揃えるのも面白そうですね。

今夏は日本人観光客の方も増え、今日もツアーで登ってる方がいらっしゃいました。

ツアーもワイワイと楽しいですが、マイペースで登りたい方、ツアーだとみんなのペースについていけるか不安…という方は、プライベートガイドがお勧めです。

夢みてるけど躊躇してる方、一度お問い合わせしてみて下さいね♪

アルプスでお待ちしています。

 

***おまけ:本日のワン****

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本日唯一、ヘルンリ小屋登頂したワンがこちら。

マロン色でサマーカットして短かったけどクリクリの毛でした。

犬種名はわかりませんが、ヨーロッパで時折見る、トリュフ探索犬かもしれません。

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8月9日 ツェルマット ローテンボーデン – フィンデルン

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットのゴルナーグラート方面からフィンデルンまでのルートを紹介します。

まずはゴルナーグラート方面に登ります。

今回は山頂駅の一つ手前のローテンボーデン駅からハイキングスタートしましたが、山頂駅からでも大丈夫です。

モンテローザをバックに登山鉄道が登っていきます。

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山頂駅からこのローテンボーデンまでは人気の登山ルートで多くの人が歩いていますが、線路を挟んだ反対側に入ると驚くほど人が少なくなり、のんびり歩きたい方には良い環境です。

100mほどローテンボーデン駅から上るとゴルナーグラート湖に到着します。

ダンブランシュからワイスホルンまでの4000m級の山々が綺麗に見える展望スポットです!

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そして、少し湖を回り込めば逆さマッターホルンも楽しめます!

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湖からは岩場の下りルートが続きますが、ワイスホルン方面がずっと正面にあり展望を楽しみながら歩くことができます。

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もう少し時期が早ければこの辺りはお花が咲き乱れていたでしょう。

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ある程度下るとフィンデルン氷河のU字谷を見下ろす場所に到着します。

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左から、ウンターロートホルン、オーバーロートホルン、リンプフィッシュ、ストラールホルン、アドラーホルン。壮観な景色です!

そこからフィンデル氷河の谷を越えてスネガ下のフィンデルンにあるレストラン、パラダイスに行きます。

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このレストランは、同じくフィンデルンの集落にあるChez Vrony の姉妹店のようなところで、少し規模は小さめですが雰囲気がよく似ています。

今回はコールドプレートの盛り合わせを頼みましたが、てんぷらなどもあり日本食よりのメニューもありました。

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コールドプレートって同じような味になりがちなんですが、ラム肉の燻製など、また来てほかの料理も食べてみたくなりました。

ローケーションも最高で、ハイキングの終了時にランチだけではなくお茶休憩などでも訪れてみてはいかがですか?

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ローテンボーデン – レストラン、パラダイス- スネガ

距離 約8km 登り約250m 下り約800m

私が推測する一般的な予定タイムは5時間程度で1日かけてのんびり歩くには良い工程だと思います。

ただ一部、急斜面の九十九折れの下りがあるので下りが弱い人は少し注意が必要です。

また、のんびり歩くと今回紹介したレストラン、パラダイスでのランチが少し遅めとなるので、午後のお茶休憩として、ピクニックランチの食料などを持って歩くことをお勧めします。

コース後半はマッターホルンが見えなくなるので、マッターホルンを求めてきた人は上部での休憩時間を長くすることをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月8日 グリンデルワルド アイガートレイル、その他

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はグリンデルワルドまで移動しアイガー、メンリッヘン周辺をしっかりと歩いてきました!

ホテル前からお客様と一緒にバスに乗りますが、ホテルを出た瞬間からこの景色です!

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そしてターミナル駅に移動してアイガーグレッチャー駅に向かいますが、道中のエクスプレスロープウェイも絶景を楽しめました。

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山頂に到着するとユングフラウとシルバーホルンが綺麗にお出迎え。

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アイガートレイルを少し下ると山頂までのルート分岐があり、アイガー北壁の看板が出ています。

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アイガー北壁の下にずっと続くルート

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アイガーの北壁のためあまり日が当たらず、まだこれだけの雪渓が残っていました。

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この滝までくると北壁の麓を離れてアルピグレンの駅に向かって下っていきます。

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今回はしっかりと歩ける方だったので、その後クライネシャイデックまで登り、メンリッヘンまで歩くことにしました。

クライネシャイデックまで登るとアイガー、メンヒ、ユングフラウがドーン!

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メンリッヘンまでハイキング前に新田次郎さんの石碑にご挨拶。

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歩きだしてすぐのところにある池には逆さアイガーとメンヒ。

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メンリッヘンまで歩ききって展望台からラウターブルーネンを見下ろすと、またここにも絶景。

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そして今回は、ウェンゲンワルドからの景色もご希望されていたのでメンリッヘンからロープウェイでウェンゲンまで下山し、展望ポイントまでご案内。

鉄道とラウターブルーネンの谷を望む絶景ポイントです。

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今回は天気も良かったので、たっぷりといろんなところを歩いてしっかりとグリンデルワルドを満喫していただけました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月6日 ツェルマット ホッホバルメン@夕方

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットの少しハードル高めスポット、ホッホバルメンの夕方バージョンを紹介します。

ホッホバルメンはツェルマットの街の西側の斜面の2600m-2700m付近の高台に広がるお花、景色どちらも素晴らしく、マッターホルンをまじかに見ることができる場所です。

ただ街からは標高差が1000m以上あるにもかかわらず西側には山岳交通機関がないためにハードルが高めの場所となっています。

そのため、東側のハイキングルートと比べて人が少なく非常に落ち着いた雰囲気で楽しめる場所です。

そして、今回はこの落ち着いた場所をさらにのんびり過ごすためにお昼過ぎに出発して夕方から夜にかけて戻る工程を紹介します。

まずはお昼過ぎにエーデルワイス小屋経由でトリフト小屋まで登ります。

エーデルワイス小屋までの道中で振り返るとすぐにこの絶景です。

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そしてトリフト小屋を経由してさらに登るとチナールロートホルンからトリフト小屋の絶景が広がります。

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そしてホッホバルメンの高台にたどり着くと、マッターホルンが正面にお出迎え。

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そして視線を左に移すとリスカム、ブライトホルン、クレインマッターホルンが勢ぞろい。

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そしてエーデルワイスも咲いていて、たどり着くにはハードルが高いですが、その価値が十分にある場所です。

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そして下山中もこの景色!

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子の下山中の時刻は18時過ぎ。

日が長いので時間を少し後ろにずらしても問題なく楽しめます。

また時間が遅くなるため、ほぼ人がいなくなりこの絶景の場所を独占して楽しむことができました。

ホッホバルメン

距離 約12km 標高差 約1100m

ゆっくりだけど長く歩くことができるという人は、日帰りでも今回の様に日が長い時期であれば、このコースを楽しめると思います。

1日でこの標高差は厳しいなという人は、トリフト小屋で一泊することでより負荷を低くして楽しめると思います。

トリフト小屋周辺は景色が良いところなので一泊して小屋周辺でのんびりする時間を作るのもよいですね!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月5日 ツェルマット スネガ、フィンデルン@夕方

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットのメジャースポット、スネガとフィンデルンを紹介します。

スネガはツェルマットに来たことがあるかたなら多くの方が立ち寄った場所だと思います。

そのため、にぎわった感じがする場所でもあります。

今日はそのよくにぎわっている場所への一ひねりした立ち寄り方を紹介したいと思います。

ますは、スネガのケーブルカーに17時半過ぎに乗車します。

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下りには多くの方が乗車していましたが、登りはほとんど人がおらず、いつもは人気となる先頭のシートにも問題なく座ることが出来ました。

スネガに到着してまずはライゼーに向かいます。

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ここもいつもは多くの人でにぎわっているのですが、スネガのケーブルカーが18時までの営業のため、非常にひっそりとした雰囲気でした。
この時で18時を過ぎていましたが、まだ日が長いため天候が良ければ十分に景色を堪能できます。

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ライゼーの後はフィンデルンの集落に足を延ばします。

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古くからのスイスの集落が残っています。

ひっそりとした感じと合わせてはるか昔にタイムトリップしたような感じで歩くことができます。

集落にはパラダイスというレストランもあります。

ここはもう少し下にあるChez Vrony ののれん分け店で旗のシンボルがほぼ同じになっており、近いうちに訪れてみたいレストランです。
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この集落の一部はホリデイハウスとして開放されているようで何軒かは中で夕食を食べている人たちがいました。

こんなところで夜を過ごすのもよい経験になりそうですね。

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この集落から下っていくと少し開けた牧草地に出ますが、人が少なくなったからかマーモットが走り回っていました。

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放牧されていた牛たちも牛舎に戻るのか移動を始めており、1日の終わりが近づいていることを感じられました。

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フィンデルンの集落は標高は低めですが木々がないためマッターホルンに向けた眺望がよくまったりするには良い場所です。

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スネガ、ライゼー、パラダイス(レストラン)、ツェルマット

距離 約5km 標高差 約700m

このコースは日中なら人が多くにぎわっていますが、スネガのケーブルカーが終了する30分ほど前の17時半くらいに出発することで非常に穏やかな雰囲気でこれらの地域を楽しめます。

ただ、周辺のレストランは17時で終了しているのでご自身で食べ物や飲み物を持って上る必要があります。

また日は長いですが、夕方になると気温が低くなるので防寒着も忘れずにお持ちください。

行程として、歩くだけなら2時間程度となりそうですが、穏やかな雰囲気でのんびり過ごすのなら3時間程度を予定していくのがおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月4日 ツェルマット 

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットの奥にある山小屋を紹介したいと思います。

その山小屋はロートホルンヒュッテ(3180m)です。

ツェルマットからこの小屋までは全て歩いていくこととなります。

まずはツェルマットからトリフト小屋まで登ります。

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このトリフト小屋の標高が2335mで1600mのツェルマットから750mほどの登りとなります。

このトリフト小屋の付近は非常に絶景で、この周辺で1日過ごすのも悪くないですね。

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トリフト小屋から10-15分ほど登るとロートホルン小屋への案内板が出ています。

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少し上るとトリフト小屋の一段上にあるモレーンの池越しにゴルナーグラート方向が見える、絶景です。
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標高2600m付近からはガレ場のU字谷の縁の急斜面の登りが続きます。

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そしてある程度登って横を見ると氷河を真横に見るほどの高さになってきます。

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ウンターガーベルホルンの下の氷河と奥には雲に隠れて見えませんが、マッターホルンが少し見えています。

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振り返ると、左側はウィスホルン、プラットホルン、メッテンベルグ、右側奥にはモンテローザ方面の氷河が見えます。

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3000mくらいまで登ると目的地のロートホルンヒュッテがやっと見えてきます。

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ロートホルンヒュッテのバックにはウェレンクッペ、オーバーガーベルホルンが近くに見えます。

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ロートホルンヒュッテは標高3180mにあり、最近立て替えられたとっても新しい建物です。

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小屋にはこの小屋からさらに上に登るアルピニストの人が多く、少し距離と標高差があるので下から観光で上ってくる人はあまり多くなさそうです。

小屋から見下ろすと、遠くにトリフト小屋が見えます。

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小屋のレストランからはトリフト氷河が真後ろを流れておりとても迫力ある風景です。

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下りルートはトリフトの谷を見下ろしながらモンテローザ方面の氷河が見える絶景ルートです。

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標高2500mほどまで降りてくるとガレ場から草原となり柔らかい雰囲気に戻り緊張感が緩んできます。

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ロートホルンヒュッテ

距離 片道 8km 標高差 約1600m

個人的な予想時間としては 登りで5-6時間ほど、下りで4時間ほどとなります。

もしこの小屋まで行くのであれば、このヒュッテで宿泊をして一泊二日程度がおすすめです。

その場合、余裕があれば戻り時にホッホバルメンやウィスホルンなどに足を延ばすことも可能です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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