皆さん、こんにちは!
オッキーです!
今日はツェルマットで山岳交通機関を使って一番遠くまで行ってきました。
その場所はテスタグリジアです。
まずはトロッケナーシュテークからマッターホルンパラダイスに向かいます。
そしてパラダイスでイタリア方面に下るアルパインクロッシングに乗ります。
そして、このロープウェイのルート下は氷河スキー場
8月なのですが多くの人がスキーやスノーボードを楽しんでいました。
テスタグリジアの駅舎の扉はスイスとイタリアの国旗をあしらっています。
標高が高いだけになかなか年季が入った感じとなっています。
このテスタグリジアはまだスイスで、ここから先、イタリア側に行くにはロープウェイに乗りチェルビニアまで降りていきます。
今回はテスタグリジアを見学した後は引き返してパラダイスの展望台まで登りました。
ちょっと雲が出ていましたが、良い雰囲気の景色でした。
展望台の後はトロッケナーシュテークまでくだりグレーシャートレイル(氷河コース)を歩きました。
トロッケナーシュテークからテオドール湖の脇を抜けてイタリアとの国境となっている3500mクラスの尾根と、その尾根に張り付いている氷河を見ながら歩くコースです。
ルートは岩場が多いですが氷河が近く、とても迫力があります。
時期によってはもっと近くに氷河を見ることができます。
今回は標高の高いところに雲がかかっていたためマッターホルンは見えませんでしたが、天気が良ければマッターホルンの東壁の真下を歩け、マッターホルンの迫力をまじかに感じられます。
このルートの終点はシュワルツゼーまでです。
シュワルツゼーに到着したらホテルシュワルツゼーの前にある展望ポイントで小休止。
この場所もマッターホルンが見えていれば最高の展望ポイントです。
氷河トレイルだけなら6.5㎞ほどで登り200m弱、下り550mほどでなので、今回はこのルートにプラスしてシュワルツゼーからフーリまで追加で歩いてみることにしました。
コース名もあり Lärchenweg カラマツコース と言います。
シュワルツゼーから下りだしてすぐは森林限界も超えており視界が広がるとても気持ち良いルートです。
後半は少し森林帯に入りますがゴールのフーリまでくるとまた視界が広がりお勧めのコースです。
またカラマツコースと名前がついているように秋になるとコースのカラマツが綺麗に黄色に色づくそうです。
ただ少し下りの斜度がきついので腿やひざにあまり負荷がかかりすぎないように歩くとよいです。
グレーシャートレイル:氷河コース
距離:6.5㎞ほど 登り標高:200m弱、下り標高:550mほど
推定時間は3時間程度、スタートが3000m近いので天候や時期によっては気温が低く服装に注意が必要です。
Lärchenweg:カラマツコース
距離:4㎞ほど 登り標高:ほぼ0m、下り標高:750mほど
推定時間は2-3時間程度、下りの標高差が多いのと斜面が急なため膝が弱い人はもう少し時間がかかるかもしれません。途中のエスケープルートもないので不安がある方は無理しないほうがよさそうです。
ツェルマットは日が短くなり気温がぐっと低くなってきました。
今日も標高3500m付近は昨晩雪が降ったようで上部の氷河の上には新雪が乗っていました。
スイスのハイキングシーズンはもう終盤ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
オッキー