12月12日(水) 気温13度、晴れのち曇り
南米パタゴニア3大国立公園を巡るトレッキング旅
今日は、グレイ氷河とラーゴ・グレイのトレッキングトレイルへ。トーレス・デル・パイネ国立公園でも唯一、大氷河、氷山をまじかに眺めることができる絶景トレイルなのです。
朝、7時30分国立公園内をプデト乗船場へ、カタマランで約35分でパイネグランデへ。湖船には沢山のハイカー、トレッカーがヴァレ・フランセスのトレッキングやWサーキットに向かう為に混み合います。湖船からのパイネの角やパイネグランデの各ピークの全容は素晴らしいの一言です。
▲ぺオエ湖をパイネグランデまでの約35分の移動クルーズ。パイネ全山の絶景を船上から
▲パイネのツノも迫力満点
▲パイネグランデ付近で寄ってきたカイケンのオスとメス
下船後に、沢山の人々がヴァレ・フランセスに向かうを見送って、私たちは最も東のラーゴ・グレイのトレイルへ登っていきます。途中、黒いラーゴ・パト(カモの湖)からすでに流れてきた氷山も見ることができます。右手にパイネ・グランデのプンタ・バリローチェ、クンブレス・セントラル、クンブレス・プリンパルを見上げながらゆっくりと登っていきます。
▲グレー湖がいよいよ登場
▲氷山が浮かぶグレイ湖
▲グレイ湖の奥に広大なグレイ氷河が見えてきました
▲参加メンバー全員でグレー湖とグレイ氷河の絶景
紫色のアルベヒージャの群生とファイヤブッシュが美しく、途中からブルーのラーゴ・グレイが視界に飛び込んできます。ブルーアイスの広大な氷山と大氷河が最後に姿をやっと表してくれます。まさに唯一無二のパイネ国立公園の絶景です。合計約4時間でグレイ小屋へ到着。ランチタイムをゆったりとテラスで頂きます。
▲レフヒオ・グレイのテラスでランチタイム
▲ピクニックもテラスは大丈夫
午後はグレイ氷河を正面に眺める展望台とさらに氷河に降りて実際に触ってトーレス・デルパイネの神秘に迫ります。この時期にはカヤックや氷河歩きも可能となり時間がいくらあっても足りないくらいです。グレイ氷河を中心に、ピンゴ氷河も迫り壮大な風景を楽しませてくれます。これぞまさにパタゴニアの醍醐味です。
▲グレイ氷河間近に迫る
▲氷河をゲットしてみたり
▲グレイ氷河のダイヤモンドアイス
▲グレイ氷河をバックに記念撮影
▲ダイヤモンドアイスその2
▲カヤック&氷河歩きも装備があれば可能
復路はグレイ小屋からカタマランのクルーズで約1時間、グレイ氷河、パイネ・グランデの各峰々、そしてクエルノ・デル・パイネ(パイネのツノ)が織りなす絶景を惜しみながら麓まで約1時間のクルーズ。
▲復路はカタマランのクル—ズで戻る
▲グレイ氷河と氷山が遠ざかっていく風景
船内でグレイ氷河の氷を入れたカラファテサワーかピスコサワーのフェアウエルドリンク。
▲船内で出されるカラファテサワ—&ピスコサワー、氷はグレイ氷河より
▲グレイ氷河が左右ともに姿を現わしてくれた
到着後は、さらに約30分で駐車場まで雄大な景観のもと歩いて戻りました。皆さん氷河、氷山の迫力と美しさに感動されたようです。
▲最後の橋を渡ってグレイ湖管理事務所方面へ
明日はいよいよ早朝出発でアルゼンチンへのエルチャルテン、カラファテと移動していきます。
エスコート 水澤 史