パタゴニアハイキング4日目 トーレス・デル・パイネ展望ハイク

南米3大国立公園を巡る旅の4日目、トーレス・デルパイネの3峰が爽快に見えました!
昨日と打って変わって朝からパタゴニアらしかぬ無風の晴天に恵まれ、朝7:30にホテルを出発、国立公園内の最も東側のバセ・トーレストレッキングの登山口へ、専用車で約1時間の移動。

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▲国立公園事務所付近からゴールのトーレス・デル・パイネの2峰だけが見える

国立公園内の入山登録をしてスタート、アルミランテ・ニエト山とその氷河を左手に見ながら、ファイヤーブッシュが群生する見晴らしの良いトレイルをぐんぐん標高を上げながら歩いていきます。

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▲ファイヤーブッシュで山が真っ赤に

トーレス・デル・パイネのセンタータワー、ノースタワーは約2時間のキャンプサイト、山小屋を経由してさらにレンガ(ブナ科)の樹林帯を約1時間、いくつものクリークを越えていきます。そして最後は右手はシレンシオの谷、左手はトーレス・デル・パイネへの急峻な登りがスタート。ガレ場を急騰しながら待望のセンタータワー、ノースタワー、そしてセンタータワーが姿をはっきりと表してくれます。

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▲爽快な景観とファイヤーブッシュの中を登っていく

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▲第1ステージを登り切るとキャンプサイトへ、奥はシレンシオ方面を遠望

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▲下りということはまた復路は登らなければならない

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▲残雪が残る山々はこの時期のパイネの風景です

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▲キャンプサイトを過ぎるといくつもの橋を渡り樹林帯へIMG_1881

▲氷河の雪解けの水が勢いよく流れて各湖水へ注ぐ、やがて太平洋へIMG_1890

▲レンガ(ブナ科)の森が続く、ひんやりと気持ち良いトレイルとなっている

登り切ると正面にトーレス氷河が迫り出す上に雲一つない急峻なトーレス・デル・パイネの3峰が存在感抜群に登場してくれます。バセとはベースの意味、まさにベースの展望地です。
トーレス氷河がある溶けてエメラルドグリーンのトーレス湖を造形しているそのコントラストが明快な風景はトーレス・デル・パイネ国立公園内でも抜群のトレッキングルートでしょう。歩行片道約4時間、標高差約800m、パノラミック、樹林帯、山側から点在する湖水群を眺められるのも最高です。

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▲このとおり爽快に天空に刺さるトーレス・デル・パイネ3峰とその氷河IMG_1917

▲全員メンバーが揃ってバセ・トーレスへ到着成功!IMG_1919

 

▲復路の時間帯、夕刻のトーレス・デル・パイネの2峰とセロ・コンドル

十二分にトーレス・デルパイネを堪能してから同じルートを約3時間45分で下山となりました。大変お疲れ様でした! 余談ですがホテルへ戻る際にプーマ渋滞が発生! 目を凝らして草原を見ると3匹のプーマが寝そべっていました。パイネ国立公園は、プーマの生息地としても有名です。

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▲草原に3匹のピューマを発見、寝そべってリラックス(草原中央です。目を凝らしてご覧ください)

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明日はいよいよグレイ氷河を望むトレッキングへご案内致します!

エスコート 水澤 史

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