【サンモリッツ】専属ガイドDay4:現地在住イチオシの湖とスイスの山小屋に泊まる

こんにちは、本日もサンモリッツからお送りします。

専属ガイド4日目は、サンモリッツを後にしてベルニナ線沿線にある美しい湖を訪ねます。

ここは、私が個人的に大大大好きで、毎年秋になるとプライベートでも必ず行くところ。

そこに今日はご案内だけでなく、スイスの山小屋に泊まります☆

これは自分自身結構久しぶりなので、とっても楽しみ♪

さぁ今日も行ってみよう!

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途中まではポストバス、そこから先は特別運行の小さなポストバスで向かいます。

近年のSNS発達の影響で、この穴場湖も有名になってきてしまい、このバスがなかなか取れない。。。私はだいぶ前から予約してたのでOKでしたが、乗れなくて歩く人もチラホラ。でも今年はさすがに二台体制に!・・・ですよね。

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本日のお宿。今日も快晴☆ 荷物を置いてさっそく湖へ!

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30分も歩かずに湖へ。あぁ今年も美しい表情で迎えてくれています。

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これは綺麗だね、とお客様も喜んで下さって何より。

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ゆっくり半周位する。どこをとっても画になる。

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遠く冠雪しているのはベルニナ線からも見えるパリュー氷河エリア。

多少湖面が波立ってますが、理由はなんと、この季節にここを泳いでる人がいたからです!こっちの人は水を見るとすぐ泳ぎたがるのよね・・・まぁ自己責任で自由ですけど、急に心臓やられても知らない。

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神秘的風景にしばし別れを告げて次の湖へ

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カラマツの森を抜けて。

IMG_5685一般車が入れない谷の奥。とても静か

IMG_5690次の湖はちょっと大きめ。

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湖より奥の裏道を少し行くと、上から見下ろせるポイントに

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今回滞在中、初めて雲が立ち込めてきました。

そして結構な急斜面を頑張って上るお二人。

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上まで上がると、イタリアとの国境沿いとなる峠が見えてきます。正面の丘を越えるともうイタリア。つづら折りの道が見えます。

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またカラマツの森を抜けて山小屋に戻ります。

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山小屋内部。ガイドの私は追加料金のない大部屋で良かったんだけど、宿泊客が少ないからと6人部屋を1人で使わせてくれました☆ ラッキー。お客様は元々個室予約。

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夕飯。スイスの山小屋では大テーブルにて他の宿泊客の方々と大皿から取り分けていただきます。

手作りハンバーグが嬉しい☆

そして今回は、若いドイツ&スイス人の女性二人組さんと一緒に。

会話も弾み一緒に写真を撮りました。

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こうして、自然の中で過ごす夜は更けていく・・・

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***おまけ:今日のワン*****

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ハイキングが楽しくてしょうがない!と言うようにウキウキワンワンで寄ってきたボーダーコリー系の子。まだ成犬にもなってない感じでしたね。可愛かった♡

 

 

 

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【サンモリッツ】専属ガイドDay3:スイスの秋を全身で満喫!カラマツの森森林浴と氷河を間近に見ながら絶景ランチ

皆さんこんにちは、本日もサンモリッツから吉原です。

本日は専属ガイドのお客様とハイキング三日目。

昨日しっかり歩いた事もあり、今日は息抜きも兼ねて軽めハイキング。その後、世界遺産レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗車し、氷河を間近に眺められる展望台にて絶景ランチ、、、と行きたいと思います。

…そして、本日も快晴♪

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秋の朝のサンモリッツ湖特典。陽光があたり湖面から一斉に水蒸気が上がる。幻想的な風景。

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寒いのに足かじかまないのかなオオバンちゃん。。。

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まだ霜残る湖畔を散歩する大型犬。秋田っぽかったです。

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鏡面のような水面を、音もなくす~、っと進むカヌーチーム。

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画になるなぁ

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ここ数日の晴天で、放射冷却によりかなり冷え込んでいます。日陰はまだばっちり霜

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道中、スイスのシジュウカラがなんと足元までやってきた。そのうち一羽は、私が構えるスマホの上にちょこん、と乗ったんですよ~、一瞬目が合ってお互いビックリ。餌付けされてるのかな?

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いつもここに来るとホッとする。お気に入りStaz湖。

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ほぼ貸し切りで景色を堪能するお客様

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夏は湖水浴で賑わうここも、今はひっそり。

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お約束の木道でポーズ

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真っ赤に紅葉したブルーベリーの葉っぱを縁取る霜

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ベルニナ線の車窓からも、ずっと美しいカラマツの森が続きます。

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Diavolezza展望台!ピーカンすぎる

・・・しまった、ここで美味しいバーガーを食べたのに写真に収めるのをすっかり忘れていました。。。美味でございました。

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すでに一部スキー場がオープン!結構ガチっぽいチームの方々が練習に来ていました。

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山上湖の上をリフトが行く。楽しそう。。。

***おまけ:今日のワンと今日の知り合い*****

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飼い主をじっと見つめるウルフ系ドッグ二頭。

カッコいいわぁ、、、でもなんか見た事あるわぁ、と思っていたら、やっぱり近所に住む友人でしたwww  地元に近くなるのでそろそろ知り合いに会うかな、と思っていたらこんなとこで会った。

ご家族で来ていたのでお客様が写真を撮って下さいました。

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【サンモリッツ】専属ガイドDay2:エンガディンと言えばここ!セガンティーニ小屋

こんにちは、本日もサンモリッツから吉原です。

二日目は、サンモリッツがあるエンガディン地方のアイコン的存在、とも言える場所、セガンティーニ小屋を目指します。

ここは、当エリアの美しい風景画で知られる画家、セガンティーニが実際に住んでいた山小屋、かつそこで亡くなったことで有名。

また、彼の代表作・「生」「自然」「死」のうち「自然」の背景となっている景色である事からも、一般のハイカーのみならず、セガンティーニファンにも人気のルートです。

標高差は約400m。急こう配の坂、切り立った崖沿い、一部ロープのあるコース・・・と、全くの初心者にはお勧めできませんが、山を歩いた経験が多少あるなら、そして極度の高所恐怖症でない方なら問題なく行けるでしょう。

…て事で本日も快晴☆

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歩き始め地点にて、”こっちの方がベルニナ山群ですよ~”とやっていただきました♪

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ちょうどPiz Berninaが入るように配置されたオブジェ。インスタ映えるねぇ。

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北斜面は、三日前の雨が雪となり一部軽く雪渓状態に。

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昨日のコースは基本下りでしたが、今日はがっつり登りです!時折休息をとりつつゆっくり歩を進めます。

こういう時、いつもこころに浮かぶのが、このイタリア語のことわざ。

Chi va piano, va lontano e va sano.

~ゆっくり行く者は、遠くまでかつ健やかに行くことができる~

…山を歩いていると、時折「オレの方が早いぜマウント」とってくる人が国籍問わずいるんですけど、山歩きは競争ではございません。個人と自然との対話。己の力、ペースをしっかり把握して進むものだけが、無事目的に到達でき、また無事に帰る事ができるのです。そしてこのことわざはもちろん人生そのものにおいても通用しますね♪

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ガレ場もあるけど、いい感じに石を配置して歩きやすい。

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山の裏手を回り込んで山小屋直下あたりまで進むと、再びサンモリッツの街及び湖が見えてきます。美しい。

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あと一息!

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到着~~~☆

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ランチ~~~。ここはシンプルな山小屋、しかも野郎だけでやってるのでメニューは当地の郷土料理・大麦のスープ一択です。その素朴さもいいね。

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山小屋の壁には、彼の死を悼む石碑が埋め込まれてあります。この自然の石のラインが素敵。

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小屋を後にして。絶景が名残惜しく度々立ち止まりたくなります。

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途中、こんな感じでロープを伝って歩く部分もあるので慎重に。

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でも、当地方の最高峰が連なる山脈と氷河を眺めながら歩くのは格別です。

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最後はチェアリフトで街まで。

お疲れ様でした☆

***おまけ:今日のワン*****

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フワッフワの毛が育ちの良さを感じさせるコリーちゃん。最近はこの元祖?コリーも再び見かけるようになりました。

 

 

 

 

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【サンモリッツ】専属ガイドDay1:スイスの絶景と原風景を巡る一日

皆さまこんにちは、サンモリッツから吉原です。

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↑本日の一枚:下弦の月を見上げるお客様

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本日から、秋のスペシャルウィークが始まります。

それは今回、ベルニナ沿線エリアに詳しい、という事でとあるお客様から専属ガイドのご依頼をいただきまして、今日がその一日目。

主なルートは

・サンモリッツ

・ベルニナ沿線、秘密の湖がある山小屋に一泊

・イタリア、ティラーノでワイナリー巡り&プチハイキング

 

となっております。

 

今日は一日目で、お客様はスイスリピーターさんだけれど当地は初めて!との事で、まずはやっぱり昨日のハネムーナーさんもお連れしたコルヴァッチ展望台へ!

…今日も気持ちよい晴天かな。

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↑ここコルヴァッチ展望台では、標高3303mでグラッパやウィスキーを醸造しているのです!なのでここに来るといつも独特の香りが・・・開いていればガラス越しに蒸留させる器械などが見られるのでのぞいてみては。

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ベストなタイミングのカラマツ黄葉を背景に。ほぼ貸し切りで最高でした。

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その後、当エリアで人気No.1のハイキングコース、フェックス谷へ。

ハイジの世界、スイスの原風景が広がります。

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眼下に広がる湖を眺めながらのんびりハイキング。

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その後、谷に向かってゆっくり下りて行くと、やがてフェックス谷の奥まで見渡せます。もう奥の山はすっかり冠雪していました。

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ゆるやかに蛇行する川と道路。のどかな風景を背景に。ちょうど馬車が通りました。

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本日のランチ。地元で獲れたトラウトがのったロシュティと、お肉の煮込みにロシュティ添え。

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ランチ後いつも立ち寄る、小さいながら歴史的価値の高い教会にもご挨拶。

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牧歌的風景の向こうに荒々しい山並みを眺めつつ、秋の日は過ぎて行く…

 

お天気も良く出だしは上々!

明日をお楽しみに♪

***おまけ:今日のワン*****

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飼い主さんとルンルンで歩いてたレトリバー。青空に映えます。

 

 

 

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【サンモリッツ】ベストな色づき♪秋のアルプスを楽しむハイキング

こんにちは、ようやくホームに戻ってきました吉原です。

本日は、ハネムーナーのお二人と、アルプスらしい秋の景色を求めてハイキング。

天高く馬肥ゆる秋…と言う通り、澄んだ空とベストな色づきのカラマツの森を堪能できた最高の一日となりました。

今回、初めてのスイスという事でしたので、まずはこの地方及びスイスの概要をご紹介するべく、当エリアで一番標高の高い展望台、コルヴァッチ展望台へ。

朝、街中にはガスが立ち込めており、お客様は「お天気大丈夫かな…?」と多少不安げ。

でもご安心ください。サンモリッツでは朝もやが立ち込めると、それはむしろ晴天の合図。

バスで移動しているうちに、みるみる雲が晴れてきてこれから上る展望台の頂が姿を現すと、お客様のテンションも爆上がり↑↑↑

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途中、ロープウェイでは美しく色づいたカラマツの森を眼下に眺めながらの空中散歩。

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↑少し上がるだけで雲海の上に♪

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さすが秋!天候も安定し空気が澄んでおり、ツェルマットやグリンデルワルドエリアの山まで見渡せました。

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↑一番奥に見える山脈が、ツェルマットエリアの山々。一番左のひときわ大きい山塊がモンテ・ローザ山群☆

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↑山頂から飛び立って楽しんでいるパラグライダーが2-3名。まるで見せつけるように何度も近くを舞っていました。

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↑記念撮影中も、ちょうど後ろに乱入!(ちょっと指も入ってしまった)

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そしてもう夏の観光ピークは過ぎているので、こんなに最高の天気なのに空いている・・・お得。

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コルヴァッチで360度のパノラマを楽しんでいただいた後は、カラマツの森湖畔ハイキングにご案内。

いろいろコースを相談したのですが、この後ツェルマットとグリンデルワルドに行かれるという事だったので、この地方ならではのコースを選定しました。

淡い緑や黄色、様々なグラデーションに色づいたカラマツが湖面に映る姿を目にしながら。

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↑湖畔の水草の茂みにいたオオバン。真ん中のがまだ幼鳥なんです。わかるかな?草に隠れて安心感があるのか、割と近くまで寄って来てくれました。

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↑今日は風もなく、周囲の風景がくっきりです☆

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湖畔でのんびりピクニックランチ

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いろんなインスタ映え系写真も撮って遊びました♪

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私まで撮っていただきました♪(ひとりはさみしいなぁ)

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↑湖畔のE-Bike充電器つき駐輪所、兼木の部分はベンチにもなる。スイスはこういった最新技術への順応が早く、デザインと機能がマッチしたモノづくりが素晴らしい。

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カラマツの森、森林浴でマイナスイオンをたっぷり吸収。

あるいてちょうど次の展望台、ムオタス・ムライユ展望台乗り場に到着。私はその後別のお客様がいらっしゃるので、そこでお見送りしてお別れました。

個人的に大好きなアルプスの秋。

堪能していただけたようで何よりです♪

***おまけ:今日のワン*******

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くっきり映るサンモリッツの街を背景に、お散歩中のわんこ。

 

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【ツェルマット】スイスの紅葉狩りを楽しむ♪

こんにちは!まだまだツェルマットから吉原です。

今日は、今夏ツェルマットにて最後のお客様と、この季節らしい【秋のスイスを楽しむ】一日といたしました。

いつもの王道コース「湖巡り」の起点となるブラウフェルド。湖巡りに向かう道のちょうど逆側より、別のコースがあるのを知っていましたか?その名もBlumenweg~フラワートレイル~

今はさすがにお花はほぼ終わっていますが、ここはコース沿い要所要所にアルプスのお花の説明パネルが、しかも日本語付き!で書いてあるのでお花がない時でも楽しめるのです。

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ちょうど、その付近に生えている花、森林限界付近ではその話題…と、パネルの内容もよく考えられており、歩きながらアルプスの自然について学べるようになっています。さすがスイスだなぁ、と思わされる事のひとつです。

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↑熱心にご覧になる&足元のゲンチアナを撮るお二人。

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↑歩き始めの頃。今上がって来たロープウェイがすでに小さく見えます。

今年も何度もお世話になりました~。

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↑本日は雲が多く、太陽が差したり隠れたりでしたが、その陰影がまたいい演出でした。

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↑この二枚の写真、時間差は2分くらいしかないんですよ!マッター谷に、もくもくと雲海が広がり、またあっという間に散っていく…山の呼吸を感じる瞬間です。

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そして、この季節でもまだちょこちょこ頑張ってるお花達がいました☆

きっと花の全盛期にはとっても賑やかな事でしょう。

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歩きながら少しずつ標高を下げて行くので、植生の移り変わりも実感でき楽しいです。

標高約2500mから始まって、やがて樹林帯に入ると…

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黄金色に色づき始めたカラマツの森の中ハイキング♪

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初秋の今は、カラマツが緑から黄色、そして濃いオレンジへ…と様々な色変化を交えて魅せてくれるので、とても美しいです。

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↑今日はマッターホルン全貌は叶わずでしたが、タイミングがいいとこうして黄金色カラマツ&マッターホルン、というこの季節限定の一枚が撮れます。

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歩いているうちに、だいぶ青空も見えてきて、本日はこのマッターホルンビューのレストランでランチ。

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↑本日の一品。ポルチーニ茸のラビオリ。

気軽なお山のレストランかと思いきや、お皿もこじゃれてるしラビオリも手作り。そして下に贅沢にたまっているオリーブオイルも絶品で、とても美味しかったです☆ さすが強気なお値段だけあります!(ラビオリ4つが入って… 24フラン。一個当たり6フランか、、、と大変庶民的な計算をしてしまった。)

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実は、今日の予報は午後から雨&強風だったのもあり、樹林帯に入れる事も考慮してこのコースにしたのですが、結果いい方に予報が外れ、マッターホルンも時折ほぼ全貌が見えたのでお客様も喜んで下さいました。

今回のお客様は、もうスイス4回目。

最初はスキーで冬。次は夏、春…とそして今回は秋を見て見たかった、との事でした。

多少はスイスの秋らしさをお見せできたかな?

スイスの四季を感じる。。。そんな旅の楽しみ方も素敵ですね♪

 

***おまけ:今日のワン*******

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タレ目に見える毛色が可愛いワンちゃん。でもよく見たら私を見つめる視線がいぶかしげだった…( ;∀;) しっぽのフサフサ具合から、サマーカットしてる牧羊犬種のまだ仔犬かな?

 

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【ツェルマット】ピーカン☆の中、深雪マッターホルンビューハイキング

こんにちは!本日もツェルマットからお送りします。

雪の中の昨日とは打って変わって、予報通り本日はピーカーーーン☆

そんな中、マッターホルンが最も間近に見えるコース、トロッケナーシュテッグからシュワルツゼーに向けての「マッターホルン・グレーシャートレイル」を目指してまいります。

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すでに夏のシーズンは着々と終わりを迎えており、シュワルツゼー経由のゴンドラはクローズ。

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よって、フーリからトロッケナーシュテッグ直通の巨大ロープウェイにて。通時運行のゴンドラと違うので、待つ人でごった返す乗り場。。。

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普段とは少し違った角度から見る景色も素敵。

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新雪を求め、今日はスキーヤー、ボーダーがたくさんいました。

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このコースは、たくさん氷河湖・山上湖があり、それぞれで表情の違う逆さマッターホルンを見られるので個人的にお気に入りポイントです。

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乗り場直下の一番大きな湖にて。

マッターホルンが真正面から迎えてくれます。

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…しかし、これだけ標高が高いので積雪も結構ありました。

そしてあさイチなので踏み跡もまばら。なので行けるところまで行ってみよう!という事に。

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ヴァイスホルンを背景に先を行くファミリーさん。

冠雪した山々が美しい…

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360度くっきりな視界!

北部のユングフラウ地方の山並みも一望。

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大きな湖より先は、先行者の踏み跡が一組ぶんくらいしかなく、深いところでは20cmは足が埋まるほど。なので先行する私が踏み跡を大きく作りつつ、ラッセル係しながら進みます。

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ニンゲンの踏み跡と共に野ウサギの足跡も。

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よりマッターホルンが間近になる湖では、湖面に薄氷が張っていました。

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凍っていない部分まで来ると逆さが映ったので、そこまで行ってみる。ここは誰の踏み跡もなく、新雪をギュッギュッと踏みならしつつ進む。この音がとても気持ちいいです。

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逆さアップ。薄氷がレイヤーになって美しい。

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雪が深いと、やはり一歩一歩に体力を使うし時間もかかります。

この後、展望台に行かれる予定の為、またこの先はガレ場の下りになる為、時間とコンディションを考慮して本日はここまでにして後は引き返します。

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その後、後から来るハイカーが増えたので、帰りは踏み跡がしっかりしてきているのがわかります。

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帰り道、逆さクライン・マッターホルンと逆さブライトホルンが見える湖も発見♪

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全コース制覇にはなりませんでしたが、初めてのスイスで最高の晴天の中、思わぬ雪中ハイクとなり、とても喜んでいただけました。ガイドとしても嬉しい限りです♪

※※※ 当コースを熟知しているので、踏み跡が少なくても、またはなくても歩いて行けました。雪で見えないだけで、現地は岩場や沢が点在する場所です。初めての方には大変危険ですのでくれぐれも真似しないようにしましょう。帰りも、軽い気持ちで来たらしいラフな格好の若いアジア系カップルがいましたが、絶対にお勧めしません。。。

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展望台行きの乗り場でもスキーヤーがたくさん。

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〆は、絶景を眺めながらのボロニエーゼ。

 

***おまけ:今日のワン*******

コースでは出会いませんでした。さすがに。

なので、前日コープ入口前で、長い事主を待っていた二匹の穏やか大型犬。レトリバー系? 通りすがりのいろんな方からナデナデされていました。

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