昨晩の夕食のときは激しく雨が降っていましたが、今朝は青空も覗いていました。今日はホテルから車で約30分。十二湖エリアへやってきました。
ちょっと雲がかかっている大崩が目的地です。
登山口までの緑のトンネル。気持ちのよい感じが写真でも伝わりますか?
登り始めるまえに十二湖エリアでも最も有名な青池へ。
透き通った水が自然とは思えないような青い色を見せています。
ここからは登山道。ブナやミズナラの道を登ります。急な箇所もあり、頑張って登っていただきました。
こちらはランの仲間。
こちらはフタリシズカ。
標高差約400mを登り目的地の大崩はもうすぐです。
こちらが大崩からの眺め。名前の通り足元が浸食されているのがわかります。
実際には33個もある池がここからは12見えることから十二湖という地名がついたそうです。奥に見えるのは日本海の海岸線です。
下山途中に雨に降られたものの、ホテルに戻ると雨も止んだので、ご希望の方と灯台に行ってきました。宿からも近い場所なんですが度々ツキノワグマの目撃情報があるそうです。
今日の夕食も地元の食材をふんだんに使ったお料理をいただきました。写真は新鮮なアワビです。
明日は高倉森の縦走ルートを暗門まで歩きます。いよいよ世界遺産エリアに足を踏み入れます。
神﨑 裕一
こんにちは。今日から白神山地ツアーがスタートしました。青森空港に到着後、早速三内丸山遺跡へ。「北海道・北東北の縄文遺跡群」として来月に世界遺産正式登録が待たれる遺跡です。
まずは模型を使ってボランティアガイドさんからの説明。熱心に耳を傾ける皆様
屋外には復元された竪穴住居が。実際の建物のつくりがはっきりしていないため、考えられる3種類の構造で復元されています。
土偶もソーシャルディスタンス 笑
こちらは高床式倉庫と考えられている場所。
道具が限られた縄文時代に柱を造り、等間隔に建てていたことを想像すると、その技術に驚かされます。ここでは想像力で楽しみが広がります。
建物内にも発掘された土器なども展示。昔、歴史の教科書でみたやつですね。
なんとも言えない表情が愛らしい土偶たち
世界遺産登録に先駆けて縄文遺跡を見学したあとは、五所川原駅へ移動。ここから五能線のリゾートしらかみでの列車の旅です。
隣にはモノクロで撮りたくなるつがる鉄道の駅舎が。
リゾートしらかみが入線してきました。今回は緑色の橅の車両です。
この列車で約1時間45分、日本海の海岸線を眺めて南下します。
こちらは車内の様子。ショップコーナーもあって楽しいです。
途中の千畳敷駅で15分ほど停車
その間に下車して千畳敷の見学が可能です。
今日と明日の宿は不老不死温泉。海岸線に建つ温泉宿です。
温泉の写真は撮れないので、気になる方はこちらのサイトからどうぞ。特に夕暮れ時の海辺の露天風呂は最高ですよ。これから白神山地ツアーに3本同行させていただきますので、僕のお肌もすべすべになるかも笑
https://www.furofushi.com/hotspring/
明日は十二湖エリアのトレッキングに行ってきます。
神﨑 裕一
大山ツアーの最終日は日本一危険な国宝とも言われる投入堂へと行ってきました。あいにく雨模様でしたがホテルを出るころには参拝登山もOPENしていたのですが、到着する前にまさかのclose。。。
どうしよう、、、三朝温泉かな?と考えていたら天候が回復して再OPEN。ラッキーです。
こちらの三徳山は706年開山の修験の場です。
まずは階段を上り本堂を目指します。
本堂奥で傘を預け、「六根清浄」と書かれた輪袈裟を借りて準備OK!ここから登山です。
雨に濡れた木の根っこや、岩の道が修行のように続きます。
ちょっとぶれてますが、道の険しさが伝わりますね
そして現れたのがクサリ坂。
岩も滑りやすい場所があり、なかなかハードです
登りきると、文殊堂に到着。岩場にせり出すように建てられたかなりスリリングな建物です。かなりの高度感に全然平気な方と平気じゃない方(笑 この建物は室町時代後期の建立だそうです。
僕にはこのポーズはムリでした。。。
続いて源頼朝の時代に寄進された鐘をつき、
馬の背を進みます。
胎内くぐりの観音堂が見えてきました。目的地はもうすぐです
皆さんで岩の持ち上げ写真。頑張ってます!
ラクラクバージョン笑
そして岩山の角を曲がると、投入堂が視界に入ってきます。未だに建築方法がわかっていない、建物。法力によってここに投げ入れられたと伝わっています。
無事に到着!お疲れ様でした!
大山よりハードでしたか?
なんとなくモノクロでも撮影。
帰りも慎重に下山して、、、
お昼は山菜うどんや三徳豆腐などをいただきました。
そして帰りは鳥取空港へ。ここではコナンが迎えてくれます。
鳥取に来たら、ということで〆のすなば珈琲へ。
無事に下蒜山、大山、投入堂と歩くことができました。
ご参加の皆様ありがとうございました!
そろそろ羽田便搭乗開始なので、この辺で失礼します。
来週からは白神山地ツアーをお届けします。
神﨑 裕一
本日は中国地方の最高峰・大山登頂を目指します。最高地点の剣が峰周辺は崩落が進んでいるので弥山(みせん)1709mを目指します。
まずは登山口までの途中で見つけたマンホール
大山の山頂までは標高差1000m近く。結構遠くに見えます。
歩きはじめはこんな感じでブナやミズナラの森を歩きます。
まだまだ皆さん元気です。曇り空で登るにはちょうど良い感じです
登るにつれて風が森を揺らす音がしてきます。昨日に続いて風が強いようです。
こちらはウツギの一種のようです。
クリアではありませんが、日本海と米子方面が見えてきました。
5合目には山の神様が。。もちろん無事の登山を祈念。
6合目の避難小屋と北壁方面をバックに集合写真
ノリノリのレディースチーム♪
大山のスキー場も眼下に見えてきました
だいぶ登ってきました!
標高1600m付近、標高差であと100mほどです。景色がよい分、風も当たります。結構風が冷たかったです。
そんな中でも見事なイワカガミの群生が見られました。
そそて無事に大山の頂上に到着!
外はちょっと寒いので、頂上小屋の中へ
今日のお弁当はこんな感じ。美味しくいただきました。
下りは途中から雨が降り出したので登りよりもさらに足元に気を付けながら歩きます。
そこへ森の中から聞こえた機械音。山頂付近で作業していた方たちが下山して行くところの遭遇。しまなみ海道などをサイクリングすると柑橘系の収穫作業でも使われる乗り物です。
帰りは大山寺経由の道へ。昔のお堂の跡など雰囲気のある森の道を歩きます。
静かな緑の道を進みます。
雨の中大山寺到着。
門をくぐり町へと降りてきました。
下山後はそのままカフェタイム。ほっと一息コーヒーが沁みました。
こちらは本日ゲットしたお品。鬼太郎シリーズです。
最終日の明日は日本一危険な国宝とも称される三徳山投入堂に向かいます。お天気が持ちますように。。。
神﨑 裕一
「おい、鬼太郎、米子空港じゃ」ということで、米子空港で目玉のおやじに出迎えられました。今日から蒜山、大山、投入堂をめぐる3日間のツアーがスタートです。
早速蒜山へ。車窓からは大山が見えてきました。
途中の道の駅では蒜山のジャージーソフトクリームや牛乳などを楽しんでいただきました。
お昼前に下蒜山の登山口に到着。ここから1100mの山頂まで標高差590mの上りです。
湿地の木道からコースがスタート。
前半は気持ちの良い樹林帯を歩きます。が、時折急登となり、なかなかハードです。
五合目からは山頂が見えてきました。
視界が開けて気持ちの良い道を歩きます。
足元にはトラノオや、
アザミ、
鮮やかなツツジなどが咲いていました。
見晴らしの良い雲居平にてピクニックランチ。日本海まで望む絶景です。
さらに登った場所から振り返ると歩いてきた稜線が眼下に見えます。
そして無事に下蒜山山頂に到着。
奥の方には明日登る大山が見えていました。
こちらは今日購入した蒜山、大山のドリンク類。
ホテルの夕食も盛りだくさん。この写真以外にも天ぷら、デザートまで美味しくいただきました。
もちろん地酒の飲み比べも外せませんね~
食後には皆さんで星空観賞をしてきました。
明日は大山を目指して登ってきます。
神﨑 裕一
雨による増水によりSUPが中止になった最終日は島の一周観光へと行ってきました。
まず訪れたのは神父シドッチの上陸の地。徳川吉宗の時代にキリスト教布教のためにこの地に上陸。その後、長崎を経て江戸へと送られ、生涯を終えた方です。
こんな場所によく上陸できたものと思うような荒々しい海岸線です。
次の下車ポイントは大川(おおこ)の滝。到着日にも訪れた滝ですが、雨のため規模が拡大。さらに迫力が増していました。
この先は今回のツアーで初めて訪れる場所です。木々のトンネルのような西部林道をドライブ。雨が小降りになったタイミングで少し歩いてみました。
手つかずの自然ではシカとの出会いや、、、
シカとサルが仲良く過ごす姿にも出会えました。
続いて西海岸を北上し、永田地区にあるいなか浜。ここはウミガメの産卵地として知られる砂浜です。
遠くには口永良部島も見えています。
アカウミガメはカリフォルニアまで旅をするそうです!
島を一周して屋久島空港へ到着。昨日は4便ある鹿児島への便のうち3便が欠航となり、今日も雨模様のため飛行機の運航を心配していましたが、無事に定刻に出発。
乗り継ぎの鹿児島空港では外に出て、空港の足湯を堪能。「おやっとさぁ」はお疲れ様、の意味です。この後は空港でビールで乾杯。お疲れ様でした。
屋久島は屋久杉や宮之浦岳だけでなく、海や様々な緑色を見せてくれる豊かな森があります。是非一度は訪れていただきたい場所です。
ご参加いただいた皆様、お疲れ様でした&ありがとうございました。
来週は大山ツアーの様子をお届けします。
神﨑 裕一
3日目の屋久島は予報通りの雨。でも白谷雲水峡はこんな日でも楽しめる場所です。レインウェアを身に着けて、出発です。
歩き出してすぐに現れる憩いの大岩。大きな花崗岩の一枚岩です。
雨の影響で増水している箇所があるために、短めのルートに変更して歩いてきました。
つるっとした幹のヒメシャラが雨で艶やかになっています。
コケも雨でうれしそうです。
新たな木々の土台となる貫禄ある切り株。表面のうねりも見事です
こちらはくぐり杉。
杉の周囲に別の木が生育しています。
続いてこちらはシカの宿。シカ役のお客様と一緒に撮影です
七本杉に到着。人が入ると大きさがわかります。
さらに進むと苔むす森に到着。もののけの世界への入り口といった雰囲気。緑の世界です。
白谷雲水峡でのトレッキングを終えて町へと移動途中、ヤクザルの群れに遭遇。人に慣れていない自然の感じがかわいらしいです。
夕食前に皆さんで屋久島の地ビールを堪能。
明日の最終日は雨模様ですが、最後まで屋久島を楽しんでいただきます。
神﨑 裕一
2日目の朝は5時にホテルを出発して、宮之浦岳を目指す淀川登山口へ。前回11月のときと同じ6時頃歩行開始でしたが、前回は真っ暗、今回はこの明るさでした。
宮之浦岳までの標識。登山口から山頂までは片道8km。この標識に一喜一憂しながら?歩いていきます。
折れた木にはコケが付き、その上に種が落ち新しい木が育ちます。
歩き始めてしばらくすると、世界遺産エリアへと入っていきます。
歩き始めて約1時間で淀川小屋へ到着。
ここで朝食タイム。今日は長い行程なので、朝食と昼食と2つのお弁当を持参。これを時折つまみながら、空腹でも満腹でもない感じで歩きます。
森を流れる清流。宮之浦岳で見る水は全て澄んでいて、時には水があることがわからないくらいです。
時折こんな大きな岩が転がっています。頑張って支えるお客様
徐々に周囲の山々が見えてきます。こちらはトーフ岩が乗った高盤岳。前回は「ハムみたい」との声でしたが、今回は「イカメシ」見る人によって違うものですね 笑
この時期は雨が多いものの、シャクナゲが見られるメリットもあります。
黒味岳をバックに集合写真。
この先はロープが掛かる場所などが出てきます。
森林限界を超えた投石平(なげしだいら)。
奥には目指す宮之浦岳が見えます。
人工的に積み上げたの?と思うような石が点在。
頂上直下の最後の上り。もうすぐ九州のてっぺんです。
無事にアタック隊の3名様登頂!雲海が眼下に広がります。
2番目の高さの永田岳に口永良部島も見えました。
頂上直下にはヤクシカの姿も。
下りもシャクナゲを愛でながら歩いてきました。
最後の1枚は何となく撮影したコケの付いた倒木です。
本日は長時間の歩行お疲れ様でした。
明日は雨マークですが、屋久杉やコケが美しい白谷雲水峡を歩いてきます。
神﨑 裕一