グリンデルワルト☆グローセシャイデック~フィルスト

グリュッセ!グリンデルワルトより、トモがお届けします。

今年度は雪解けが遅いこともあり。まだまだクローズされているハイキングコースが多いです。本日は迂回路を通ってのグローセシャイデックからフィルストのコースを歩きました。

雪がまだまだ残っている標高2000mエリアですが、歩けるハイキングルートもございます。

青紫色が印象的なスイス三大名花の一つ、リンドウも咲いていました。

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昨晩から雨が続き、止んだものの雲がまだまだ厚いです。ヴェッターホルンがなかなか姿を見せてくれません。

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アイガーも雲に覆われていますが、時々稜線と山頂が見えました。

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リュウキンカやアンティリス・ブルメラリアも咲いています。

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クローズのハイキングルートを避けて、シュレックフェルト経由でフィルストまで歩きました。

ランチはセルフサービスのレストランにて!

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ランチを済ませ、ロープウェイでグリンデルワルトに降りている途中でシュレックホルンが見えてきました~!

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午後は雲が減り、良いお天気となりました。

トモ

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雪渓残るラゴビアンコと絶景アルプグリュム

今年も始まりました アルプスウェイ・ハイキングレポートinサンモリッツ。

今年も吉原がお届けします。どうぞよろしくお願いいたします(^-^)/

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初日から 風もなく穏やかに晴れ 幸先のいいスタートです♪

このエリア、シーズン初めのお客様は スイス初めてというご夫婦。

人気コースのひとつ、ラゴビアンコ~アルプ・グリュムまでの

ハイキングをご一緒しました。

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今年の冬から春にかけて、ここエンガディン地方は

雪がたくさん降りました。また、5月は悪天候と低温が続いたため

標高2,200m越のラゴビアンコは、まだまだたくさん雪が残っています。

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ハイキングコースにも、所々しっかり雪渓が。

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部分的に歩くのは大変ですが、

本格的な春の訪れが遅かったおかげで

春の高山植物が 今一斉に咲いています。

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例年ですと、この時期にはもうサクラソウは枯れかけているので

こんなに群生している姿を見られるとはラッキー☆

サクラソウに続き、可憐なイワカガミダマシも群生していました。

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みんなこっち見てる(笑)

 

 

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ゲンチアナも鮮やかに。

 

美しく繊細な花々、独特な色合いの湖、そして時折通り行く

世界遺産ベルニナ線…

楽しく歩いていると あっという間についているのが

このコースの特徴ですね。

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ゴール近くでは いつものイタリアまで見渡せる絶景。

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アルプ・グリュム駅から見えるパリュー氷河もバッチリでした。

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駅付近には これまた春のお花。

通称「バターボール」と呼ばれる 艶のあるキンポウゲが 今満開です。

ポンポン可愛い♡

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そして 今日の〆の一枚は…

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ラゴビアンコを背に… こ このポーズはッ!

(ヒントは 今年話題の映画のひとつ、「翔んで埼玉」です。

…ヒントっていうか答えですね(笑))

地元埼玉で こだわりの喫茶店をされているというSさま。

ノリよくポーズ下さり ありがとうございました。

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12/8出発パタゴニアハイキング 10日目ウシュアイアハイキング⇒ブエノスアイレスへ

12月17日(月曜) ウシュアイア、気温5度、雪の曇り〜ブエノスアイレス、気温18度、曇りのち雨

南米パタゴニアの最後の訪問地ウシュアイアを訪れています。
今日は、真冬日、ウシュアイアの洗礼を受けました。
街中から眺めることができるモンテ・マルテイアル地区とマルテイアル氷河へのトレッキングに挑戦!
ウシュアイアには一般ゲレンデのセーロ・カストールというスキー場が唯一ありますが、このモンテ・マルティアルも冬には、パウダースキーが売りのバックカントリースキーエリアとなります。

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▲冬は氷河スキーエリアとなります

専用車で麓の登山口駐車場まで、そこからスキー場を登っていきます。標高が500m地点に展望台があり、天候が良ければウシュアイアの街とビーグル水道の絶景が楽しめます。

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▲マルティアル氷河へようこそ!の看板

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▲冬のスキーコースをまず上がっていきます。

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▲マルティアル山がうっすらと見えてきました

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▲氷河へと続くサインボードがここから約1時間で氷河へ
今回はさらに降雪のあるコル付近の約830mのもう一つの上の氷河エリアまでの展望台まで
登ってきました。さらに山のピークが迫り、氷河も近づいて眼下の風景も広がります。

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▲ビークル水道とウシュアイアの街がうっすらと見えてくる

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▲ここからは積雪も5cm以上

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▲マルティアル氷河をバックに

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▲標高830m地点に到達、ベースが低いのでかなり登ってきました
アンデス山脈の終焉、今回のパタゴニアツアーの最後を締めくくる雪中行軍トレッキングとなりました。ここから先はアイゼンがないと行けないので終了。ゆっくりと下山しながらマルテイアル山氷河エリアを楽しんできました。

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▲麓に降りてきたら先ほど登ったマルテイアル氷河がしっかりと遠望できました

いよいよウシュアイアを後に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ移動です。ブエノスアイレスの国内線空港近くには大河ラ・プラタが悠然と流れています。
河幅最大約240kmなので対岸は見ることができないので、まず初めて訪れる人々はまず
海では?と錯覚してしまう大河です。ヨーロッパからに航海時代以降に多くの移民がラ・プラタ河を経由してブエノスアイレスへと入植してきたスペイン統治時代、独立の軌跡が詰まっています。

ウシュアイアからの到着が1時間以上遅れてしまったので、残念ながらミニ観光はタンゴ発祥の地、ボカ・カミニート地区は治安が悪い時間帯なので諦めました。5月革命の広場で映画エヴィーダで有名なカーサ・ロサード、カテドラル、コロン劇場などを見てタンゴ・アルヘンテイーノ観賞へ。ヴィエッホ・アルマセンでパタゴニアツアー最後のブエノスアイレスアイレスの夜を満喫。気温差、パタゴニアトレッキングもお疲れの頃だと思います。

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▲ブエノスアイレスでのヴィエッホ・アルマセンの前で

 

 

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▲夕食付きタンゴショーはすぐ隣のレストランまのでとても便利

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▲タンゴアルヘンティ—ノの世界に引き込まれていきます

 

ちなみにタンゴショーに触発されて?終了後にミロンガへタンゴを踊りに行かれた人もいました!今回のツアーの目的がトレッキング以上に本場でタンゴを踊ることだったそうです。流石です!ちなみにアルマセンでも夕刻に予約すればタンゴレッスンもできるとのこと。とにかくタンゴとフォルクローレで終了はなんと24時でした。皆さま大変お疲れ様でした。

エスコート 水澤 史

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12/8出発パタゴニアハイキング 9日目 世界最南端の都市ウシュアイアへ

12月16日(日) 気温5度 雪のち曇り

南米パタゴニアハイキングも終盤となりました。 今日はカラファテからウシュアイアへ移動です。世界最南端のティエラ・デル・フエゴ島は、ビーグル水道を基点にアルゼンチン領とチリ領が複雑に領海、領土を分け合っています。真夏でも真冬といった最もパタゴニアらしい厳し天候が特徴です。

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▲ウシュアイアのクリスマスバージョンで記念撮影

ウシュアイア空港から専用車で、国立公園地区へ移動してくるとすでに雪が降り出しました!エンセンナダ海岸付近の森散策を手始めに、トレイン・デル・フィン・デル・ムンド(世界の最果ての地列車)へ搭乗して約1時間、かつてウシュアイアへ流刑にされた囚人を作業場へ連れいく為の列車として、街中の監獄付近から出ていました。

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▲途中マカレナ滝で停止する地の果て号

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▲蒸気機関の煙が外気温で冷やされ雲となる

現在は観光列車として区間も短くなりましたが、当時の囚人たちが材木や家具などの材料として切り出したレンガの切株がそのまま残っている森を走っていきます。

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▲当時、囚人達が切り倒したした木々はそのままに

その後は、ウシュアイア観光局でウシュアイアスタンプ、訪れた証拠となる訪問証明書などをもらいに行きました。大型、中型のクルーズ船が接岸しており、南極への基地ともなる世界の果ての地にいる実感が沸々と湧いてきました。

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▲地の果ての郵便局

囚人博物館は、ウシュアイアならではの見所の一つです。一時期、一般市民の人口と囚人の数とがかなり拮抗したようです。すべてがその囚人の過酷な労働によってウシュアイアが発展してきたという歴史もとても興味深いことです。

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▲囚人博物館、世界の監獄の展示も

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▲ウシュアイア観光局で名前入り、訪問証明書とパスポートにも

街中から見上げるアンデス山脈の一部でもあるマルティアル山塊などが、最後に標高を落としながらビーグル水道で終焉していく風景は、他には類を見ることはありません。 この街から一部氷河を頂くいくつかのピーク群とが織りなす風景も素晴らしいにかなり尽きます。

参加メンバーにとって未開の地、ウシュアイア滞在を短いながらたっぷりと満喫して下さい。明日はマルティアル氷河へ、パタゴニアへ来た実感は鮮明なことでしょう。 アンデス山脈が終焉していく時間帯をしっかりと散策してみたいと考えています。

エスコート:水澤 史

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12/8発パタゴニアハイキング 8日目ペリトモレノ氷河観賞&ミニトレッキング

12月15日(土) 雨のち晴れ、気温12度

今日は待望のカラファテから約80km、マゼラン半島経由でペリトモレノ氷河観賞及び氷河ミニトレッキングを楽しんできました。周辺のビエドマ、マルコ二、ウプサラ、スペッガツイー二などの氷河が沢山存在しますが、このペリトモレノ氷河は世界遺産にも1981年に指定され、多くのツーリスト、ハイカーが観賞、氷河上を歩きに来る唯一の氷河なのです。

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▲ペリトモレノ氷河に降り立つミニトレッキング

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▲起伏のある氷河を歩く醍醐味

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▲氷河の氷を砕いたロックアイスでウイスキーを楽しむ

ここ10年ペリトモレノ氷河散策を安全に快適にできるように、遊歩道が半島に整備されました。
氷河クルーズでより接近して、氷河が崩れ落ちる瞬間やその氷河が他の氷河に干渉しながら崩れ落ちる落雷音のような迫力を間近に感じられるのはとても興奮してしまいます。
降雪、雨によって長年の年月を掛けてパックされたブルーアイスは、立体的でとても美しく太陽光に照らされ、近くで見るとクリスタルのようです。セラック帯が随所に見られ、その青空とのコントラストは大自然が腕によりを掛けて造成した賜物です。

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▲遊歩道からの氷河も迫力満点

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▲綺麗なブルーアイスをバックに記念撮影

約17kmが識別できる単体の規模、さらに30kmに及ぶチリ国境付近の3000m級のアンデスのピークを源流となし、高さは約70m、見えない湖底まで約630m〜700mにも及ぶ強大な氷河。ラーゴアルヘンテイーノの氷河湖をつくり、サンタクルーズ河へと注ぎます。
このパタゴニアは、海底の火山、堆積岩にマグマがじっくりと浸透して爆発せずに長年に渡って
浸透し、花崗岩を造形し温度が高い部分は黒色、下部は白色、比較的若い地層、そして南極に最も近い地、テイエラ・デル・フエゴの歴史もたっぷりと辿ってきました。

15世紀のヨーロッパ中心の大航海時代、新大陸への飽く無き領土拡大への想い、列強各国の威信を掛けて邁進した時代がはっきりと確認できました。

夕刻は、各々がカラファテの街散策したり、ショッピングしたり、ジャクジーを楽しんだりカラファテの夜を楽しまれたようです。

 

 

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▲お土産屋、カフェ、スポーツショップが軒を連ねています

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▲散策が楽しいカラファテの街

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▲民芸品も豊富

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▲ジャグジーでのんびり

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▲▼サーモンやビーフ、ラムなど美味しいです。量が多いですが。。

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明日は最南端、ウスアイア(ウシュアイア)へ移動していきます。

エスコート: 水澤 史

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12/8発パタゴニアハイキング 7日目フィッツロイ眺望ハイキング

12月14日(金) 天候晴れのち曇り 気温12度
今日はエルチャルテンでのフィッツロイ展望トレッキング約17kmを歩いてきました。
朝焼けのフィッツロイ(3405m)からスタート、この時期日の出、5時30分です。
この3峰だけに太陽があたり、次第にエルチャル村が明るくなっていきます。
長い移動の疲れも出てくる頃でしょう。

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▲平出和也氏撮影

今回は専用車で東側の広大なU字谷に沿ってエル・ピラールの登山口からスタート。
いくつもの氷河を見ながらフィッツロイ(3405m)、ポインセノット(3002m)、ラファエル(
2482m)の3峰を近くで遠くから眺める絶景トレイルです。

 

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▲エルピラールからスタート

最初の見所はピエドラスブランカス氷河を正面に奥にフィッツロイを見る展望台です。
氷河の迫力に圧倒されます。次にレンガの巨木の森を抜けて拓けた平原を歩きながら見る全容。そして次は透き通った湖水、ラグーナ・カプリからの3峰。最後はフィッツロイ正面の展望台からのビューポイントで締めくくります。

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▲ピエドラス・ブランカス氷河とフィッツロイ

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▲快適な平原からの眺望

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▲フィッツロイをバックに記念ショット

絶景を楽しんだ後はレンガの森、そして最後は高度なオープントレイルから広大なU字谷を見下ろしながらエルチャルテン村に降りていく快適なロングトレイル。
天候はかなり風と気温が低かったのですが無事に終了しました。

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▲フィッツロイ展望台からの絶景

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▲フィッツロイ展望台は一押しのビューポイント

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▲終了後はセリヴェッサリーアで乾杯

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▲山岳の話題は付きません
終了後はセルべッサリーアで地ビールで乾杯! お疲れ様でした。短いエルチャルテン村滞在をあとにカラファテへ移動してきました。明日はいよいよペリトモレノ氷河散策です。
エスコート 水澤 史

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12/8パタゴニアハイキング 6日目エルチャルテンへ

12月13日(木) 気温18度、晴れ
南米3大国立公園を巡る旅、エルチャルテンに到着しました。
今日はトーレス・デル・パイネ国立公園を後に早朝5時30分に出発。アルゼンチンのサンタクルース州のエルチャルテン村へ約430kmの移動。
途中、チリパタゴニアの国境は十字路になっており、プエルタ・ナータレス、トーレス・デル・パイネ、セーロ・カステイージャス、そしてアルゼンチンのサンタクルーズへと街道が続いていきます。

国境が空いたのが朝8時、国境越えのツーリスト、ハイカーが続々と集まってきます。
シルバーフォックスの子キツネも国境付近に出現、グアナゴも沢山、見ることができました。

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▲チリ国境付近の標識

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▲国境を越える人々を見送る子キツネ

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▲アルゼンチン側の国境

さて、アルゼンチン側に入国してから車両を乗り換え、チリ人のドライバー、ガイドとはここでアディオス! 広大なカンポ・パンパをひたすら北へエルチャルテンを目指します。
ルート40は、アルゼンチンパタゴニアの風向明媚な国道です。約5000kmも南はマゼラン海峡付近から北パタゴニアのバリローチェを経由してボリビア国境付近まで続きます。
途中、ラ・リオネスのパラドールでランチタイム。エンパナーダ、オホ・バカ(ビーフステーキ)やお土産を買われたり。ちなみに1ドル=34〜35アルゼンチンペソ

途中から長さ約70kmの最大のビエドマ氷河とビエドマ湖に落ちる氷山、そしてエルチャルテンの勇姿が現れます!ピエドマ湖注がれた氷河の水は、アルゼンチン最大のアルゼンチン湖へ注ぎ、サンタクルーズ河となり大西洋へと流れていきます。
大氷河がゆっくりと流れた造形された広大なU字谷は、ロス・グラシアレス国立公園の唯一の景観といえるでしょう。

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▲ラーゴ・アルヘンテイーノをバックに記念撮影

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▲エルチャルテンとビエドマ氷河をバックに記念撮影

エルチャルテン村到着後は、村外れのロス・コンドレス展望台へ散歩ハイキング。エルチャルテンをはじめセーロ・トーレが雲の合間から眺めることができました。
明日は、エルチャルテンをあらゆる方向から眺めるロングトレッキングに挑戦します。
あっという間に日付が変わり朝一番の朝日が当たるエルチャルテン!
その後はカラファテへ移動していきます!

エスコート 水澤史

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12/8発パタゴニアハイキング 5日目グレイ氷河展望ハイク

12月12日(水) 気温13度、晴れのち曇り
南米パタゴニア3大国立公園を巡るトレッキング旅

今日は、グレイ氷河とラーゴ・グレイのトレッキングトレイルへ。トーレス・デル・パイネ国立公園でも唯一、大氷河、氷山をまじかに眺めることができる絶景トレイルなのです。
朝、7時30分国立公園内をプデト乗船場へ、カタマランで約35分でパイネグランデへ。湖船には沢山のハイカー、トレッカーがヴァレ・フランセスのトレッキングやWサーキットに向かう為に混み合います。湖船からのパイネの角やパイネグランデの各ピークの全容は素晴らしいの一言です。

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▲ぺオエ湖をパイネグランデまでの約35分の移動クルーズ。パイネ全山の絶景を船上から

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▲パイネのツノも迫力満点

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▲パイネグランデ付近で寄ってきたカイケンのオスとメス

下船後に、沢山の人々がヴァレ・フランセスに向かうを見送って、私たちは最も東のラーゴ・グレイのトレイルへ登っていきます。途中、黒いラーゴ・パト(カモの湖)からすでに流れてきた氷山も見ることができます。右手にパイネ・グランデのプンタ・バリローチェ、クンブレス・セントラル、クンブレス・プリンパルを見上げながらゆっくりと登っていきます。

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▲グレー湖がいよいよ登場

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▲氷山が浮かぶグレイ湖

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▲グレイ湖の奥に広大なグレイ氷河が見えてきました

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▲参加メンバー全員でグレー湖とグレイ氷河の絶景

紫色のアルベヒージャの群生とファイヤブッシュが美しく、途中からブルーのラーゴ・グレイが視界に飛び込んできます。ブルーアイスの広大な氷山と大氷河が最後に姿をやっと表してくれます。まさに唯一無二のパイネ国立公園の絶景です。合計約4時間でグレイ小屋へ到着。ランチタイムをゆったりとテラスで頂きます。

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▲レフヒオ・グレイのテラスでランチタイム

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▲ピクニックもテラスは大丈夫

 

午後はグレイ氷河を正面に眺める展望台とさらに氷河に降りて実際に触ってトーレス・デルパイネの神秘に迫ります。この時期にはカヤックや氷河歩きも可能となり時間がいくらあっても足りないくらいです。グレイ氷河を中心に、ピンゴ氷河も迫り壮大な風景を楽しませてくれます。これぞまさにパタゴニアの醍醐味です。

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▲グレイ氷河間近に迫る

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▲氷河をゲットしてみたり

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▲グレイ氷河のダイヤモンドアイス

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▲グレイ氷河をバックに記念撮影

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▲ダイヤモンドアイスその2

 

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▲カヤック&氷河歩きも装備があれば可能

復路はグレイ小屋からカタマランのクルーズで約1時間、グレイ氷河、パイネ・グランデの各峰々、そしてクエルノ・デル・パイネ(パイネのツノ)が織りなす絶景を惜しみながら麓まで約1時間のクルーズ。

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▲復路はカタマランのクル—ズで戻る

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▲グレイ氷河と氷山が遠ざかっていく風景

 

船内でグレイ氷河の氷を入れたカラファテサワーかピスコサワーのフェアウエルドリンク。

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▲船内で出されるカラファテサワ—&ピスコサワー、氷はグレイ氷河より

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▲グレイ氷河が左右ともに姿を現わしてくれた

 

到着後は、さらに約30分で駐車場まで雄大な景観のもと歩いて戻りました。皆さん氷河、氷山の迫力と美しさに感動されたようです。

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▲最後の橋を渡ってグレイ湖管理事務所方面へ

 

明日はいよいよ早朝出発でアルゼンチンへのエルチャルテン、カラファテと移動していきます。

 

エスコート 水澤 史

 

 

 

 

 

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パタゴニアハイキング4日目 トーレス・デル・パイネ展望ハイク

南米3大国立公園を巡る旅の4日目、トーレス・デルパイネの3峰が爽快に見えました!
昨日と打って変わって朝からパタゴニアらしかぬ無風の晴天に恵まれ、朝7:30にホテルを出発、国立公園内の最も東側のバセ・トーレストレッキングの登山口へ、専用車で約1時間の移動。

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▲国立公園事務所付近からゴールのトーレス・デル・パイネの2峰だけが見える

国立公園内の入山登録をしてスタート、アルミランテ・ニエト山とその氷河を左手に見ながら、ファイヤーブッシュが群生する見晴らしの良いトレイルをぐんぐん標高を上げながら歩いていきます。

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▲ファイヤーブッシュで山が真っ赤に

トーレス・デル・パイネのセンタータワー、ノースタワーは約2時間のキャンプサイト、山小屋を経由してさらにレンガ(ブナ科)の樹林帯を約1時間、いくつものクリークを越えていきます。そして最後は右手はシレンシオの谷、左手はトーレス・デル・パイネへの急峻な登りがスタート。ガレ場を急騰しながら待望のセンタータワー、ノースタワー、そしてセンタータワーが姿をはっきりと表してくれます。

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▲爽快な景観とファイヤーブッシュの中を登っていく

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▲第1ステージを登り切るとキャンプサイトへ、奥はシレンシオ方面を遠望

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▲下りということはまた復路は登らなければならない

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▲残雪が残る山々はこの時期のパイネの風景です

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▲キャンプサイトを過ぎるといくつもの橋を渡り樹林帯へIMG_1881

▲氷河の雪解けの水が勢いよく流れて各湖水へ注ぐ、やがて太平洋へIMG_1890

▲レンガ(ブナ科)の森が続く、ひんやりと気持ち良いトレイルとなっている

登り切ると正面にトーレス氷河が迫り出す上に雲一つない急峻なトーレス・デル・パイネの3峰が存在感抜群に登場してくれます。バセとはベースの意味、まさにベースの展望地です。
トーレス氷河がある溶けてエメラルドグリーンのトーレス湖を造形しているそのコントラストが明快な風景はトーレス・デル・パイネ国立公園内でも抜群のトレッキングルートでしょう。歩行片道約4時間、標高差約800m、パノラミック、樹林帯、山側から点在する湖水群を眺められるのも最高です。

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▲このとおり爽快に天空に刺さるトーレス・デル・パイネ3峰とその氷河IMG_1917

▲全員メンバーが揃ってバセ・トーレスへ到着成功!IMG_1919

 

▲復路の時間帯、夕刻のトーレス・デル・パイネの2峰とセロ・コンドル

十二分にトーレス・デルパイネを堪能してから同じルートを約3時間45分で下山となりました。大変お疲れ様でした! 余談ですがホテルへ戻る際にプーマ渋滞が発生! 目を凝らして草原を見ると3匹のプーマが寝そべっていました。パイネ国立公園は、プーマの生息地としても有名です。

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▲草原に3匹のピューマを発見、寝そべってリラックス(草原中央です。目を凝らしてご覧ください)

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明日はいよいよグレイ氷河を望むトレッキングへご案内致します!

エスコート 水澤 史

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パタゴニアハイキング3日目 パイネへ向けて北上

12月10日(月) 気温13度、雨のち晴れ、曇り

南米3大国立公園を巡る旅、マゼラン海峡の地プンタ・アレーナスを朝散策してからトーレス・デル・パイネ国立公園へ広大なパタゴニアの地約400km北上していきます。
アルマス広場でマゼラン像を見て、 16世紀初頭に地球が丸いと証明されたことを改めて実感しました。マゼランはフィリピン諸島で原住民によって殺されてしまいましたが、残った船員がビクトリア号だけになって、船出が265人のクルーがわずか27人でスペインに戻ってきたとのこと。プンタ・アレーナスのマゼラン博物館には大航海時代の歴史を垣間見ることができます。その後は、小高い丘の展望台からマゼラン海峡と雲に霞むテイエラ・デル・フェゴ諸島を遠望し、これから訪ねる地球最南端の地に各々想いを馳せていました。
チリの沿岸はほとんど太平洋に面していますが、マゼラン海峡の大西洋側を眺める風景は、プンタ・アレーナスは唯一の地です。

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▲マゼランの像をバックに記念撮影

 

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▲プンタ・アレーナスからマゼラン海峡とテイエラ・デル・フェゴ諸島をバックに。

いよいよトーレス・デル・パイネ国立公園へ風光明媚な国道9号線を北上です。

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▲チリアンデスを北上するルート9号線

 

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▲途中のラグーンでひな鳥に寄り添う白鳥とチリフラミンゴの群れと遭遇

 

アルゼンチン側のパンパとは違った起伏のある大地を西側に万年雪を纏ったチリアンデスを眺めながら、パタゴニアならではの動植物をウオッチングを楽しみながらプエルト・ナターレスへ。外敵が少ない環境なので、無数の牛、馬、羊が放たれた放牧地と海水が混合する干潟や湖水に、カイケン、カモ、白鳥、チリフラミンゴが羽根を休めていました。この時期、白鳥のひなも一緒に佇む風景も見ることができました。

また、植物は赤い花を咲かせる低木のノートロ(ファイヤーブッシュ)、街中でも見かけるレタモ、タンポポ、紫色のルピナスまで野生の花々、木々を満喫できました。

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▲ファイヤーブッシュが鮮やかに咲いていました

風が強いこの地ならではに対応したニレ(ブナ科)も乾燥に耐えられず枯れているもの、たくましく生き残っているものとが混在している風景も珍しい。
ガイドのホルヘに言われて空を見上げれば、コンドルが数羽空高く舞っていました!まさしくエル・コンドラ・パサの世界です。
長いこの道のりですがこのルート9号しかありません。しかし、もうプエルタ・ナターレスが見えてきました。プエルタ・ナターレスからは、奥地まで入りくんで太平洋をバックにパイネグランデがうっすらと姿を表してくれました。いよいよトーレス・デル・パイネに近づくとセッロ・カステイージョからアルゼンチン国境方面へと道が別れます。ランチタイムはガウチョ料理、コルデロ(仔羊)のアサードとポテトをたっぷりと堪能。

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▲途中アグリツーリスモでガウチョ料理を頂く

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▲もう少し焼けるまでチリのカベルネソヴィニヨン(赤)で乾杯

 

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▲コルデロのアサード、ニレの薪の匂いもいい感じ

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▲プエルト・ナターレスからパイネグランデをバックに。

午後は天候も雨になって風も強くなってきたので、周囲の点在する湖水を眺めながら国立公園管理事務所を抜けて、サルトグランデの展望台を散策。パタゴニアの高山植物も咲き始め彩を楽しませてくれます。しかし、本来正面に見えるクエルノ・デル・パイネ(パイネの角)は霞んで良く見えませんでした。サルトグランデは、ノルデンショードレイクから高低差を伴って、ぺオエ湖に氷河湖の水が流れていく落差18mの滝。ここからのパイネの景観をまず楽しんでさらに1時間登ればパイネの角を正面に眺める上の展望台へと二つ違った景観が素晴らしいので二つ展望台を訪れるのが良いでしょう。

 

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▲ホテルのインフォメーションに設定しているトーレス・デル・パイネのトレイルジオラマ

 

 

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▲国立公園内では地域の自然についてや禁止事項など表示も興味深い

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▲サルトグランデの滝は落差18mながら迫力

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▲雨の中でのサルトグランデで記念撮影

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▲ホテルの部屋から眺めるうっすらと姿を見せたパイネの角

今日は残念、しかし、明日は晴れの予報なのでしっかり皆さん休養してチャレンジしましょう!

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▲早朝のパイネ

エスコート 水澤 史

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