7月28日 曇り時々雨
今日も スイスリピーターのお客様とのんびりハイク。
あいにくの曇り空…というのは一般的考えでして
紫外線アレルギーを持ってらっしゃるお客様にとっては
ふだん晴天の時は歩けない、木陰のないコースを歩く絶好のチャンス!ということで…
サメダンからチェレリーナに向かう 水辺と草原散策コースとしゃれこみました。
前回のLej Nair同様、ここサメダンのイン川沿いも
全長1km近いビオトープが整備されていて
絵になる”わびさび”な風景が楽しめます。
↑ビオトープに住むオオバン親子
↑ワン大好きなお客様ということで、今日は「ワン・シェアリング」。
アシスタント犬イーラ同行ハイクです。
↑お二人の犬のように馴染んでいる…
↑結構釣り人がいらっしゃいました。ここには、地域固有種のマスがいるので
それを狙っているのかな?
↑様々な花や水草が生える道をのんびりと。
水辺を抜けて 草原のど真ん中に建つサンジャン教会に立ち寄ると…
なんとラッキーなことに 扉が開いていました!
というのも、日曜日の午前中だったので
ちょうどミサが終わったところだったんですね~。
写真はダメよ、ということで内部の様子はお見せ出来ないのが残念ですが…
この教会は、最初の建設はなんと1100年代にまでさかのぼり、
途中、ゴシック様式の天井装飾を加えながら今に至ります。
内部は、ルネッサンス後期のフレスコ画が今だ色鮮やかに残っており
木製天井には、びっしりと可愛らしい装飾が描かれ…
イタリアの豪華絢爛かつ威圧的な教会とはまた違った
言ってみればアルプスらしい 素朴で可愛い教会です。
内部を見る機会があったら、かなり一見の価値あり、ですね。
チェレリーナを流れるイン川沿いには
かつての洗濯場も残されており。
サメダン、チェレリーナは 今だかつての暮らしの香りが色濃く残る
貴重な場所だと思います。
…余談ですが、地域の普段の生活を物語るものとして。。。
ミサが終わった内部では、神父さんと信者交えて
歓談の時間が儲けられていました。
テーブルには…ん?ワイングラス???
赤ワインにチーズなどをあしらったカナッペ風おつまみもあり…
黒服に身を包んだ神父さんの赤い顔が目立ったのは
服のせいだけではないはず…
まぁ、キリスト教でワインはイエスの血ですから
ミサの後もしっかり主への想いを忘れない 信仰深さという事で…
これも貴重な体験でした(笑)
サンモリッツ駐在 吉原