12月17日(月曜) ウシュアイア、気温5度、雪の曇り〜ブエノスアイレス、気温18度、曇りのち雨
南米パタゴニアの最後の訪問地ウシュアイアを訪れています。
今日は、真冬日、ウシュアイアの洗礼を受けました。
街中から眺めることができるモンテ・マルテイアル地区とマルテイアル氷河へのトレッキングに挑戦!
ウシュアイアには一般ゲレンデのセーロ・カストールというスキー場が唯一ありますが、このモンテ・マルティアルも冬には、パウダースキーが売りのバックカントリースキーエリアとなります。
▲冬は氷河スキーエリアとなります
専用車で麓の登山口駐車場まで、そこからスキー場を登っていきます。標高が500m地点に展望台があり、天候が良ければウシュアイアの街とビーグル水道の絶景が楽しめます。
▲マルティアル氷河へようこそ!の看板
▲冬のスキーコースをまず上がっていきます。
▲マルティアル山がうっすらと見えてきました
▲氷河へと続くサインボードがここから約1時間で氷河へ
今回はさらに降雪のあるコル付近の約830mのもう一つの上の氷河エリアまでの展望台まで
登ってきました。さらに山のピークが迫り、氷河も近づいて眼下の風景も広がります。
▲ビークル水道とウシュアイアの街がうっすらと見えてくる
▲ここからは積雪も5cm以上
▲マルティアル氷河をバックに
▲標高830m地点に到達、ベースが低いのでかなり登ってきました
アンデス山脈の終焉、今回のパタゴニアツアーの最後を締めくくる雪中行軍トレッキングとなりました。ここから先はアイゼンがないと行けないので終了。ゆっくりと下山しながらマルテイアル山氷河エリアを楽しんできました。
▲麓に降りてきたら先ほど登ったマルテイアル氷河がしっかりと遠望できました
いよいよウシュアイアを後に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスへ移動です。ブエノスアイレスの国内線空港近くには大河ラ・プラタが悠然と流れています。
河幅最大約240kmなので対岸は見ることができないので、まず初めて訪れる人々はまず
海では?と錯覚してしまう大河です。ヨーロッパからに航海時代以降に多くの移民がラ・プラタ河を経由してブエノスアイレスへと入植してきたスペイン統治時代、独立の軌跡が詰まっています。
ウシュアイアからの到着が1時間以上遅れてしまったので、残念ながらミニ観光はタンゴ発祥の地、ボカ・カミニート地区は治安が悪い時間帯なので諦めました。5月革命の広場で映画エヴィーダで有名なカーサ・ロサード、カテドラル、コロン劇場などを見てタンゴ・アルヘンテイーノ観賞へ。ヴィエッホ・アルマセンでパタゴニアツアー最後のブエノスアイレスアイレスの夜を満喫。気温差、パタゴニアトレッキングもお疲れの頃だと思います。
▲ブエノスアイレスでのヴィエッホ・アルマセンの前で
▲夕食付きタンゴショーはすぐ隣のレストランまのでとても便利
▲タンゴアルヘンティ—ノの世界に引き込まれていきます
ちなみにタンゴショーに触発されて?終了後にミロンガへタンゴを踊りに行かれた人もいました!今回のツアーの目的がトレッキング以上に本場でタンゴを踊ることだったそうです。流石です!ちなみにアルマセンでも夕刻に予約すればタンゴレッスンもできるとのこと。とにかくタンゴとフォルクローレで終了はなんと24時でした。皆さま大変お疲れ様でした。
エスコート 水澤 史