Ciao tutti! エンガディンからアラフォーハイジ吉原です。
今日は 長期滞在のお客様と
吉原・プライベートオプション☆企画にご案内しました。
…といっても なんてことない 吉原のプライベート(オフの日)に
一緒に山を歩きましょう♪ という企画です。
吉原はオフの日や空き時間にも せっせと山を歩いて
新しいコースの開拓や 久しぶりのコースのチェックにいそしんでおります。
お客様がたくさんいらっしゃる7月は なかなかプライベートで出ることは難しいのですが
お花シーズンが終わる8月に入ると だいぶ余裕が出てきます。
そんな時、その時いらっしゃるお客様のご都合やご希望と 吉原の行き先が合えば♪
この企画が実現するわけでございます。
今日の行き先は…
ベルニナ線・Alp Grum駅の真下に見えるPalu湖(パリュー湖)の散策。
そして 湖畔にあるアグリツーリズモ・パリューでのランチです。
Alp Grum駅は ベルニナ特急も停まるし 王道ハイキングコースのゴールかつ起点でもあるので
ご存知の方は多いとは思います。
でも その下に湖があることと さらに湖畔にアグリツーリズモがあることまで
ご存知の方は 意外に少ないのではないでしょうか…?
かくいう私も 5年前までは知らなかったのですが
今ではここのオーナーさんと仲良しです。
その理由は…5年前に 我が家の牧羊犬が産んだ7頭の仔犬のうち
一頭を引き取ってくれたのが ここのオーナーご夫婦だったからです♪
ワンコがつなぐご縁。
↑5年前 お二人が仔犬を引き取りに来て下さった時の写真。
いつも笑顔を絶やさず 元気で楽しい奥さん Ilaria(イラリア)さんが
アグリツーリズモを切り盛り。
一方 豊かなあご髭を生やし 一見無口で頑固そうなイメージの旦那様 Franco(フランコ)さんはなんと 正真正銘の「スイスアルプスの牛飼い」なのです。
(牛は、昨年からやめたそうですが、今はヒツジの群れをみています)
夏は 家畜と共に 徒歩でしか来られないこの湖畔にやってきて
夏の終わりと共にふもとの街に帰る…
そんな リアル・ペーター&ハイジな生活を送られています。
彼らのアグリツーリズモには… 本当に 動物がいっぱい☆
・ブタ三頭
・裏庭にはニワトリ多数
・馬二頭(ペット)
・ヒツジ約100頭、と それを見守る牧羊犬3-4頭
もう、ミニ動物園です♪
↑ 三匹の大ブタ♪ と スケッチをするお母さま。
↑ 超興味津々でブタに近づく我が家の牧羊犬、イーラ。豚も興味ありげです。
そしてこの後、近づきすぎて電気の走っている網に鼻が触れてしまい…!
↑ あまりの驚きに、ブルブル震えながら娘さんの背後に隠れるおバカなイーラでした。
(もしかして、豚に攻撃されたと思ったのか!?)
↑完全平飼いの 自由系ニワトリ達。
人懐っこいお馬さんが二頭。
↑ お互いの穏やかな性格がわかり合えた感じの二頭。
身動き一つできない舎で一生を送るブタや鶏が大半な中
リゾート地の湖畔で 自由に動き回れるここの家畜たち!
なんて幸運なんでしょう。
そして 生き生きとした動物の姿を見るのは 何という喜びでしょう。
…最後は 「フライパンの上」という同じ運命だったとしても
せめて 生き物としての尊厳ある暮らしをさせたいものです。
イラリアさん手作りのランチはいつも美味しく
結構地元の方が わざわざふもとから食べに上がって来るほどです。
スイーツが これまた格別なんだな…
(オフだからか、リラックスしすぎてお料理の写真撮るの忘れました(^^;)
そして…ランチを食べている間に 牧人・フランコが帰ってきました!
みんなで記念撮影☆
久々にイラリア&フランコにも会えて 楽しい一日でした。
おつきあいいただいたMファミリー、ありがとうございました(^^)/
↑ パリュー氷河の氷融け水を受けるパリュー湖は
白濁したブルーが美しい湖。
温暖化で氷河が全て融けてしまう前に行きましょう(本気)。
駅から少し降りて行くと、ようやく建物が見えてきます。
↑湖の対岸から見た風景。
アグリツーリズモの上に見える建物は Alp Grum駅駅舎です。
↑ Alp Grum駅から急な坂を下っていくと 10分くらいで分岐点が。
この看板が目印。ここを右に降りて行ってさらに10分程度ですね。
個別のHPはなく、詳細は地元観光協会のページでどうぞ。
※ 吉原プライベートオプションは
業務がなく、かつ個人的用事もない日に決行することが可能で
いつできるかわからない、そしてできるかどうかも
直前までわからないゲリラ企画です。
また、プライベートですので もれなく愛犬イーラがついてきます。
もし来年 タイミングが合いましたら ご一緒しましょう(^-^)