皆様、こんにちは。イタリアはアヤス谷から河野です。
本日からいよいよ、ツール・ド・モンテローザのコースが始ります。
しっかり朝食を食べた後、ホテル・エーデルワイス前に集合し、
スーパーでランチを購入して、
教会前を通って、
ゴンドラで途中駅のチーメビアンケ(2814m)まで移動。
早速、ハイキングの方をスタートすると、
いよいよ、TMR(ツール・ド・モンテローザ)の文字が出てきました。
振り返ると、モンテ・チェルビーノが姿を現してくれましたが、
暫しのお別れを告げます。
そのモンテ・チェルビーノを背に進んで行くと、
チーメビアンケ峠(2981m)に到着。
岩場に咲くコケマンテマが出迎えてくれました。
冬のヴァルトルナンシュスキー遠足に来られた方にはお馴染み、Jバー横のコースを通り過ぎて、
峠を越えて行き、
グラン湖を見下ろす所で、
ちょっと休憩。
休憩の後は、直ぐにエーデルワイスが出迎えて下さり、
遠くには、これから向かうアヤス谷方面が見えてきました。
グラン湖の近くまで下りて来て、
川を渡ったり、
ちょっと急な坂を下ったりして、
ドンドン進んで行き、
かなり急な岩場を下って行って、
小屋の廃墟と大きな岩がある所でランチタイム。
ここからは、ヴェンティーナ氷河や、
黄色い避難小屋も見えました。
では、フェラーロ小屋のあるアヤス谷方面に向かって、
一歩一歩進んで行きましょう!
ワンちゃんとすれ違ったり、
健気に咲くお花たちを見ながら、
振り返ると、モンテ・チェルビーノが少し姿を現してくれました。
本日は、標高差約1000mの下り、中々大変な坂を下ったり、
草原をまった~り歩いたり、
川の横を歩いたりと、ヴァリエーションの多いコース、
エリカの花が和ませてくれた後は、
いよいよ林間コース、最後の下りに入りました。
ここは岩場地帯、
石で作られた急な階段を、慎重に下って行きます。
そして、アヤス谷がはっきりと確認出来る所までやって来て、
樹林帯を進んで行くと、
突然視界が開ける草原地帯、本日は残念ながら、ブライトホルンやポリュックス、カストールなどの山々は見えませんでした。
さて、いよいよ「FERRARO」の看板が。
最後の上り、
そして遂に、本日の目的地、フェラーロ小屋(2066m)に到着。
眼下には、アヤス谷のシャンポリュックの街が見え、
皆さん、早速ビールを片手に、
美味しい一杯、
歩行約6時間、達成感に浸る時間です。
お待ちかねのディナーも、山小屋とは思えないクオリティ、
皆さん、大変お疲れ様でした!
明日も峠越え、アヤス谷からグレッソネー谷への移動です!