チラターラアルペンにてトレッキング

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7月4日(水)晴れ時々曇り 気温12度~27度

チロル州のもう一つの大谷チラタールの最奥地、チラターラアルペンにてトレッキング。南チロル(イタリア)と国境をなす3000m級の氷河を頂く秀峰に迫るベルリーナ小屋(2042m)滞在の早朝出発で楽しんできました。ステューバイタールからブレンナーパスを隔てて東側に続くこのチラターラ山塊は中心地「マイヤーホーフェン」から眺めるだけでなく、実際に日帰りでも山小屋滞在のどちらでも良いのでより近くにアプローチして歩くことでその真の魅力を体験できると思います。
イタリア側のドロミテ方面から遠く北側を眺めると夏でも銀屏風の山々に写る。これこそオーストリ側からだと「トゥクサ氷河」、「ヴァックセック氷河」、「ホルン氷河」、「シュバルツ氷河」、「フロイテン氷河」の造形に他ならないのです。
山小屋滞在は天気次第なのですが、幸運にも昨日の雷を伴う悪天候も夜中には煌々と照らす満月が出現。
早朝5時過ぎに出発して朝焼けが4大氷河にあたる絶景を眺める早朝トレッキングを楽しんできました。
麓のブライトラーナから往復で標高差約1300mを登り、下りと2回たっぷりと歩いてきました。
チラタール終了後は、チロルからザルツブルガーランドへ冬に良く通るミッタージル、ツェルアムゼー経由してガシュタイナータールの中心「バドガシュタイン」へ移動してきました。途中、キッツシュタインホルンが夕景に浮かびとてもきれいでした。

画像1:ヴァックセック氷河とグラーサー・メゼラー
   (3480m)
画像2:うっすらと霧に浮かぶ重厚なベルリーナ小屋
画像3:突如トレイルに出現した山羊たち、挨拶に近づいてきてくれた。

エスコート 水澤 史

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