7月29日 ツェルマット Pfulwe Tasch-hutte

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットの奥のコースを紹介したいと思います。

紹介させてもらう場所は

Pfulwe (標高3314mの山頂)

Tasch-hutte (標高2701mにある山小屋)

の二つです。

今回は少し頑張ってこの二つを一気に歩いてきたのでまとめて紹介します。

今回歩いたルートはブラウヘルドからスタートしました。

まずは定番のステリゼーを目指し、そこから少し上りかえしてフルアルプ小屋に行きます。

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フルアルプ小屋のところには、Pfulwe と Tasch-hutte の案内も出ていますが、上級コースの青コースになっています。

そして、Pfulwe と Tasch-hutteを目指す場合は、このフルアルプ小屋に前泊するとアプローチがぐっと楽になると思います。

最初は草原を登っていく感じで、それほど斜度もなく青コースと思えない感じです。

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そして振り返ると、フルアルプ小屋、ステリゼー、フィンデル氷河のU字谷を見下ろせます。

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今回は残念ながらガスで末たーホルンが見えなかったのですが、もし天気が良ければこの景色の奥にマッターホルンが見え大絶景となります。

徐々に草原コースから岩場のコースに変わり徐々に青色コースらしくなってきます。

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フルアルプ小屋から距離にして約3㎞、標高差で700mほどの登りでPfulweの山頂に到着です。

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ガスがなければ、この写真の先にはリンプフィッシュホルンやアドラーホルンをまじかに見られたはずなのですが。

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ガスの切れ間から何とかターシュアルプ側の氷河を見ることが出来ました。

天候が良ければフィンデルン氷河をまじかに見下ろすことができたのですが、残念でした。

そしてPfulweの山頂に登る前に一度通過した鞍部のPfulweに降りてきます。

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奥にそびえるのはSpitzi Flue、この尖った感じと名前がマッチしていますね。

そして鞍部からテーシュアルプ方面に降りていくと、まだ雪が残っており雪渓歩きが少しありました。

アイゼンなどは必要ないレベルですが、岩の間なので少し神経を使うのと、ルートファインディングが少し難しくなります。

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そして雪渓の後は長い尾根を下り続けて2650m付近まで降りてくると谷ルートと、そのままテーシュアルプに向かうルートの分岐にたどり着きます。

このままテーシュアルプ小屋(Tasch-hutte)に向かうのでまだ青ルートが続きます。

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この分岐からテーシュアルプ小屋までは標高差は100mもなく距離にして4㎞ほどなのですが、トラバースルートでアップダウンがあり累計で300mほどの上り下りがあります。

道中はウメバチソウとエーデルワイスが咲いていたり、して心和む場所が多いです。

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ただ、青ルートで歩く人もそれほど多くなく、案内が少なめなのと少し緊張感のあるルートが何カ所かあるので注意が必要です。

トラバースルート途中からPfulwe方面を振り返って。

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このルートはターシュアルプの谷を最深部から歩いてくるルートで、そう考えるとダイナミックなルートですね。

そして進行方向を見ると上部が少しでているワイスホルンが正面に見えます。

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ここも天候が良ければ壮大な景色を楽しめそうですね!

そして残り500mほどの距離になると二つ目の目的地 テーシュアルプ小屋(Tasch-hutte) が見えてきます。

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スイスの山小屋は雰囲気が良いところが多く、この小屋も石造りのヨーロッパの小屋らしい作りです。

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ここからは上部の山へのアクセスが良いようで、アルパインクライマーが多く、アタックを終えてのんびりしている人が多かったです。

小屋のテラスからはテーシュアルプの谷の最深部を正面に見ることができます。

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この小屋へのアクセスはテーシュアルプから上ってくる人が多く、標高差にして500mほどを登ってくる必要があります。

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もしこのテーシュアルプ小屋だけに行ってみるときは、テーシュアルプまでタクシーなので来ることができます。

テーシュアルプの集落

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バックにはワイスホルンが構えていて景色の良い村です。

そして、今回はこのテーシュアルプの村からスネガまで歩いてツェルマットに戻ります。

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このテーシュ村からスネガまでのコースは景色もよく、進行方向にずっとマッターホルンが見える良いコースで、アルプスウェイのBコース内で設定されています。

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個人ツアーの方でも興味があれば紹介しますのでお問い合わせください。

ツェルマットに近づいてくるとこの絶景です!

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そして右を向けばガーベルホルンからワイスホルンまで4000m級の山々が構えています。

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Pfulwe Tasch-hutte

 

距離にして23㎞ほど、累積登り:約1550m、累積下り:約1850m

一気に歩くのは非常にハードルが高いので、フルアルプ小屋とテーシュアルプ小屋でそれぞれ一泊すれば、今回紹介したコースをゆっくり楽しみながら歩けると思います。

ただし、青コースが多く、ルートが不安定だったり、道が分かりにくいところがあります。

計画される場合は、しっかりとした準備とGPSなどを携帯することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月28日 ツェルマット ハイキング 3湖巡り

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回は久しぶりにツェルマットに戻って情勢4名グループのガイドをさせていただきました。

皆さん、スイスは初めてということで定番の3湖巡りのコースをご案内しました。

逆さマッターホルンを楽しみにしてきたとのことでしたが、残念ながらお天気がいまいち。。。

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30分ほど歩いてステリゼーに到着すると、風が穏やかで湖面への映り込みは良さそうです。

ということで、Hohtalli, Stockhorn 方面の映り込みをパチリ。
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ただ、マッターホルンは残念ながら雲の中です。うーーん、残念。

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マッターホルンは見えませんでしたが、すぐ後ろではマーモットの子供が姿を現してくれました!
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少しガスが抜けるのを休憩がてら待ってみましたが、ツムット氷河のU字谷付近を見るのがやっとという感じでした。

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その後、グリュンジゼーに向かって下っていくと、羊が草を食んでいるところに遭遇し、しばし羊で癒されていました。

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グリュンジゼーに到着しましたが、ここでもマッターホルンは姿が見えず。。。
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グリュンゼーまでたどり着きましたが、やはり状況は変わらず。

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グリュンゼーを超えてからの定番ショット。

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リッフェルアルプに向けてのルートから、スイスらしい景色のフィンデルンの集落

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マッターホルンを見ることはできませんでしたが、スイスらしい景色をいろいろ見ていただけ、いまいちの天候の中でも楽しんでいただけました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月27日 グリンデルワルド Hornseeli

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回もグリンデルワルドのハイキングルートを紹介します。

今回は Hornseeli です。

場所はグローセシャイデックから累積登りで250mほど、距離にして4㎞ほどのところにある静かな雰囲気の小さな湖です。

グリンデルワルドからのアクセスは山岳バスにのりグローセシャイデックまで移動します。

グローセシャイデックからはフィルスト方面へのルートを進みます。

入り口は定番のコースですが、この部分からはグリンデルの街とアイガー、メッテンベルグ、ウェッターホルンの並びが素晴らしいです。

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この定番コースを1kmほど歩くとHornseeliへの分岐にたどり着きます。

看板ではHornseeliまで1hと表示されています。

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ここから先は草原の中に牧場の施設がポツンとあるだけの広大な景色がひろがり、気持ち良いハイキングを楽しめます。

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牧場までたどり着くと、この施設の中がルートとなっており案内板も設置されています。

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グローセシャイデックからマイリンゲン側に降りてきたので普段グリンデルワルドでは見ない地名が並んでいます。

この気持ち良いルートをさらに1.5㎞ほど進むとHornseeli への分岐にたどり着きます。

ちなみに、この案内板の奥の谷はシュワルツホルンの裏側の谷に回り込みバッハアルプゼーまで抜ける周回路のルートとなります。

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この辺りから傾斜がきつくなり200mほどの登りとなります。

登り斜面から後ろを振り返るとウェッターホルンがどっしりと構えています。

また北面方向なので上部の氷河が良く見え迫力があります。

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200mほど登りきると正面に本日の目的地Hornseeliが姿を見せてくれます。

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周辺は小高丘に囲まれておりアルプスの大自然中でのプライベートガーデンのような雰囲気を味わえます。
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このまま往復ルートでグローセシャイデックに戻ってもよいのですが、今回はこのままマイリンゲン側のバス停まで下っていくことにします。

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モフモフの高原を抜けると、スイスらしい酪農風景を俯瞰して楽しむことができます。

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Hornseeliから1㎞弱、標高差で150mほど下ると、砂利の林道に入り4㎞弱緩やかにっ下り続けるとマイリンゲン側のバス停、Schwarzwaldalpに到着します。

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このバス停からもグリンデルワルトへ戻れます。

Hornseeli

グローセシャイデックからの往復で、標高差 約350mほど 距離 約8㎞

Schwarzwaldalpまで抜ける場合は 登り 約300m  下り 約800m   距離 約9㎞

私が予想する一般的なコースタイム

グローセシャイデックからの往復で3時間ほど。
Schwarzwaldalpまでの抜ける場合で4時間ほど。

どちらも最終バスの時間が早めですので、行く場合はバス時間に注意してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

 

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7月26日 グリンデルワルド ハイキング メンリッヘン – クライネシャイデック

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットでもご一緒させていただいた4名3世代のガイドでした。

前日の打ち合わせで目的地はメンリッヘンからクライネシャイデックとなり、ホテル前からバスでターミナル駅まで向かいます。
しかし残念ながらお天気は雨模様。。。

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ターミナル駅からゴンドラに乗りましたが、時折はしっかり降り、探していたマーモットも姿を現してくれず。

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天候はしょうがないので気を取り直してメンリッヘンからハイキング開始です。

ルート奥にはチュッゲンがおぼろげに見えています。

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1時間ほど歩いて展望ポイントに到着すると、少しガスが抜けてアイガーの山頂付近を見ることが出来ました。

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さらに40分ほど歩くとランチ予定の レストラン Glindelwaldblickに到着です。

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今回は雨なので、利用しませんでしたがこのレストランのテラスからはアイガーが見え、天気が良ければよい眺望を楽しみながら食事ができます。

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また、ユングフラウヨッホに行く鉄道が出る、クライネシャイデックまでも10分ほどの距離で駅の賑やかさからも切り離された良い場所です。

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レストランの内部は綺麗で大きなカウベルが象徴的ですね。

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雨のなか歩いたことで冷えて締まった体をこのレストランの食事で温めたあと、ハイキングを再開しクライネシャイデックまで到着です!

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駅到着時は雨も上がり、無事に皆さん歩ききって笑顔での到着となりました!

到着後は、歴史ある登山鉄道に乗ってユングフラウヨッホ観光に出発していきました。

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午後からの観光も楽しめたかな?

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月24日 グリンデルワルド Schwarzhorn

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日もグリンデルワルドの隠れスポットを紹介します。

今回の場所は Schwarzhorn です。

Schwarzhorn はドイツ語で、黒い尖った山という意味になります。

行き方としては、フィルストゴンドラの山頂駅まで行きそこからグローセシャイデック方面に進みます。

ということで、まずはフィルストゴンドラで上部まで移動します。

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8時スタートのゴンドラですが、運行開始後15分くらいで乗車し山頂からスタート。

朝一は少しガスがかかっていたのですが徐々に抜け出し、期待が大きく足取りも軽やかでした。

そして、この写真の案内板の青い部分が今回目指すSchwarzhornです。

看板ではここから2時間半の表示となっています。

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道中は放牧されている牛がたくさんおり、ルートをふさがれることも多く迂回しながらの登りとなります。

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フィルストから距離にして2㎞ほど、100m弱下って、150mほど登ったところでグローセシャイデック方面からの分岐と合流します。

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ここまでは放牧された牛も周りにおり、気持ち良い高原を登っている感じです。

しかし、ここから100mほど登ると徐々に落石が多い荒々しい雰囲気となってきます。

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そしてさらに高度を上げると、表示が赤から青に変わります。

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スイスのルートは、黄色、赤、青の順番で難易度が高くなっていきます。

この青のコースは氷河の上を歩かなければいけなかったり、鎖などが設置された険しいルートとなります。

さらに登っていき山頂の尾根に取りつくまでは以前の土砂崩れなどでコースが分かりにくくなっているところがあるから青なのかなと思う程度で斜度は急でしたが、それほど難易度は感じなかったのですが。。。

尾根にとりつき岩々の稜線を歩きだすと、この写真のようなところが数カ所あり、なかなかの緊張感となりました。

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幸い、ガスガスだったので高度感があまりないのが助かりましたが天候の良い日は、この難易度にプラスして高度感も出てくるので本気のスリルウォークといったところでしょうか。

そして、フィルストから距離にして約4㎞、標高差で下り約80m、登り930mほどで山頂に到着です。

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ただ、残念ながら山頂の看板などはなく、ガスガスなので景色も見れませんでした。。。

天候が良ければこのリンクのような景色が見えたはずなのですが。。。

https://maps.app.goo.gl/k82Q7rg2Wtjmo9F79

グリンデルワルドで、北アルプスの岩稜帯のような山登りをしたいという方にはお勧めですが、標高差、難易度、などが高く危険度も高いので一般的にはあまりお勧めできないコースですね。

Schwarzhorn

フィルスト山頂駅からの往復で、標高差 登り、下り 約1000m 距離 約9㎞
私が予想する一般的な予想コースタイム 7時間程度 (登り250m/h で計算)

となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月23日 グリンデルワルド Glecksteinhutte

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はグリンデルワルドの隠れスポットを紹介します。

その場所は Gleckstein Hutte です。

まずはグリンデルワルドの街から山岳バスでGleckstein入り口バス停を目指します。

何度来ても、これはバスが通行する道じゃない!という幅の道路を大型バスが軽快に登っていきます。

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今までにグローセシャイデックまで行かれた方で道中のこの看板が気になった方がもしかしたらいるかもしれませんね。

この看板が今回の目的地であるGleckstein Hutte の案内看板です。

ちなみにSACというのはスイス・アルパイン・クラブの略でスイス国立の団体です。

その団体が運営している山小屋でスイスで150程度あり、日本の山小屋のようなものです。

ただ個人的な感じとしては、日本の山小屋よりも提供している料理などの種類が多く、またお昼時でもレストランの様に営業しているので泊まらずに日帰りハイキングでランチだけのために訪れるのも楽しめます。

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バス停の標高は約1550mで標高差は約770mほど、ただ登り返しがあるので900mの登りで距離は片道5㎞ほどとなります。

看板には約2時間40分ほどの時間と表示されていますが 340m/hでの登りペースとなり日本の標準時間よりも早めの表示となっており、日本の登山ルートだと3h~3.5hの案内になると思います。

なので、もしここに挑戦する場合は、登りで3h、ヒュッテでお昼休憩で1h、下りで2.5hほどとなります。

日帰りでも行けますが、ほぼ1日かかると思ってもらう方が良いですね。

そして、もう一つのハードルとしてこの看板があります。

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ドイツ語なのでよくわかりませんが調べてみると、高度感のある崖のルートなので高所恐怖症の人などにはハードルが高いよといった感じのことが書かれています。

登り時は、この看板をあまり気にせずのぼりだしたのですが、登りだして少し経つと、ガスがかかっているにもかかわらず、かなりの高度感の連続のルートでした。

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まるで、シュテインボックになったような感じで岩場を登り続けます。
注)シュテインボックとは森林限界よりも上に生息する角が立派なヤギで断崖絶壁の岩登りをすることが有名です。

そしてさらに進むと滝がルート上に現れます。

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グレッグシュテイン小屋の人たちが、来場する人たちには煩悩を消して清らかな心で来てほしいという思いから、滝行をしないと到着できないようになっているかと勘ぐってしまいました。(笑)

滝で心を清らかにした後、もう少し登ると先行者がルートを歩いていました。

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この時点では雨が降り出していたので、すでに私は雨具を着ていたのですが、この先行者は逆にこの雨が快適なようでしたが、気温が低いためか少しゆっくりとしたペースで歩いていましたね。

道中は、地図を確認しながらあとどれくらいかを確認しながら歩いていたのですが、ガスガスのため気が付いたら、すでに小屋の前に到着していました。

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ここまで約900mの登りで距離にして4.5㎞弱でした。

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この小屋から奥にもルートが続いていますが、すべて青ルートでアルパイン系のルートとなり、ロープ類などを持っている方が多かったです。

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小屋は、多くのメニューがあり、ランチでもいろいろ楽しめそうです。

ちなみに、私はアプリコットパイとアップルジュースを選択。

ビールじゃないですよ!

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ステインボックをモチーフにしておしゃれなメニュー。

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到着したときは小雨でガスの覆われていたのですが、お昼を食べ終わって外を見るとガスが抜けてグリンデルワルドの街を見下ろす絶景が広がっていました。

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ランチを食べ終わり下りだすと、ガスが抜けており絶景の連続!

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登りの時はガスがかかりあまり気づかなかったのですが、下り時にガスが抜けて視界が広がると。。。

可愛いお花が咲き乱れているのですが、落ちたら終わりよ、という断崖が続き、天国と地獄がまじりあったような何とも言えないコースが姿を現していました。

高度感のあるコースではありますが、景色は素晴らしく、上空の雲が抜けていればこの滝の上から連なるオーバーグリンデルワルド氷河の全容を見ることができ、より壮大な景色を楽しめます!

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グリンデルワルドの街から見るとアイガー、メッテンベルグ、ウェッターホルンの三つの大きな山の間に大きな谷間があるのが分かるのですが、その谷の奥からグリンデルの街を見下ろす絶景です。

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コース終盤にも大きな雪渓があり終盤まで飽きることがありません。

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今回はGlecksteinバス停に戻らず、オーバーラーグレッチャーまで下るルートをとり1250m付近まで下りましたが、登りだしたバス停まで戻って下ることも可能です。

ただ、バスの時間が1時間に1本なので注意が必要で、オーバーラーグレッチャーまで降りれば30分に一本の間隔でバスがきます。

オーバーラーグレッチャー手前の高原では放牧くされた牛たちがグリンデルをバックに草を食んでおり、先ほどまでの切り立った岩場の緊張感から一転ほっこりさせてくれる風景に出会えます。

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グレッグシュテインヒュッテ

グレッグシュテインバス停より、標高差 約950m、距離 約9㎞ 予想コースタイム 6時間程度

オーバーラーグレッチャーまで下った場合

下りの標高差が +330mほど 距離 約 + 1㎞

となります。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

 

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7月23日 グリンデルワルド ハイキング グローセシャイデック‐フィルスト

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

本日もツェルマットでもご一緒したご夫婦とのハイキングで、ご希望はグローセシャイデックからフィルストのルート。

今日は朝からアイガーがくっきりと姿を現してくれていました!

壮観です!
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グローセシャイデックまでは大型バスが ”えっ、この道”というような細い道を走っていきます。

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30分ほど登り続けると、グローセシャイデックに到着します。

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ここまで運んでくれた大型バスとはここでお別れ。

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グローセシャイデックからスタートして少ししてから振り返ると、驚くような絶景が!

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前方には牧草が広がる傾斜地を放牧されている牛たちが草を食べていますが、こんな状況での食事なら本当においしいでしょうね。

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時折、ちょっと大きめの対向者とすれ違います。

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まるで、絵葉書のような風景!

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フィルストに到着すると突然、にぎやかな雰囲気に。

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ランチを楽しんだ後は、クリフウォークを歩くことに。

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なかなかの高度感があります。

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ルートも下が見渡せるのでなかなかの恐怖感です。
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そしてルート中、一番のポイント、つり橋!

お二人とも笑顔ですが、若干ひきつってるかな?(笑)

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コース最後の部分はアイガーに向けて空中に突き出しています。

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今日はグリンデルワルドの王道コースでしたが、その意味がよくわかる内容となりました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7/14発スイスAコース グローセシャイデックーバッハアルプゼー

とうとう最後のハイキング日。雨上がりで快適な朝を迎えました。今日はピクニックランチと決め込み、スーパーでランチを買い込みます。目的地はバッハアルプゼー。

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グローセシャイデックまでのバスはとても賢そうなバスが乗ってきました。犬用のデイパスも販売されていたりします。

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雨上がりということもあり、雲が多め。時々顔を出す名峰を見ながらの1日となりました。

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途中、牛やマウンテンバイカーとすれ違いながら歩きます。

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目的地バッハアルプゼーは標高の高さもあり、雲が邪魔した風景。ランチ後はフィルストへ引き返します。

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フィルストのクリフウォークは今年も大人気。時々渋滞になりつつレストランまでクリフウォークを抜けてハイキング終了。

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杉浦

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7月22日 グリンデルワルド ハイキング シルトホルン、マウンテントレイル

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はグリンデルワルドに移動してツェルマットでもご一緒したご夫婦とのハイキングです。

ご希望はミューレンからのシルトホルンということで、グリンデルワルドから鉄道でラウターブルーネンまで移動します。

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ラウターブルーネンからはゴンドラに乗って一段高いところを通る鉄道に移動します。

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この鉄道からはベルナー三山が良く見え、短い時間ですが楽しい鉄道乗車となります。
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そして最近は観光客も増えてきたおかげが鉄道も新しいものにグレードアップされています。

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ミューレン駅からシルトホルンへのロープウェイ駅まで歩きます。

ミューレンの村は天気が良ければユングフラウなどの名峰の景色が綺麗に見え、歩いていても飽きません。

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新しくなったシルトホルンのミューレン駅です。

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ミューレンの村付近の標高は問題なかったのですが、少し標高を上げるとすぐに雲の中。。。
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しかしビルグまで登ると南側は雲が抜けており良い景色を楽しめました。

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山頂について、まずは腹ごしらえということでレストランピッツグロリアに移動。

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昼食後に展望台に移動しますが、ちょっと雲が気になるかな。

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ビルグと同じく南東側が比較的抜けており、ロートシュトックホルン小屋方面から上部の山々が見渡せました。

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シルトホルンからの景色を楽しんだ後はいったんミューレンまで戻ります。

ミューレンの街は建物が綺麗で歩いているだけで癒されます。

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今度はミューレンからアルメントフーベルまでケーブルカーに乗りハイキングのスタート地点まで移動します。

定番のアルメントフーベル撮影スポットです。

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今回はマウンテンビュートレイルのショートカット版でアルメントフーベルからウインターエッグまで歩きます。

スタートから絶景がお出迎えしてくれます。
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シュワルツメンヒとその奥には雲に隠れていますがユングフラウいるはずです。

雲がなければ最高のビューとともに歩けますね。

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雲の切れ間にズームで撮影してみるとユングフラウヨッホのスフィンクス展望台も見ることが出来ました!

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この辺りからショートカットコースに入り絶景ゾーンから穏やかな林間コースとなります。

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林間コースも標高が低くなるためお花が多く歩いていても退屈しません。

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そしてこのトレイルの面白いのは上部の川から水が流れ込んでいるためか日本のような苔むすルートとなっており、短いコースですがいろいろ変化を楽しめます。

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シルトホルン見学、ミューレン街歩き、マウンテンビューハイキングと盛りだくさんの1日となりました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7/14発スイスAコース 冬のち夏

アイガーエクスプレスと登山鉄道を乗り継ぎユングフラウヨッホを目指します。

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標高3454mのユングフラウヨッホはー2度。天候は雪でちょっと寒い。

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スフィンクス展望台の下に広がる氷河の中も探検します。

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実写版氷漬けスクラット?

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雪がやむとメンヒがしっかりと目の前に。

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午後はクライネシャイデックからメンリッヒェンヘ向けてのハイキング。雨には降られず歩き切りました。

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メンリッヒェンからは霧もかからずミューレンまで眺望が楽しめました。

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夕方の雨上がりのホテルアルテポストまえではイギリスから3週間のバケーションに来たお二人がアルプホルンを演奏してくださいました。

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杉浦

 

 

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