パタゴニアトレッキング 地の果て到着。ウシュアイア!

Buenos dias!

今日でカラファテとお別れ。朝日を浴びながら空港へ移動します。
IMG_6233

カラファテから日本まで16987km。まるで直行便があるかのような絵ですね!
IMG_6236

アルゼンチン航空で!
IMG_6238

南米大陸を飛び越えフエゴ島上空へ。
1520年、世界一周の航海の途上でマゼランがマゼラン海峡を通過した際に煙が上がっていたことからフエゴ(火)の島となりました。
IMG_6241

ウシュアイアに到着!こちらはホテルからのビーグル水道の眺めです。
チャールズ・ダーウィンが1831年から1836年にかけて行ったビーグル号による地球一周航海の際の経路で、ビーグル号から水道の名前をとりました。
IMG_6243

少し休んで軽くハイキング。
ホテルの裏山からマルティアル氷河方面へ。
IMG_6251

小川のせせらぎを聞き、木漏れ日を感じながらのハイキング。
奥には氷河も見えています。
IMG_6252

午後は雨が降ってきましたが、素敵なカフェでお茶をいただきながら良い時間を過ごせました。
IMG_6259

短いウシュアイア滞在ですが、楽しみましょう!
IMG_6265

IMG_6266

原田

おまけ
ビーグル水道にかかる虹をホテルから
IMG_6268

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング ペリトモレノ氷河を堪能

Buenos dias!

本日はエルカラファテからペリトモレノ氷河へ!
エルカラファテのモニュメントからスタート。
IMG_6183

ここアルヘンティーノ湖は山からの水と氷河が溶けた水が別方向から入り込んでいます。この草原部分も夏になれば氷河が溶けて水で埋まっていきます。
影でCalafateと浮かんでいますね!
IMG_6184

ペリトモレノ氷河へ出発!
ガイドのクリスティアーノはマテ茶を楽しんでいます。
ストローに秘密があるんです。フィルターになっており、茶葉を吸い込まないようになっています。
IMG_6185

プラスチック容器は便利だけど、かぼちゃの皮で作ったもののほうがフレーバーが出て上等です。
IMG_6186

ペリトモレノ氷河に到着!
幅は3キロ、高さ50-60mの氷壁。水面下には140mも氷が沈んでいます。世界有数の巨大氷河です。
IMG_6191

ペリトモレノ氷河は数少ない”成長し続けている氷河”と言われますが、ここ3年ほどは急速に後退が進んでいるようです。
IMG_6197

1日に1.5mも進むという氷河。崩落の瞬間も見ることができました!
IMG_6198

IMG_6203

氷をキャッチしてウイスキーと飲みます。
IMG_6201

IMG_6205

その後も氷河周辺をじっくり一回り。世界でここにしかない景観を堪能できました!
IMG_6216

原田

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング フィッツロイ見えました!

Buenos dias!

本日はエルチャルテン最終日。一番天気がよさそうです!
完全なフィッツロイと、”世界一登頂の難しい山”セロトーレまで見たいという気持ちでトーレルートをのぼりました。
グランデ氷河とトーレ氷河までは見えたのですが、セロトーレは残念ながら見ることができませんでした!
IMG_6140

日当たりのいい斜面にはアネモネが咲いていました。
IMG_6141

午前中の軽ハイキングを楽しみ街でランチをしていると…
IMG_6145

IMG_6147

フィッツロイが完全に見えました!
IMG_6159

エルチャルテン最終日に、パタゴニアの神様が微笑んでくれたようです。本当に見れてよかった!
IMG_6164

その後は後ろ髪をひかれながらもエルチャルテンを後にしエルカラファテに移動。
こんなに遠くても、フィッツロイは圧倒的な存在感です。
IMG_6172

青く輝くビエドマ湖を見ながらエルカラファテへ。お疲れ様でした!
IMG_6175

原田

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング 見えるか?フィッツロイ!

Buenos dias!

本日はフィッツロイを目指すように歩くハイキングです。
IMG_6082

ニレやレンガの森を歩きます。キツツキが突いた跡がありますね。
IMG_6083

ガイドなのに真ん中に陣取ってしまいました!
IMG_6086

ロス・グラシアレス国立公園を歩いていきます。
ピエドラス・ブランカス氷河が綺麗に見えました。ゴゴゴと音がしたと思ったら、氷河が一部崩落する瞬間でした!
IMG_6090

IMG_6094

フィッツロイがほぼほぼ見えていたのですが…もう少し!明日へのお楽しみですね。
IMG_6108

下山中にはボルダリングスポットも。全く登れませんが憧れます。少し触らせてもらって、雰囲気だけ味わってきました!
IMG_6122

国立公園の中を一巡り。ピエドラス・ブランカス氷河も美しく、フィッツロイもほぼほぼ見えました!
お疲れ様でした!
IMG_6123

おまけ
カラカラがキャンプ客のおこぼれを狙っています。
IMG_6104

IMG_6117

原田

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング アルゼンチン入国。エルチャルテン到着!

Buenos dias!

名残惜しいですがパイネにお別れし、チリからアルゼンチンへ!

国境ではゲートを2つ通らなくてはならないのですが、どちらも「本当に国境?」という感じ。
IMG_6017

IMG_6019

看板犬がしっかり見張ります。
我々の車もしっかり追いかけられました。ちゃんと検査したのか!?と言わんばかりです。(ちゃんと入国許可は降りています!)
IMG_6021

乾燥したステップ地帯を果てしなく進みます。
途中のラ・レオナで休憩。
レオナというのはメスのピューマの意味。1877年にペリトモレノ氏(科学者・探検家)がメスのピューマに襲われたことからその名前がつきました。
IMG_6033

また1905年には有名なアメリカの強盗ブッチキャシディ、サンダンス・キッド、ヘレンペイジらが宿泊していたという事件でも有名です。
IMG_6034

雲に隠れていますが、フィッツロイがついに見えてきました!
IMG_6045

エルチャルテンについに到着しました!
IMG_6051

パタゴニアを代表する山フィッツロイや世界で最も登攀が難しいといわれる山セロトーレへの基地でもあります。

山頂が隠れてしまい残念ですが、明日へ期待です!
IMG_6061

原田

おまけ
コンドルも飛んできてくれました。
IMG_6056

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング グレイ氷河クルーズ

Buenos dias!

パイネ滞在、本日はグレイ氷河クルーズに行きました。
パタゴニア大氷原は世界で3番目に広い氷河で、グレイ氷河はその一部です。
IMG_5952

クルーズ船までは砂利道のようになっていて少し不思議です。
IMG_5957

すでに見えてきました!氷河の一部がちぎれて流れてきています。
IMG_5961

氷を拾うと、それは透明で宝石のよう。密度が高いのがわかります。
IMG_5965

クルーズに出発!
IMG_5966

パイネグランデをバックに進みます。氷河からの風は強く冷たい!
IMG_5973

近づいてきました!
IMG_5981

表面は白っぽい氷河ですが、奥底は青く神秘的です。青以外の光は吸収してしまうからだとか。
IMG_5996

氷河からちぎれた氷をフィッシングします。ピスコサワーやカラファテサワー飲むのは贅沢ですね!
IMG_5988

お疲れ様でした!
IMG_5999

パイネ滞在もあっという間でした。次は国境を越えてアルゼンチンへ!
IMG_6010

原田

おまけのキツツキ
IMG_6004

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング パタゴニアのお花と展望ハイキング

Buenos dias!

本日もパイネ国立公園から。朝、部屋の前からこの景色が見られるのは素晴らしい!
IMG_5891

今日は予定を変更しパイネ満喫ツアー&軽ハイキングです。

さっそくグアナコが出迎えてくれました。子供はおそらく生後5日以内です。
IMG_5897

湖越しのパイネ。
IMG_5899

パタゴニアを彩るお花にたくさん会うことができました!

カラファテ。
「その実を食べれば、パタゴニアを再訪する」という言い伝えがあります。
IMG_5898

ワイルドピー
IMG_5900

レディーススリッパ。不思議な構造の花ですね!
アツモリソウの仲間で日本では絶滅危惧種です。
IMG_5906

ノトロ。パタゴニアの春を彩る赤い花です。生命力が強く、氷河が後退して最初に生えてくるそうです。
パイネをバックに!
IMG_5914

山火事があり、木が全て燃えてしまっています。
IMG_5901

この広範囲。火災の原因はいずれも人の手によるものです。敬意を持って自然を楽しまなくてはいけないですね。
IMG_5927

展望台からの眺めは絶景でした!
IMG_5917

サルトグランデ。氷河の湖から湖へ、この滝で水がつながっています。
水も風も流れに圧縮されて、常に強風が吹きます。
IMG_5932

パタゴニアの強風は夏だけ。海からの風が氷河に冷やされ山を跨ぎ、勢いを持って吹き荒れます。
IMG_5933

パイネの構造です。
堆積岩の下からマグマが風船のように押し上げ、その後氷河が鋭利に削りました。
IMG_5939

パイネの成り立ちから動植物まで1日かけて感じることができました!

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング パイネに到着。山塊を部屋から一望。

Buenos dias!

プンタアレナス、マゼラン海峡の朝。世界の果ての水平線から日が登ります。
IMG_5783

9号線を北上してパイネへ。
ダチョウの仲間のニャンドゥやコンドル、フラミンゴ、アルパカの一種グアナコなどに出会いながら、真っ直ぐに伸びるRuta del Fin del Mundo(世界の果てルート)をひた走ります。
IMG_5789

IMG_5805

途中の街プエルトナタレスに到着。フィヨルドの海越しにパイネグランデが見えてきました!
IMG_5809

ランチではアサードを。
香辛料をほとんど使わずに、粗塩のみで約4~5時間も遠赤外線でじっくりと焼き上げます。
牛のアサードが一般的ですが、パタゴニアでは羊です。
油も甘く美味しい!定員さんの提案より少なめに頼んだはずですが、それでもかなり多かったです。
IMG_5818

IMG_5820

生演奏まで堪能しました。
IMG_5817

また車を走らせてしばらくすると、パイネの全貌が見えてきました!
IMG_5838

氷河の湖は、氷が削り取った鉱物を多く含み青く染まっています。
IMG_5849

IMG_5849

3泊するパイネの滞在地、リオセラーノホテルに到着です!
IMG_5870

これ以上ない最高の立地。部屋の窓からパイネの山々が正面に。夢かと思うような光景です。
IMG_5880

今日は日中は暖かく、ホテル前の川で水浴びをする人も。
クエルノ峰、グランデ峰、そしてトーレス・デル・パイネ峰の3つの山塊が見えています。
1200万年前、堆積岩の地層の下にマグマ侵入し固まりました。マグマは固まって花崗岩となります。そしてそれらが氷河で削られていきます。
こうして、上部には黒い堆積岩、下部には頑丈な花崗岩を持つ2色の岩山が誕生しました。
IMG_5877

夕食もこの光景を堪能しながら。
IMG_5883

お部屋からもごゆっくり、この筆舌に尽くしがたい光景をご覧ください。
IMG_5886

明日はしっかりハイキング。さらにパイネの魅力に接近します!
原田

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

パタゴニアトレッキング チリ到着!南米大陸最南端のプンタアレナス

Buenos dias!

本日から始まるのは、地の果てパタゴニアを巡るトレッキングツアーです!
日本からカナダを経由してはるばる到着しました!

写真はサンチャゴープンタアレナス間の飛行機内から。これからこの険しくも美しい山々を訪れると思うとワクワクしますね!
IMG_5743

プンタアレナスはマゼラン海峡に面したパタゴニアの中心都市。南アメリカ大陸最南端の都市です。
プンタアレナスは1849年に建設されました。移民用の植民地として、また問題のある軍人に懲罰を与える流刑地でした。
パナマ運河が開通するまで海上交通の要所として栄えました。
IMG_5745

ここが大陸の終点。マゼラン海峡をバックに。
IMG_5750

IMG_5745

IMG_5766

大航海時代のポルトガル出身のスペインの航海者マゼラン。1520年10月21日に西の海へと抜ける海峡を見つけました。

IMG_5764

IMG_5762

IMG_5761

足元には2種族の先住民が。征服者と非征服者の残酷な関係を感じてしまいます。
このアラカルフ族の足先を触ると無事航海を終えることができるという言い伝えがあります。旅の無事を願い、触っておきましょう!
IMG_5763

まずは長旅お疲れ様でした。明日からは国立公園エリアに移動、パタゴニアらしい山の景色が待っています!
原田

カテゴリー: パタゴニア | コメントをどうぞ

【サンモリッツ】秋晴れ最高!最高地点から眺める360度絶景&山上湖のんびりハイク

こんにちは、またまた吉原です。本日はサンモリッツエリアからお送りしております。

本日は仲良し男性二人組のお客様と写真撮影が主な目的のハイキングへ。

ここのところ、毎日晴天が続いておりまして空もとても澄んでおります。

…こんな恵まれた日には展望台に行くしかない!という事でこのエリアで最高地点3303mのコルヴァッチ展望台へ。

IMG_5575

IMG_5576

↑ドッグフレンドリーのスイスでは、ロープウェイなどの山岳乗り物にもワンコが自由に乗車可能。ボーダーコリーと普通のコリーの合いの子かな?ふにっと伏せの姿勢でずっとおとなしいかわいい子でした。

IMG_5614

展望台より。多少雲はあるものの、とても高いので山を遮る事は全くなく。雲がある事で逆に絵になるね~、とお客様。

IMG_5611

風もなく、普段は波立つふもとの大きな湖も鏡のようにくっきり。

IMG_5617

ベルニナ山群をバックに。

IMG_5521

↑ 信じられないかも知れませんが… こんなに空が澄んでいる日には、なんと遠くにモンテローザ、マッターホルンも見えるのです!今見えてますよ~わかりますか?

IMG_5613

↑ 展望台備え付けの「今見えてる山の名前と標高がわかる望遠鏡」から見たものがこちらです。上の写真と見比べて判別してみてくださいね~。

IMG_5616

↑ 展望台にはこの便利な望遠鏡が二つあります。訪問の際は是非覗いてみましょう!イタリア、ドロミテ地方の山も見えるんですよ。

IMG_5612

 

 

↑ スイス内陸部方面。こうしてみるとスイスって本当に山なんだなぁ、と実感できます。美しい…

IMG_5592

↑ 展望台訪問の前後では、たいてい途中駅ムルテルからスールレイ峠の山上湖までの往復ハイキングがセットです。本当はもっとがっつりウォークでも良かったのですが、お客様が少し風邪気味との事で軽めのコースにて。

IMG_5593

↑ 山上湖も風が全くなく、逆さベルニナ山群がくっきり。

IMG_5596

↑ お二人中ひとりのお客様は数年前にも一度ここにいらしたものの、その時はお天気がイマイチだったそうで、何年か越しの「宿題」をバッチリはたせてご満悦の様子でした。良かった!

IMG_5601

↑ 山脈と氷河が一望できるポイントにて、のんびりと休憩したり写真を撮ったり… 気ままに好きな所でのんびりできるのが個人旅行の醍醐味ですね。

IMG_5623

↑ ランチは途中駅ムルテルのテラスレストランにて。旅も後半ですが、なんとまだスイス名物ロシュティを召し上がっていない、という事なのでロシュティのソーセージ添えオニオンソース。いつもながら量がたっぷりです。

IMG_5628

↑ 一日楽しんで下りのロープウェイより。もう午後なのにこの晴天。かつまだ風がなくてこんな大きな湖が凪です。これは本当に貴重。

IMG_5582

↑ 道中では、よく目を凝らすとまだ少しお花が。キジムシロと紅葉しつつある葉のコンビネーション。季節は着々と秋に向かっています。

IMG_5571

どこを切り取っても絶景の一日でした。

☆おまけ☆ 今日のスイスワンコ

IMG_5578

 

展望台行きロープウェイに乗車していたもう一匹のワンちゃん。小型犬でめちゃくちゃフレンドリー。お山が楽しくてしょうがないらしく、飼い主さんの足元でぴょんぴょん飛び跳ねたり見知らぬ我々にも全身で甘えて来たり… 多動すぎてブレたのしか撮れなかった笑。

IMG_5586

そして、途中駅からのハイキングでもこの子に再会!ダッシュで寄ってきた。お客様も小型犬飼ってらっしゃるとの事で一緒にはしゃいじゃいました。我が家は25㎏の中~大型犬ですが毛色がこの子ととっても似てるので感情移入してしまいます。

ブーボと鶏

↑ 親バカ写真。うちのブーボでございます。色が似てるでしょう~

 

…という事で、ピーカンの絶景で2023年夏のアルプスウェイ・ハイキングガイドレポートは〆となります。今夏もおつきありありがとうございました。

また来年、スイスでお会いしましょう~♪

秋もかなりお勧めなので来て下さいね~。

…ガイド終了後ものんびりする間もなくブドウ収穫、ワイン造りが待っている吉原より。

カテゴリー: サンモリッツ, スイス | コメントをどうぞ