エンガディンエリア★コンディションレポート

2014年8月10日

天気:曇り時々晴れ

最高気温:16度

日の出時刻:6:07

日の入時刻:20:39

報告者 吉原裕子

 

★エンガディンエリア概要:…先週前半は、ようやく夏らしい気候に恵まれました。しかし、後半からまた崩れだし… 来週はどうなることやら、毎週ハラハラです。

 

★主なハイキングコースの状況

<ムオタスムラーユ/アルプ ラングワルト>

セガンティーニ小屋及び、パラダイスヒュッテへのコース・・・晴れていれば最高ですが、今年は残念ながら雲や雨で視界が悪い日が多いです。標高差もあり、道も険しい部分があるので、無理せず挑戦しましょう。

パノラマコース・・・特に問題なし。まだお花が楽しめます。アザミやトリカブトなど、背の高い高山植物が目立ってきました。

 

<オスピツィオベルニナ/アルプ グリュム>

問題なし。湿地ではワタスゲが白くぽんぽんと咲いています。また、サンモリッツエリアでは天気が悪くても、峠を越えたこちら側では晴れていることがあります。天気がいまいちな時は、こちらに行ってみるといいかもしれません。

 

<ムルテル/スールレイ峠/ロゼック谷>

ハイキングコースは特に問題なし。ただし、雲が多い今夏は、晴れていてもロゼック谷付近には雲が残っている事が多いです。特に標高3303Mのコルヴァッチ展望台は、ほぼ毎日雲に覆われています。展望台から眼下が見渡せないときは、峠まで行ってあえて下から見たほうが、氷河や山が良く見えることがあります。途中のムルテルで降りた後、峠までは、往復2時間弱で行けるコースですので、お試しくださいね。

 

<フルチェラス/フェックス谷/シルスマリア>

季節が変わり、花の種類も変わりました。アザミ、ヤグルマギク、ヤナギラン、コバイケイソウなど、背の高い花が多くなってきました。オキナグサは立派な“翁”になり、ヒゲを風に揺らせて迎えてくれます。エゾカワラナデシコのピンクがきれいです。

 

 

***今咲いている花***

イブキトラノオ、ノコギリソウ、ワレモコウ、ムカシヨモギ、ムシトリスミレ、スミレ、ワスレナグサ、キランソウ、チチコグサ、サクラソウ、エフデタンポポ、キンポウゲ、フウロソウ、チドリソウ、アカツメクサ、ミヤコグサ、トウダイグサ、リンドウ、ヒメハギ、オクエゾガラガラソウ、ユキノシタ、シオガマギク、タマシャジン、マンテマ、ギシギシ、クモノスバンダイソウ、アザミ、トリカブト、ヤナギラン、ヤグルマギク、エゾカワラナデシコなど。

↓エゾカワラナデシコ群生。とそのアップ。

線香花火みたいですね♪

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