2014年8月3日
天気:曇りのち雨、夕方晴れ
最高気温:13度
日の出時刻:5:58
日の入時刻:20:49
報告者 吉原裕子
★エンガディンエリア概要:…8月に入りましたが、不安定な天気と涼しい(ほとんど寒い)日々は変わらず続いています。
毎日の天気が不安定なのはもちろん、一日の中でも、晴れたり曇ったり、急に雨が降り出したり…ここはイギリスか?というような空模様。ハイキング中も、サングラスやカッパを出したりしまったり、忙しいです。8月は、天気が持ちなおすとの予想・・・期待しましょう!
★主なハイキングコースの状況
<ムオタスムラーユ/アルプ ラングワルト>
セガンティーニ小屋及び、パラダイスヒュッテへのコース・・・晴れていれば最高ですが、今年は残念ながら雲や雨で視界が悪い日が多いです。標高差もあり、道も険しい部分があるので、無理せず挑戦しましょう。
パノラマコース・・・特に問題なし。季節が変わり、見られる高山植物の種類も変わってきました。うわさの!?トリカブトが満開です(^^;)
<オスピツィオベルニナ/アルプ グリュム>
問題なし。湿地ではワタスゲが白くぽんぽんと咲いています。また、サンモリッツエリアでは天気が悪くても、峠を越えたこちら側では晴れていることがあります。天気がいまいちな時は、こちらに行ってみるといいかもしれません。
<ムルテル/スールレイ峠/ロゼック谷>
ハイキングコースは特に問題なし。ただし、雲が多い今夏は、晴れていてもロゼック谷付近には雲が残っている事が多いです。特に標高3303Mのコルヴァッチ展望台は、ほぼ毎日雲に覆われています。展望台から眼下が見渡せないときは、峠まで行ってあえて下から見たほうが、氷河や山が良く見えることがあります。途中のムルテルで降りた後、峠までは、往復2時間弱で行けるコースですので、お試しくださいね。
<フルチェラス/フェックス谷/シルスマリア>
季節が変わり、花の種類も変わりました。アザミ、ヤグルマギク、コバイケイソウなど、背の高い花が多くなってきました。オキナグサは立派な“翁”になり、ヒゲを風に揺らせて迎えてくれます。
***今咲いている花***
イブキトラノオ、ノコギリソウ、ワレモコウ、ムカシヨモギ、ムシトリスミレ、スミレ、ワスレナグサ、キランソウ、チチコグサ、サクラソウ、エフデタンポポ、キンポウゲ、フウロソウ、チドリソウ、アカツメクサ、ミヤコグサ、トウダイグサ、リンドウ、ヒメハギ、オクエゾガラガラソウ、ユキノシタ、シオガマギク、タマシャジン、マンテマ、ギシギシ、クモノスバンダイソウ、アザミ、トリカブト、ヤナギラン、ヤグルマギク、エゾカワラナデシコなど。
★8月1日は、スイスの建国記念日でした。
町はスイスの赤い国旗でいっぱい!朝、ホテルのパンもお祭り気分♪