こんにちは、ツェルマットから小瀬です。
写真を見て下さい。満遍の笑み!!本日は、オーバーロートホルンへのハイキングでした。
M様ご家族がスイスハイキング旅行の思い出にと挑戦しました。ウンターロートホルンが約3,103m、トップが3,414m。
標高差312m + ダウンアップ123mで約434mの登りと下りです。
2時間弱で山頂に到着。なかなかの登り応えでした。登頂成功をローザンヌに住んでいるフランス人カップル2名からも祝福してもらいました。
嬉しくてM様ご家族が手ぬぐいと扇子をプレゼントしたら、お礼にフランス製の折りたたみナイフをいただきました。
当初、M様はヘルンリー小屋とオーバーロートホルンとどちらにしようか迷ったそうですが、このコースには「頂」があり登ったという達成感が得られる事を理由にこちらのコースに決めたそうです。
それが大正解でしたね。途中、苦しい時もありましたが家族全員で登って握手して、喜びを分かちあう事ができました。
ウンターロートホルンのスタート地点にて。「がんばろー!」
隠れていますが、オーバーロートホルンへのコースタイムは1時間30分となっております。日本人のペースなら2時間から2時間半でしょうか?
後ろのヴァイスホルン(4505m)が勇ましく本当に格好良い山です。
ハイキングコースの入口は、この目のオブジェが目印。このオブジェから上、数十メートルの範囲には野生のエーデルワイスがたくさん咲いてます。
歩き始めは晴れており太陽が暑かった。途中で、ガスが出てきた事もありました。天気が不安定な上、標高が高いので色んな状況に直面しました。疲れて歩く事が嫌になりそうな事もありました。
休憩スポットから後ろを眺めるとアルプフーベル(4206m)が見えました。昨日、あの山の裏、レングフルーにいた事を考えると感慨深いですね。
最後は、荒涼とした斜面を横切り急斜面を一気にラストスパート。登り切る事ができ本当に楽しかったです。
疲れましたが山頂で食べたサンドイッチの美味しかった事!いつまでも忘れないで下さい。
ウンターロートホルンに戻ると待ちこがれていたマッターホルンの勇姿が!!早速、家族写真の撮影をしました。!!
「よく頑張ったね。カンパーイ!!」
「家族で一つの目標に挑戦する」
励まし励ませれ楽しさも苦しさも共有できて家族の絆が深まるのを目にした一日でした。こんな日にガイドのお手伝いができて幸せな気分になりました。
小瀬 信広