オーストリア1コース、今週は澤 宏太郎が案内させていただいております。このコースはオーストリアのチロル州からザルツブルグ州へ西へ5カ所移動しながらハイキングを楽しみます。
最初はインスブルック空港から車で40分のノイシュティフトに3泊。空港からの好アクセスがうれしいです。
1日目のハイキングは街から伸びるエルファーゴンドラを降りて、30分ほど登ったエルファーヒュッテへ。天気が悪かったので、ヒュッテでお茶を飲んでからハイキングスタート。
正面の山並みが見え隠れしながら進んでいきます。
中腹は見事なアルペンローゼ。斜面いっぱいに咲いている景色は圧巻です。
雄大な景色を進みます。
2日目は街からバスで20分ほどでムッターベルグアルムへ。ここはスキー場になっていて、夏でも滑走可能な氷河ゲレンデです。シュテューバイタール は今シーズンからホテル宿泊者にはVIPカードなるものが配られて、村内のバス、ゴンドラなどに加えて、インスブルックまでのバスや列車も無料になっています。ちょうどスイスのサンモリッツやサースフェーなどと一緒のサービスですね。天気はイマイチでしたがとりあえずゴンドラを乗り継いで3000m超の山頂へ。
残念ながら山頂は雲の中だったので、気を取り直して中間駅からハイキング開始。
最初はドレスデンヒュッテ横の斜面を登って行きます。
急な斜面を登りきると小さな山上湖エグセンゼーへ。
そこから斜面をトラバース。途中には雪渓がまだ残っているところも。
広い斜面に出てからは、斜面を下りだんだんと花も増えてきます。途中の小川をジャンプ。
花畑の中を進みます。
ハイキング後、ホテルに帰ってからはお昼代わりにホテルのティータイムサービスへ。午後3:00〜5:00まではホテルのサービスでケーキ+コーヒー、紅茶が無料です。アプフェルストゥルーデル+バニラソース(アップルタルト)はとっても美味しかったです。 ホテルの中庭で優雅な時間が過ごせました。
3日目はインスブルック経由でマイアーホーフェンへ移動。大きい荷物は車で先に送ってしまうので楽々です。
朝バスの時間まで余裕があるので、中庭で記念撮影。女子チームでまず1枚。
男子チームも負けないでぎゅうぎゅう詰めて1枚(笑。)
その後バスに乗って、同じステューバイタールのフルプメスの街へ。バス停から5分ほど歩くと路面電車のフルプメル駅。
ここから約1時間ほどのんびりと路面電車の旅です。車では通らない牧場や林の中、渓谷などを通って行くのでなかなかおすすめです。
ランドバッサー橋?
今回はインスブルックより少し手前のSonnenburgerhofで下車。少し歩いて行くと、
インスブルック郊外のジャンプ台です。インスブルックは冬期オリンピックを2回も行っている名門のスキーエリア。
サマージャンプで練習中の選手と記念撮影。
スタート台からはこんな景色で、インスブルックの街に飛び込んで行くような感じでしょうか?
ジャンプ台を見学後、街まですぐなので森の中を歩いて行きました。
斜面を降りて行くとおいしそうなビアレストランがあったので、ここでランチ。まずは地元のバイツェンビールで乾杯。
美味しいビールがあるところには美味しい食事があるもので、ソーセージとビールを堪能しました。
その後はインスブルックの街の見学。
先週のイタリアのお客さんに刺激されて、Oさんもジャンプ。70代でも見事なジャンプ力!
4日目はマイアーホーフェンでのハイキング。ペンケンのゴンドラで上がってのんびりとペンケンヨッホへ。
雨が降って来たのでヨッホの小屋でお茶タイム。
この日はお疲れの6人はヨッホでゆっくりした後、ペンケンゴンドラまで戻って中間駅でランチ。私は元気な3人とフォーデラーナーズバッハまでの2時間ほどのハイキング。
天気は最初はイマイチでしたが、だんだんと回復へ。
このあたりも花が咲き乱れていました。
このコースは途中に小屋がないので、この日はサンドイッチを用意してピクニックランチ。いい笑顔です。
この日のハイキング終盤あたり。
マイアーホーフェンの街までバスで帰ると、1日1往復のみ運行しているミニSLに遭遇。今度はこれに乗ってみたいですね。
澤 宏太郎