9月に入り、アルプスの風景には秋の気配が感じられるようになってまいりました。
サンモリッツから吉原です。いかがお過ごしでしょうか。
この夏はツェルマットからグリンデルワルド、そしてサンモリッツと神出鬼没で動いております。
この三か所で最も標高の高いサンモリッツエリアは、山も空も秋の気配が最も進んでいます。
↑ ベルニナ線車窓より。ラゴビアンコ付近。
天高く馬肥ゆる秋…的な快晴の元、本日はご夫婦一組様とスイスの桃源郷Fex谷にてのんびりハイキングを楽しみました。
いつものロープウェイに乗り…
↑ いつもの見晴らしポイントで写真撮影してから本格的な歩きです。空が澄んでいて気持ちいいですね♪
↑ 最初の下り。快晴ですが、夏至の頃に比べてだいぶ陽の角度が低くなっているのがわかります。(ご興味ある方は6月末、同箇所のブログをご覧ください)日向を歩いても以前のような刺すような強い日差しではなく、柔らかい日差しになっているのを体感します。アルプスの夏は短いなぁ・・・
↑ すっかり”翁のひげ”になったオキナグサ。
↑ ヤナギランはまだ群生中も、花は穂先ぐらいで下の方は綿毛になり始めています。
↑ 薄く高く広がる筋雲が、なんだか優しい色合いのゴッホか正にセガンティーニが描きそうな空…
↑ 秋は街も自然もひときわ静かな雰囲気になり、個人的にとても好きな季節です。
↑ 展望ポイントで、今年のアルプスウェイパンフレットと同じアングルで撮ってみました☆ 2023年パンフ、エンガディンのページと比べてみて下さい♪
↑ お花はすっかり終わり…?と思いきや、まだまだ咲いています!こちらは盛夏~秋にかけてが時期のリンドウ。鮮やかな蒼でたくさんの花をつけるので目を惹きます。
他、写真こそ撮りませんでしたが、ウメバチソウ、忘れな草、キジムシロ、ゲンゲ、マンテマ。。。そして驚いたことにサクラソウも!最近の暑さと寒さの繰り返しで、春と勘違いして咲いたのかな…?でも一輪ではなく結構何株も咲いていてびっくりしました。寒さにやられないか心配… 元気にまた来春咲いて欲しいです。
↑ 可愛らしい教会が目印、集落クラスタとFex谷名物の馬車。
↑ 馬車に伴走するワンコ達。お客様の連れらしく運動の為?走ってました。ちなみに復路はちゃんと馬車に乗せてもらっていましたよ。
↑ 時間が許せば必ず立ち寄る教会内部。素朴で落ち着く雰囲気です。
↑ 祭壇?には観光者向けサイン帳がありましてそこに記念のサイン。かなりの人がメッセージを残しているらしく、8月からの新しいサイン帳になっていた為前回6月のお客様のサインはすでにお蔵入りになっていました。
↑ ランチは、ちょうど季節なのでロシュティのキノコソース!ポルチーニとイタリア語でGallinacci(鶏のトサカ)というキノコミックスで美味~。秋らしくベリーが添えてありました。
ゆったりとアルプスの初秋を体感する一日でした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。