こんにちは、ツェルマットから吉原です。
本日は、親子三代女子和気あいあい旅のご家族とご一緒です。
朝待ち合わせの為外に出ると…おぉ、マッターホルンの御姿が!
恥ずかしがり屋さんのマッターホルンはすぐ雲に隠れがち。全貌が見えるうちに皆さん揃って記念撮影。
本日は王道コースの湖巡りにまいりました。
スネガ行き、地下を走るケーブルカーはなかなか飛ばします。
スネガは乗り換えで通過のみですが、レストランテラスからの景色だけ堪能させていただきます。
さらにロープウェイで上がった先、Blauherdはすでにツェルマットから1000mも標高が高いです。ここにあるハート型枠での写真はお約束。
ちょうどよくマッターホルンが収まるようになっております。上品なお母さまのショット。
娘さんとポーズを取ってノリノリなのは…なぜかお母さまではなくガイド吉原。流れです、はい。
最初の湖、ステリゼー。歩いているうちに雲が多くなってきましたが、それがまたドラマティックな雰囲気を醸し出しています。
姉妹のように仲の良い親子さん。微笑ましい♡
マッターホルンの背後に怪しげな雲が控えております。。。あちらはイタリア側、つまり南側なので下界で気温が高いと雲が生まれ、それがやがて峠を越えてこちらにやってきます。なので基本的にお天気の変化はマッターホルンの背後に注目。
次の湖、グリンジゼーまでの道のりは、結構な急こう配をテクテクと下って行きます。ここでは結構日本人の旅行者さんと会いました。さすが王道コース。
出会いと言えば、、、エーデルワイスとも☆
ここら辺は群生地ではあるのですが、もう開花期は終わっただろう…あるとしても枯れ気味だろう…と諦めていたところ、なんとまだ絶賛見頃状態で開花中!
あまりの急斜面に咲いていたので他の株は撮れなかったのですが、この花を始めとしてこの一帯に限定して結構群生しておりました。しかし本当に絶対に人が届かないような急斜面… その手の届かない感じがさらに高貴さを引き立てます。
ついでに放牧中のモノトーンヤギさん達とも遭遇。
なぜこんなにもクリアに白黒なのだい君たちは… モフモフの白いお尻がとても可愛かったです。
二つめの湖、グリンジゼーの水面はモネの絵画のよう。
三つめの湖、グリュンゼーに着く頃には先ほどマッターホルン背後にあった雲に追いつかれ雨に。一時カッパを着てのハイキング。
真夏から初秋の花、アカバナが群生しており綺麗でした。
ヤナギランにエリカも群生。。。そう言えば真夏から秋にかけては赤系の花が多いように思います。エリカが咲きだすと、あぁ山はそろそろ秋への準備なんだなあ、と感じさせられます。アルプスの夏は本当に駆け足。
…と、しみじみもつかの間、歩いた後は花より団子?湖近くの山小屋レストランにてお楽しみランチです。
スイス郷土料理ロシュティに巨大バーガー。ここは盛り付けが豪華かつ美味しそうで実際美味しい。
ウェイトレスさんが写真を撮ってくれました。
後半は雨でしたが帰りの電車に乗る頃はまた晴れてきました。山の天気は変わりやすいですね。
親子三代の旅、素敵な思い出の1ページになれたなら嬉しいです。
ではまた次回!