上高地スノーシューツアーの2日目はいよいよ上高地へと向かいます。お客様がてるてる坊主を作ってくれたおかげで、2日目も青空が広がりました。
旅館の前からは明神岳、前穂、奥穂といった山々がくっきりと見えました。マイナス6度ほどの気温で空気が澄んでいます。
木々のシルエットと飛行機雲も絵になります。
旅館の車で上高地への玄関口、釜トンネルへ。まずは長さ約1.3kmのトンネルを歩きます。トンネル内は暗い場所もあるので、ヘッドランプが必須です。それにしても風が吹き抜けて寒かったです。
釜トンネル、上高地トンネルを抜けたところで、スノーシューを装着。
歩きだしてしばらく行くと、再び穂高の山々が見えてきました。
山々をバックに集合写真。
約100年前の焼岳の噴火でできた大正池。鏡のように穂高の山々を映します。
そしてこちらは焼岳。うっすらと噴煙も見えています。冬の時期は山スキーで登る人もいる場所です。
カラマツやダケカンバ、シラカバなどの森を歩き、河童橋を目指します。
カラマツの枝から伸びるサルオガセ。立派に生育しています。
ウェストン碑の前を通過。
河童橋の手前くらいからサルの姿が増えてきました。人を気にすることなくエサを探します。
そして、河童橋到着!例年の紅葉の時期などは登山客、観光客でごった返していますが、この時期はゆっくり写真を撮れます。
河童橋の近くでピクニックランチをしていると、サルが枝から枝へとジャンプ!の瞬間を撮影しました。子ザルはカラスが怖いのか、カラスが近くで鳴くとパニックになっていました。
ランチ後は小梨平を抜けて明神へ。
明神橋と明神岳。本日の宿はこの橋を渡った場所です。
この林の奥にたたずむ「山のひだや」に泊まります。
荷物を預けて明神池にある穂高奥宮へ晴天のお礼参りへ。
今日の宿は電気や水道がないのでランプの灯りで夕食です。
美味しいトンカツの夕食でした。
そして食後には星空観賞へ。といっても19時半ころです。
まさにプラネタリウムといった感じの満天の星を見ることが出来ました。
こういう大自然の中に宿泊するからこその景色ですね。
神﨑 裕一