おはようございます。
早朝まで降っていた雨もあがり、さわやかな風が村々を駆け抜けていきます。草木や花々もキラキラと輝いています。
今朝はミューレンです。
朝早くからロープウエイでシルトホルン展望台へ、早朝の光り輝く太陽を真正面から受け360度展望を楽しんでいただけたご様子、また中間駅ビルクでクリフ・ウォーク、雲の中に入り込んでしまい、何も見えなかった・・・とつぶやかれたお二人。
ミューレン・シルトホルン駅で待ち合わせをして、アルメントフーベルのケーブル乗り場まで移動します。
今日のコースはマウンテンビューです。どのような風景が待っているのでしょう。目の前に広がる山群の光景にハイキングへの期待が膨らみます。
アルメントフーベル駅に降り立つと見慣れぬ看板が・・・・・そしてハイキング標識版がなくなっていました。どこかに新しく取り付けてくれるのでしょうか?
ミューレンの幾つかあるハイキングコースの分岐です。ここから山々を右手に、小道を緩やかに下っていきます。
美しい風景にしばしば足が止まります。
普段見慣れないユングフラウ山群の別の顔が背中を押します。氷河が美しく輝いています。
やぎや牛が横目でじっとこちらを眺めています。彼らにとって我々は食卓への侵入者、静かに通り過ぎましょう。
バイケイソウ群が右左にひろがる開放地でしばし休憩。ピクニックシートを敷きここで昼寝でもとおっしゃるご主人・・・・・・ ・・・・・ そろそろ・・・・
下り傾斜が強くなり、景色だけではなく、足元にも気を配らねばなりません。
立ち止まって振り向けば、勇姿が見守ってくれています。
低木地帯へ入ったころ、気がつけば小腹がすいています。出かけにコープで調達した軽食パンをほおばります。
樹林帯エリアはまるで日本の山のようだとおっしゃるお二人。村が近くなり、足が速まります。
当初の計画ではマウンテンビュー・コースの中間地点で折り返してミューレンへ戻る予定だったお二人、目の前に広がる大パノラマとすがすがしい風に押されて、折り返すことなどすっかり忘れ、グレッチアルプまでの全行程を存分に楽しんでいただきました。ホテルでお二人を待っているビールに乾杯!!
記 いしい