皆様、こんにちは。スイスはサースグルントから河野です。
本日はいよいよハイキング最終日、荷物を専用車でスイスのサースグルントに送って、
ホテル・ツムシュタインを出発しました。
こちらのロープウェイ乗り場は自動改札ではなく、切符切りでの改札、
可愛らしい小型のロープウェイに乗って、
モンテローザ山群を窓から眺めていると、
ロープウェイ終点に到着。
ここから、あの金色のマリア像目指して、
モロ峠に上がって行きますが、
マリア様への道は、中々厳しい様です。
しかし、これまで頑張ってこられたお客様、モンテローザ山群をバックに一歩一歩進んで行くと、
もしかして、水面に映っているのは、
逆さモンテローザ山群、何とか写真に収めました。
さて、では、ちょっと大変な岩場をよじ上って、
階段と鎖の先には、
マリア像が待ってくれています!
モンテローザ山群をバックに、もうひと頑張り、
そして、モロ峠(2868m)に立つと、スイス側の絶景、
左から、ミシャベル山群のアラリンホルン(4027m)、テーシュホルン(4490m)、ドム(4545m)、レンツシュピッツェ(4294m)といった山々、
サース谷の奥には、うっすらとビーチホルン(3934m)、絶景を堪能しました。
では、スイス側に向けて、再びハイキングの方をスタート、
マリア像を右に回り込むと国境のサイン、
モンテローザ山群にお別れを告げ、
マリア様にもお別れを告げ、
マットマルク湖を目指して、
慎重に岩場を下って行きましょう。
途中、残雪もあったりしましたが、
石で出来た階段を一歩一歩下りて行き、
自転車を担いでスイス側から上がってきた強者に驚いたり、
またまたワンちゃんに遭遇したりして、
大変な岩場地帯が終了、
川の中州には、
ワタスゲの大群生、
そして、マットマルク湖まで1時間35分の案内、
いよいよラストスパートに入りました。
橋を渡って、
マットマルク湖を見下ろしながら、ちょっと休憩。
振り向くと、マリア像がまだ見えました。
さて、遂に、マットマルク湖まで1時間、
サース谷の最奥のダム湖、マットマルク湖畔を進んで行くと、
途轍もない水量が、
マットマルク湖に注ぎ込んでいました。
マリア像はまだ見えますね。
トンネルには入っていけない様なので、横の道を通って、
今度は右のトンネルには入っていい様なので、
トンネルを通過、
そして遂に、マットマルク湖の端に到着。
レストランの窓から、先程通ってきたモロ峠とマットマルク湖を見ながら、
本日のランチは、ロシティーやケーゼシュニッテなどのスイス料理を堪能、
黄色のポストバスに乗って、
サースグルントの街に到着。
こちらのホテル・ドムで、最後の夜を迎えました。
雄大な景色、お花、氷河、食事、充実感の全てを満たしてくれるツール・ド・モンテローザ、最高でした!