7/24発スイスDコース最終日☆オーバーロートホルン登頂

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皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。

ついに、スイスDコースも最終日、

本日も快晴の中、清々しい朝から、ハイキングがはじまりました。

今シーズン、ロートホルン行きのロープウェイが運休しており、当初は、その代わりに普段はほとんど行くことのないロストヴァレートレイルにご案内しようかと思ったのですが、マップ上で再確認するとキツいながらも、不可能ではなかったのでオーバーロートホルン行きに決定しました。

やはり、ツアー最終日には「頂き」に立って登頂の達成感を味わっていただきたいものです。

本日のハイキングコース:

ブラウヘルト2,571m〜フルグジ2,980m〜オーバーロートホルン3,414m〜フルアルプヒュッテ2,620m〜ステリーゼー2,537m〜ブラウヘルト2,571m

登り843m、下り877m、歩行登り約2時間15分、下り2時間、フルアルプ小屋にてランチ

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スタート地点のブラウヘルト駅

 

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ハイキングコースではなくスキーコースを登って行きます。スタートしてすぐに、たくさんのエーデルワイスの群生に出会えました。

 

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右下には湖めぐりでおなじみのステリゼーがあらわれてきました。この時間帯、たくさんのハイカーが湖を目指していました。

 

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スキーコースだけあり、いい傾斜の斜面。ここからがキツい、キツい。

このツアーで、何回もありましたね。無言で、とにかく歩く、歩く。

 

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美しいマッターホルンがバックに聳えていますが、景色より、ここは一歩一歩集中して登っていきます。なんて言ったって登り843m

 

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正面の山が、オーバーガーベルホルン3,414m。ここから見ると、「いつ着くんだろう」と不安に。。。

 

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歩きはじめて約1時間後、本来の登り口、Furggji2,980mに到着。意外といいペースではないですか。

 

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フィンデル氷河に向かって緩やかな坂が続いています。

素晴らしい景色です。このコースの特徴は、登れば登るだけ、そこからしか見えない特別な景色が見えることです。

 

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振り返って見ると、ロートホルンやさっき歩いて来た道があんな小さく見えます。

 

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モレーン上に、幻のエリア、ロストヴァレーもかすかに見えています。あのトレイルも悪くないですが、やはり、標高の高いこのコースにしたのは景色も最高、正解でした。

 

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山の上部は、ゴツゴツした岩の多い道となってきます。

 

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「うぉーい」とK様

 

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軽快に登ってくるマラソン好きのS様

 

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ご自身のペースでコツコツと登ってくるK様

 

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キツいキツいと言いながらも、毎日最後まで歩ききったS様ご夫婦と励まし役をしていただいたO様

 

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歩きはじめて2時間12分、全員で山頂に立つことができました。

昨日までの疲れも溜まって、身体の重い時もありましたが、集中して短時間登頂成功!

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ハンガリーから来た青年も混じって記念撮影。最高のひと時でした。

 

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この写真では、前方アドラーホルン、鷹のマネをして登頂の嬉しさを表現。

 

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山頂からは、普段見ることのない景色ばかりです。

 

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リンプフィーシュはこんなに氷河に覆われています。

 

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テーシュホルン の右にも氷河が。この谷をずっと下ると、

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テーシュアルプです。あの牛舎が見えます。

本当に山と谷が繋がっているのがよくわかります。

 

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最後もやはりこれでシメてもらいました。いつもすごい体力です。私は頼んでいませんが(笑

 

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このコース、斜度やコースの整備度など、下りは軽快に降りることができます。S様はトレランのように走っていました。

 

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この分岐では、フルアルプヒュッテ方面へ

 

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フルアルプヒュッテに着いて安堵感。ゆっくりともう一度、ランチやお茶を楽しみましょう。

 

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無言で歩く時以外は、笑いが絶えない皆様でした。

 

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ステリゼー経由で帰路につきました。最終日もシビレた1日でした。

 

スイスDコースにご参加の皆様へ

至らぬ点も多々あったと存じますが、天候にも恵まれスイスのロングコースを堪能されたことと願っております。

皆様とご一緒させていただき、私も心から笑い、楽しむことができました。また、近い将来、ハイキングやスキーでご一緒できることを心待ちにしております。

本当にありがとうございました。

小瀬信広

 

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