皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。
本日は、逆さマッターホルンを楽しみに湖めぐりです。
ところがどっこい、残念ながら天気予報が外れてしまいました。(たまに外れます。山の天気は気まぐれです。)
昨日からの雨が今朝まで続き、空一面が雲に覆われています。
ポジティブシンキングな私は、「じゃあ、今日は花を楽しみましょう!のちに晴れるでしょう!」っと予定変更して元気に出発です。
とたんに、小雨も降ってきました。「あーあ、今日は何て日だ。。。」
でも、笑顔でお客様をご案内。
ライゼー−グリンジゼー−グリュンゼー−リッフェルベルクアルプのハイキングコースで、たくさんの花を満喫しました。
オキナグサ(黄・ピンク)、リンドウ(クルシー、ヴェルナ)、ムシトリスミレ、キジムシロ、イワダイコンソウ、チョウノスケソウ、アルペンローゼ、クワガタソウ、ホルミヌム等々。
途中、ゲムゼ(アルペンカモシカ)、マーモットの「ピー」という警戒声を聞いたり動物にも遭遇。樹林帯では、この地域の象徴的な岩抱きスイス松をみたり。
後半は少し晴れ間も出て結果、楽しいハイキングでした。
「逆さ正面の山」湖面はばっちり凪ぎでした。
まぼろし?のチョウノスケ草。バラ科、須川長之助さんが初めて採集した事から名付けられました。学名はドリアス・オクトペタラ。オクトペタラは「花弁が八枚の意」。オクトはオクトパス(蛸)で知られているように8を意味する言葉ですね。
私が名づけた、「奥まで続くチョウノスケソウ通り」
夕方には、マッターホルンも顔を出し、ドム、テーシュホルンも夕焼けに染まっていました。天気回復、明日は快晴の予感です。(天気予報どおり)
こせ のぶひろ