7月22日(日(晴天)気温16度~20度
今日はドロミテ1コース最終日です。まよわず朝一番で「ドロミテの女王・マルモラーダ」へ直行!
南斜面・東斜面はマルガチャペラからゴンドラで3回乗り換えて山頂3250m「プンタロッカ」へアクセス。山頂の展望台や氷河に降り立って360度景色を楽しみました。南側には「サンモルティーノカステロッサ」、北側には「セラ山群」、「ファネス山群」、西側には「サッソルンゴ」、北東側には「ソラピス」、「アンテラオ」とドロミテトレッキングで歩いてきた山々の壮大なパノラマに出会えました!
マルモラーダといえばドロマイテではなく、白いライムストーンで構成されている特徴的な名峰です。
南斜面は約1000mもの絶壁、北斜面は氷河に覆われた変化に富んだ様相を見せてくれます。下山は少し、南斜面の断崖絶壁の南斜面をオンブレッタ渓谷に立ち入り見てきました。
その後は、マルモラーダの北斜面へ「フェダイア」湖経由でアプローチ。第一次世界大戦当時、400人ものオーストリア、イタリアの両兵士が雪崩に巻き込まれて命を落としたという恐ろしい斜面です。
約2600mのフィッコーナ山小屋でランチタイム、クランポンを借りる人もいたので、氷河へ約100m上って降り立ちました。プンタペニア山頂(約3300m)への登頂組みとすれ違いながら約2900mの絶景ポイントまで氷河斜面をほぼ直登。後ろには「セラ山群」とコバルトブルーの「フェダイア湖」の絶景。前方上方向は、氷河に開いた多数のクレパスを見ることができます。
参加者全員で氷河歩きを楽しんで最後の充実した「マルモラーダ」デーとなりました。
たち乗り籠ゴンドラで最後の眺望を楽しんだ後、希望者には5日目に歩けなかったファッサ渓谷とマルモラーダーを眺める601コースの逆バージョンで行けるところまで登って終了!
最後の「フェダイア湖」と調和した光輝く「チベッタ」を見ながら再びフェダイア湖のバス乗り場まで下山。遠くに夕方に映える「ガイスラー山群」「カテナッツオ」を発見でき雲の少し掛かる、さっき登った「マルモラーダ氷河」を正面に見て今回の1コースが終了となりました。
画像1:マルモラ-ダ氷河のプンタロッカからサンマ
ルティーノを覗く
画像2:マルモラーダ北斜面へアプローチ
画像3:氷河を全員で直登する
エスコート:水澤 史