7/7発ドロミテC最終日:コルバラ・ヴァルンリフトからピッツ・ボエ登頂

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皆様、こんにちは、コルバラから小瀬です。

本日、最終日はドロミテCコースのフィナーレを飾るピッツ・ボエ登頂の日です。

昨日の天気予報では、午前中が雨とのこと。急登もあるこのコース、安全第一に諦めることも検討していましたが、何と、晴れと曇りの良い天気へ変わってくれました。

本当にラッキーです。

 

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ホテルの出発時、コルバラの空は一面雲。しかし、ゴンドラ、リフトと乗り継ぎ、フランツ・コストナーヒュッテに着く頃には、晴れてきて気分爽快。

エスプレッソで、気合を入れて、いざ出発。

 

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ピッツ・ボエまでは、コースタイムは1時間50分。昨日の雨、何度かある急登、ハイキング7日目の疲労を考えると、我々は2時間40分を狙います。

 

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ハイキングコース方面は一面に霧が発生。しかし、視界が想像よりよかったので安心しました。また、ロングコースなので日陰の方が疲れません。

緩やかな登りをペースをつかみながら進みます。

 

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バックには、立ち寄ってきたヒュッテのシルエットが浮かんでいます。こんな雰囲気も、このツアーでは、はじめてなので楽しめました。

 

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岩が削り取られているようにオーバーハングしている箇所がいくつかありました。先日、他のエリアで、がけ崩れを見ているので、ついつい注意深く慎重になってしまいます。

 

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約30分歩いた所から急登になります。小石が多く、一歩登って半歩下がるような坂。しかも昨日の雨でやや湿っています。今日のコースで一番、体力を消耗した場所です。

 

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まさに、四つん這いになり、手足を動かす。落石させないように気を使いながらで疲れました(笑

登りきったところに、ドイツ人の4人組がいて、少し話して、写真を撮ってもらってたりしていたら、道を間違えて、左折をする所をまっすぐに行ってしまいました。

余計にお客様を疲れさせてしまいました。申し訳ございませんでした。

 

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その後、ゆるやかな道、やや急な坂を繰り返し、

 

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ピッツ・ボエ直下の最後の急登に到着。一休みして、ラストスパート

 

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霧が晴れて来て周りの様子、景色も見える様になってきました。

 

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あの看板が見えて来ました。その横に山頂、そしてファッサヒュッテがあります。

 

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最後の石に足をかけ、「やったー!」登頂成功!

 

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ここまで簡単ではありませんでした。キツかったし、長かった。約2時間30分。でも、全員到着できました。素晴らしい!

お客様の達成感に満ちたお顔がとても素敵です。

昨日のミーティングでは、天候により3つのコースを検討しますと説明しました。多くのお客様が本音は、登頂は難しいだろうと思っていたことでしょう。

今日、ここまで来ることができて、本当に感謝します。

お腹もすきました。ヒュッテで軽くランチを食べましょう。そのあとは、まだサッソ・ポルドイ展望台まで下山が残っています。

 

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下り、登りと1時間40分は必要でしょうか。

 

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ロープ設置箇所もいくつかありました。

 

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もうヒュッテがあんなに高いところに。

 

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目の前のパノラマに魅せられ、感嘆の声をあげ、写真も撮りたくなります。

 

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フォルチェッラヒュッテを通過し、あと30〜40分

 

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横を見ると、多くのハイカーが戻ってきていました。

 

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サッソ・ポルドイ展望台が見えて来ました。1時間30分でゴール。

到着後、レストランで、みんなで歩いた7日間を喜びました。

小瀬信広

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ご参加のお客様へ

ドロミテCツアーにご参加いただき誠にありがとうございました。

至らない点が多々あったと存じます。体調の悪くなったお客様、怪我をされたお客様もいらっしゃいましたが、各々がドロミテの良さ、新しさを楽しんでいただいた事と願っております。

今回、ご一緒させていただき、たくさんのお話を聞く機会もいただき、私も心から楽しむことができました。

近く、ご一緒できる機会が訪れるのを楽しみにしております。

カテゴリー: イタリア, ドロミテ   パーマリンク