遅くなりましたが…7月5日バドガシュタイン・トレイル

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7月5日(木) 晴れのち曇り 気温16度~22度

今日は少し肌寒い感じで雨もふったり止んだりといった複雑な気候でした。
ガシュタイナータールの最奥地、「バドガシュタイン」からのとっておきのトレイルを歩いてきました。ここはオーストリア皇帝「フランツヨーゼフ1世」「シシィ」が避暑地として訪れた温泉保養地です。
また、ザルツブルグ州に位置しながらケルテン州、シュタイヤーマルク州にもほど近い立地です。
スキーシーズンにはあまり滑りに行かない、街から近い「グラウコーゲル2492m」の登頂トレッキングが健脚派には絶対お勧めです。リフトを2本乗り継いで約1900mから約2200mのヒュッテンコーゲルまでガシュタイナータール全体を見下ろす絶景ルートが楽しめます。
ここから眼下にレードゼー(氷河湖)や正面に氷河を頂くアンコーゲル(3248m)と上るほどにわくわくする景色が現れます。ちなみにレートゼーは氷河からの恵みでできているが、湖から水が出ることがなく、地中に染み込んで水量を一定に維持している。
健脚派のメンバーとヒュッテンコーゲル展望台からさらに上を目指して急峻なグラウコーゲル山頂(2492m)まで大斜面を尾根沿いに登っていきます。
登るにつれ山上湖がまた一つ眼下に見ることができ、遠くにはケルテン州の峰々がうっすらと姿を覗かせます。爽快な風を全身に感じながらと刻々と標高を上げていくと、今度は北東側に世界遺産「ダハシュタイン山塊」が花曇の空に浮かび上がった姿を見せてくれました。
ザルツブルガーランド地方はキッツシュタインホルン地区、グロースグロックナーの一部もそうであるが、周囲を360度、ホーエタウエルン国立公園の雄大で調和の取れた美しさを十二分に体感できることです。

画像1:ガシュタイナータールの全容
画像2:レートゼーと氷河を頂くアンコーゲル
画像3:グラウコーゲルの山頂付近

次はオーストリア最高峰グロースグロックナー地区を紹介します。

エスコート:水澤 史

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