久しぶりにアルプスウェイの現地レポートを更新します。今はスキーシーズンが続くヨーロッパですが、添乗の合間にチューリッヒに昨年OPENしたFIFAワールドフットボール・ミュージアムに行ってきました。
※一部サッカー好きでないと理解できない内容かもしれませんが、ご了承ください。
中央駅から列車で10分ほどのEnge駅の目の前と便利な場所にあります。
入口はこんな感じ。
今日は日曜日ということもあり、家族連れでにぎわっていました。入場料は24フラン。スイスパスは適用外となります。
チケットのデザインは様々で、私のはスウェーデン代表のイブラヒモビッチ。この写真はオーバーヘッドのロングシュートを決めた有名なシーンでしょうか。
リュックは持ち込み禁止の為、地下のロッカーに預けます。(1フラン)ロッカーの利用を想定して1フランのお釣りが出やすい24フランの入場料にしたのでしょうか?
このロッカーがまだサッカー好きの心をくすぐります。カラフルなロッカーには歴代の有名選手の名前が書かれています。私はFCバルセロナでも活躍したロナウジーニョを選択。左奥にはメッシの名前も見えます。
日本人は?と探すとありました!メキシコ五輪で活躍した釜本さんです。そのほか、女子のWカップ優勝の立役者、澤さんのロッカーもありました。
入口すぐのエリアにはFIFA加盟の各国、各地域のユニフォームがずらり。
地下に進むとWカップコーナー。1930年開催第1回ウルグアイ大会から始まり各大会の記録などがパネルになっています。
クライフ率いるトータルフットボールのオランダを皇帝ベッケンバウアー擁する西ドイツが破った1974年大会。
”神の手ゴール”や5人抜きゴールなど伝説的なシーンが生まれた1986年メキシコ大会、通称マラドーナのための大会です。
そして、日本中がサッカーフィーバーに沸いた2002年日韓ワールドカップ。左側にはこの大会で2ゴールを決めた稲本選手のイラストが。これはロシア戦でのゴール後のパフォーマンスを描いてます。私も大阪までチュニジア戦を見に行ったのが懐かしいです。
そしてワールドカップトロフィー。過去のトロフィーは盗難にあってゴミ箱から発見されたこともあります。下が鏡張りになっていて底面に優勝国が刻まれている様子がわかります。
数分間のシネマを見た後は上の階に移動し、ボールを使ってのゲームを体験できます。
最後はギフトショップ。恐らくかなりの高額であろうメッシが実際にはいたサイン入りシューズなどもありました。
サッカー好きの方は必見です。サッカー好きのお子さん、お孫さんがいらっしゃる方も立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
じっくり見ているとあっと言う間に時間が過ぎるので、お好きな方は2時間くらいは時間を取っておくことをお勧めします。
神﨑 裕一