ドロミテハイキング、今日はガルディナ渓谷オルティゼイを出発。
専用車でドロミテの西の玄関都市ボルツァーノ経由でメラーノへ向かいました。
ボルツァーノへ到着後、街の端からロープウェイに乗車。標高262mの街から一気に緑の美しいレノン高原へ!
1220mのソプラボルツァーノまで、上がっていきます。
ソプラボルツァーノからはパノラマ列車に乗車。美しい景観を望みながらの移動です。
約20分で終点のコラルボ1160mに到着。
今回はお天気も良いので少し足を伸ばして、このレノン高原で有名な観光スポット、「ピラミデ・ディ・テッラ(地球のピラミッド)」を観に行ってみました!街中から小道を通り、家並みや教会を散策しながらしばらく歩きます。
するとこんな景観が広がります。
とんがった岩のてっぺんに、帽子のように岩が乗っかった、まさに”イタリアのカッパドキア”と呼ばれる奇岩。長い年月をかけて風化により削られてできたそうです。
シリアン・シリアールもよく見えています!
背後に広がるドロミテの景観、赤茶けた奇岩、緑眩い高原、、、息を呑むような美しいコントラストの絶景を堪能しながらぐるっと歩きました。
帰りはバスに乗り、街の中心へ戻り。
今日のランチはこれ、窯焼きピザとシュニッツェル!!!このボリュームでかなりリーズナブル。皆でシェアしてお腹いっぱい頂きました。
列車でソプラボルツァーノまで。
そこから再びロープウェイに乗り下山しました!
続いて、ボルツァーノの街散策へ!
平日なのにこの賑わい。多くの人々で活気づいていました。
かなり気温が上がって暑くなったので、皆でジェラートを頬張りながら。笑
街の中心を散策し、目的に到着。
こちら「南チロル考古学博物館」!
4階建てのこの博物館は、アルトアディジェ州を中心とした周辺の古代文化を紹介。石器時代や青銅器時代の貴重な資料が揃い見どころ満載、イタリア語、ドイツ語、英語で説明書きがありじっくりとお楽しみいただきました。
そして、この博物館を訪れる最大の目的は、5300年前の人間「エッツィ」に会うことです!
通称”アイスマン”エッツィは1991年に、イタリアとオーストリア国境にあるエッツ谷の氷河(約3200m)で発見された世界最古の冷凍ミイラです。しっかり対面してきました。
館内の重要フロアは写真撮影禁止なので、最後に復元されたエッツィと記念写真して出ました。
帰りは街のマーケットに立ち寄り、お買い物も楽しみつつ。再び車に乗り込みました!
ボルツァーノから北に車を走らせてメラーノに到着。明日は早くもハイキング最終日。
オーストリア国境近くのメラーノで穏やかなハイキングにご案内します!
春山 泉