最近はサンモリッツ近辺で、様々なイベントやレースが開かれています。
自転車レースを取り上げてみましょう。
先月、気温が下がった頃にツールド・スイスが通過していきました。現在は注目度の高い、ツールド・フランスが母国で開かれている最中です。
そして今日、サンモリッツにやってきたのは、イタリアで有名な”ジロ・デ・イタリア、レディース”がべレゲル谷のキアベンナからマロヤ峠を越えてサンモリッツ、ポントレジーナ、そしてふたたびイタリアへと通過していきました。”ジロ・デ・イタリア”はプロの自転車レーサーによって行われる”ツールド・フランス”よりも標高差の激しい過酷なレースとされているのですが、そのレディース版ということになります。
今日はベルニナ線乗車中に、そのレース観戦が出来たのですが・・・・。
なんと線路に牛が飛び出したりしない限り途中では止まらない列車が、先頭集団のレーサーが通過するまで踏切の手前で待ちぼうけになってしまいました。
普段はイタリアのポリスがスイス国内を走ることは殆どありませんが、今日はイタリアのレースなのでポリスバイク(日本の白バイのようなもの)が誘導しています。その数も半端じゃありません。レース中は通過する道路で車両が通行止めになったり、バスが数本運休の措置がとられていました。
写真① イタリアのポリスと先導車
写真② レーサーの後ろにはサポート隊がピッタリはりついています。
写真③ 足止めされた踏切、普段は列車優先ですが・・・。
菊地 康江