ツェルマット☆マッターホルン・グレーシャートレイル

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ツェルマット

天候:曇りのち雨

最高気温:16℃、 最低気温:11℃

皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。本日のツェルマットは久々の曇り。お二人のお客様とマッターホルン・グレーシャートレイルに行ってきました。

 

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本日のコースは、マッターホルン東壁を眺めながら、オーバーテオドール氷河下をトラバースしシュバルツゼーに抜ける約2時間半コースです。

手前のクレーンは、急ピッチで進められている、ご存知3Sバーンの建設用のものです。

 

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出発の準備をしていると、目の前を可愛らしい姉妹を連れたお父さんが横切りました。同じくグレーシャートレイルに行く模様です。

本日、何の縁か、この親子とは抜いたり抜かれたりしながら、一緒に歩く事となりました。

 

 

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このような景色が目の前に広がります。

曇り、そして強風のせいもあり、どこか荒涼とした雰囲気の中でのハイキングでしたが、広がり、奥行きのあるコースは他のエリアにはない素晴らしさを感じました。

全く別世界のこのコース、歩いてない方はぜひ、お越しください。

特にホテル・シュバルツゼーに宿泊されるお客様は、クラインマッターホルン展望台を観光した後に行くには良いルートです。

 

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お客様の寒さそうな格好。相当風が強かったです。手袋が欲しいくらいの寒さでした(笑

 

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池をぐるっとまわり込んで、オーバーテオドール氷河下へと登っていきます。

 

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東方向は、わずかに太陽の光が差し込んでいます。

 

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あの親子は、あんな先に行っています。

 

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ずいぶんとマッターホルンに近づいてきました。ここまで約1時間、歩いてきたでしょうか。

 

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マッターホルンにチャレンジしたクライマーが降りてきていないかと思い、めいいっぱいズームして、ヘルンリー稜線を撮影してみました。しかし、残念ながら見つける事はできませんでした。

 

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右の丘に、マッターホルン登頂のベース基地ヘルンリーヒュッテ小屋も見えています。

 

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昨年、2015年7月に、マッターホルン初登頂150周年でリニューアルオープンしたヘルンリーヒュッテ。

エコ・フレンドネス、セーフティ、衛生、快適性を追求しシャワー、水洗トイレ、WiFi、電気、ラウンジなど最先端の小屋へと生まれ変わりました。歴史ある古い建物も再利用しつつ新旧を融合させた見事なヒュッテです。

シュバルツゼーから2時間30分から3時間でたどり着けますので、皆様も一度はチャレンジして欲しいです。テラスから見るマッターホルンは、首が痛くなる程、上空向かってが聳えています。

 

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写真ではわかりにくですが、本格的に雨が降ってきました。天気予報より2時間も早い雨の降り出しです。少しスピードアップ。

 

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レインウェアを着ている時、あの親子が追い抜いていきました。幼い女の子の方は疲れと雨に濡れた冷たさで大泣き。父親が抱っこしたり、肩車したり、なだめながら歩いていました。

後ろから気丈についていくお姉ちゃんは、このコンディションにも負けず時折り笑顔も見せながら歩いていきます。

私は、この光景を見てて無性に息子と娘に会いたくなりました。あっ、妻もです(笑

 

正面に見える斜面を登り、急斜面を2度下り、スタートから約2時間10分後にホテル・シュバルツゼーに到着。

ホテル内は、マッターホルンウルトラックスの応援の人々や雨をしのぐ人々でごった返していました。数分後に席を見つけ、暖かいカフェオレ、冷たいビール(笑)で乾杯

身体が温まりホッとしたひと時です。

雨にも降られ寒いハイキングとなりましたが、これも自然の中の一コマ、思い出に残る一日となりました。

お二人は、今頃は、ホテルで美味しい夕飯とヴァリス州のワインを楽しんでいらっしゃるのでしょう。明日はヘルンリーヒュッテにチャレンジ。頑張って下さいね!!

小瀬信広

 

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