連投で失礼します。イタリアの山小屋の朝食、こんな感じです。シンプルですが、大事な1日のエネルギーです。ミルクティーにハチミツを入れるのが個人的なお気に入りです。
山小屋のマンマ、ファウスタに見送られて次の小屋を目指します。
ロートホルン峠までは約3時間、標高差600mの登りです。
シャンポリュックから登ってくるケーブルをくぐるとモンテローザスキーエリアに入って来ました。振り返るとチェルビーノが。↓写真の右寄り、奥から顔を出しているのがチェルビーノです。
森林限界を越えて朝日を浴びながら登ります。気温は高くないのですがさすがに日差しに照らされると半そでで十分な体感温度になります。
草原の道、岩場の道を乗り越えて、ロートホルン峠到着です。
峠からは本日のお宿、ガビエット小屋方面が望めます。また眼下には美しい湖が2つ。
湖畔にはこんな可愛らしい標識が!あいにく今日はアイベックスはお留守でした。
湖畔からはモンテローザ山塊の大パノラマ。奥から少し顔を出す岩峰がモンテローザの主峰デュフールシュピッツェ(4634m)です。
ここからはモンテローザ山塊、リスカム、カストールを眺めながらの下りです。ついつい景色に見とれてしまいます。この道中も花が豊富で今日もエーデルワイスに出会えました。
グレッソネー谷側に下ったところでランチタイム。パスタやラビオリなどをお召し上がりいただきました。写真はアオスタのブルーチーズを使ったラビオリです。
食後にはレストランのサービスで、ジェネピーを試飲。お腹が温まるアルコール度数40度の食後酒です。ハーブの甘みで飲みやすいですよ。
ここからはちょっと楽をしてゴンドラ乗車。スタッファル、ガビエットとゴンドラ移動です。
そして今日はちょうどガビエット湖でのイベントの日。湖畔でオーケストラの演奏が聴けました。大自然の中で聞くオーケストラもいいものですね。
そして湖からほど近い場所に建つのがガビエット小屋。こちらもシャワーはあるし、快適な小屋です。そしてリスカムなどを望む立地も抜群です。
無事の到着を祝して乾杯!山を眺めての至福のひととき。山小屋泊の醍醐味です。
こちらの小屋で一番好評だったのが、こちらのパンナコッタ。まさに口でとろける食感でした。
最後にカストール、リスカムの上に広がる北斗七星をどうぞ。こんな景色を楽しめるなんて、やっぱり山小屋はいいですね。
神﨑 裕一