ツェルマット
天候:曇り時々晴れ、一時雪
最高気温:11℃、最低気温:3℃
皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。
本日は、北壁の美しい眺めが堪能できる北壁仰望ハイキングに5名のお客様をお連れしました。
1名様は初めてのスイス、1組様は十数年ぶりのスイス、もう1組様は2年前のハネムーンから2度目のスイス
スタート時は、あまりお天気が良くなかったですが、どんなハイキングになるでしょう。
シュバルツゼーと礼拝堂
マリア・ツムシュネー礼拝堂
礼拝堂の聖母は夫の毎日の生活で色々と苦労をかけられる、娘の結婚相手が見つからないといった悩みなどから救ってくださると言われてます。
本日は冷えました。昨晩の雪で斜面全体にうっすらと雪。今晩も高所は雪になりそうです。
全員で、ヘルンリーヒュッテの位置を確認しました。昨年、ヘルンリーヒュッテがどんなに素晴らしく改装されたかをお客様にご説明したら、あそこまで行ってみたくなったそうです。
ぜひ、天候の良くコンディションの良い日に登って下さい。きっと一生の思い出になります。
車道からハイキングコースに入るとボコボコとしたユニークな景観があらわれてきました。
氷河が削ったできたU字谷にはあちらこちらに大岩がゴロゴロと転がっています。長い年月をかけその岩を這松や植物が覆ってこの景色となりました。その岩を縫ってハイキングコースが作ってあります。
途中、小川が流れてきて自然にできた池があります。水質管理に使用している池でスイスでは珍しく柵で囲ってあります。本日は神秘的な雰囲気を醸し出していました。
マッターホルンの北壁を見ながら歩いてきましたが、やっとここでその全貌をあらわしました。
ニグリテラ・ニグラ。お客様が花の匂いを確認しています。
別名、バニラ蘭。その名の通り甘い香りがします。その他、唐松の新芽を触って、その見かけとは違う柔らかさに驚いたり、ハイキング中は全身を使って自然を体感できるのが楽しいです。
シュタッフェルアルプ前では何やら大規模な工事が行われていました。配管でも埋めているのでしょう。少し上では小川に結構しっかりとした橋を設置していました。
2年前にはハネムーンでいらしてたTご夫妻。その時に宿泊していたホテルスタッフがシュタッフェルアルプに転職していました。そのニュースを教えてくれたのは、現ホテルスタッフのミュゲル。
すべてのタイミングあって奇跡の再会に、感動の一枚!
いつもの寄り道、センヒュッテでチーズとしぼりたてミルクで休憩
アルプケーゼの盛り合わせ(小):5フラン、手前のミルク:並が3フラン、小が2.5フラン。ここでも価格高騰。数年前は並が2フランだったのですが。
スイス、やや割高感あり。
約15分のちょっとした休憩。この余裕がいいですね。
ダムサイトを横切りツムットにあと少し。
途中、斜面の保護工事。ツェルマットではこんな山奥でも美観、自然保護の観点から緑色片岩を使用しています。つなぎにコンクリートも何も使用してないのですが、強度は大丈夫なのでしょうか?
ツェルマットやサースフェーなどこのエリアでよく見られる岩抱き松。
土壌が貧しいために木の根が地上に出てきてしまっています。枯れたり、切られたりしてても。。。。すごい生命力です。
ツムットに到着。私は久しぶりのレストラン・ツムットにて
郷土料理に舌鼓。ロシュティ、ケーゼシュニッテ、そして、リヴェッラ
少し寒かったですが、たくさん笑った1日でした。
小瀬信広
本日の絶品
マフィア風スパゲティ@レストラン・ツムット
本日のフラワーフォト