ホテル・シュバルツゼーでの夕食時、綺麗な虹が出ました。雨の降る中、撮影してきました。
皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。
本日5日目のスイスDコースは何と9時間歩きました。ツェルマットから直登でトリフトへ標高差717mをUP、その後、さらにホーバルメンを登りながら通過、大迫力のパノラマを堪能しました。そして、谷へ下り標高差約600mをシュバルツゼーまで登りました。
まずは、教会裏の道から樹林帯を進みます。結構、晴れていました。まずは、エーデルワイスヒュッテを目指します。
約50分で到着。このヒュッテには目もくれず、次のホテル・トリフトへ
川の横を通るコースは、ひんやりとした空気が流れて急坂にもかかわらず、気分良く歩けます。
約2時間でトリフト到着。ここでは、休憩しましょう。このホテルは、115年の歴史がある由緒あるホテルです。ここの女将さんのおじいさまのおじいさまが建てたそうです。気さくな主人Hugoが話してくれました。
ここに来たなら、このを飲みましょう。ハーブティー!のど越しもスッキリ、乾いた喉を潤します。
シュタインボックも2頭お目見え。あと2週間もしたら、ここから移動するそうです。暑くなるしハイカーが多くなるから。静かに暮らすなら標高の高い所行った方がいいですね。
休憩後も頑張ります。ここからが本番。もうこんなに登ってきました。
上に行けばヴァリザー山脈の名峰達が大迫力で並んでいるのです。
前方には、マッターホルン、左側には、ドム、テーシュホルン、アドラーにリンプフィーユ、モンテローザ山群、リスカム、ブライトホルン、それに無数の氷河が目線の先に広がるのです。こんな場所、他にはありません!
雲が覆ってますが、マッターホルンをバックにお客様
絶景を見ながら、簡単にピクニックランチ
どうでしょう、標高2500〜2700mくらいのレベルをトラバースしていくよなイメージでしょうか? ここに来た者だけが味わえる特別な景色というやつですね。よくよく考えたら、すれ違ったハイカーは一人のみでした。
大迫力の氷河をバックに激歩
有名なマッターホルン北壁の氷河にも亀裂が入ってきています。
コース左側は注意が必要なほど切り立っていますが、それだけ、眼下の眺めも良いということです。
途中、大きな滝もあり、疲れた心も涼しくなれます。
北壁に別れを告げて、本日の宿泊地シュヴァルツゼーまでもう一踏ん張り。先日のロブホルンヒュッテハイキングと同様、お客様はスーパーハッピーだったそうです。
お客様の笑顔を見るのは本当に嬉しいです。
健脚向けのコースですが、興味を持った方は是非、歩いてみてください。
小瀬 信広
本日のフラワーフォト