Ciao Tutti!
エンガディンから、吉原です。
ここの所、低気圧に覆われているエンガディン地方。
でも、こちらブログで度々
”エンガディンの晴れ女”と宣言してしまった手前、
”晴れオーラ”を空に送り続けて頑張りましたよ。
結果本日は、少なくとも 雨は降らせませんでしたッ☆
そして今日は、とっても明るく仲睦まじいご夫婦とご一緒に
普段とは一味違ったハイキングとなりました。
さぁ、どんな展開が待っているのでしょうか…
★スタートは、今シーズンもよく登場する
Ospizio Bernina(オスピツィオベルニナ)駅です。
駅舎をバックに。
※F様ご主人、”顔出していいのでブログ書いて下さい”の
お言葉通り、バンバン使わせていただきます(^_-)-☆
この赤い版は、
『レーティッシュ鉄道・ベルニナ線が
世界遺産ですよ~』という事を言っております。
…内容のみならず、素材にも注目!
古い線路を組み合わせて作ってあるんです。
さすがスイス、そのアイディアとデザイン力、そして
エコロジー精神に脱帽★
いつもながら、このコースは
ベルニナ線とのショットも楽しい♪
雲と晴れ間の陰影が、これまた
美しい景観を作り出してくれました。
普段は、ラゴビアンコ通過の後は
そのままアルプグリュム駅直行なのですが、
アスリートなご夫婦で”登りも平気♪”との事で
今日は、標高2,355mの山小屋
Sassal Maison(サッサル・マゾン)まで。
少し標高が変わるだけで、景色がガラリと変わります。
Sassal Maisonとは、”石の家”の事。
その名の通り山小屋脇には、”石の家”が。
でもこれ、実は家ではなくて
この地方でその昔、冷蔵庫代わりに使われていた
天然・石の貯蔵室なんです。
石を使う事で適度な湿度が保たれ、
チーズやサラミの風味も損なわず保存できる。
…そして何より… タダ!
古の知恵に学ぶべきことは多いです。
しかもなんと、1876年製。
アルプグリュム駅まで降りた後、
お疲れ具合を聞くと
『まだまだ余力十分』との事でしたので、
今日は特別に!とっておきの
“隠れ家的・山小屋レストラン”にご案内しました☆
ここは、アルプグリュム駅からさらに下ります。
なかなか急なので、歩きや坂が苦手な方にはご案内を控えている、
けれど実はとってもお勧めな場所です。
まずはランチ。
手作りランチがどれも絶品です(≧▽≦)
それもそのはず、ここで提供される料理の素材は
オーナーさん自家製のものがほとんど!
夏はここで山小屋を営むと同時に
牛やヒツジの放牧をされているのです。
野菜のみならず、牛乳やチーズ、生ハム類まで
正に、地産池消!
本日のメニュー:
・エンガディン地方郷土料理、大麦のスープ。
・自家製生ハム・チーズ盛り合わせ。
・柔らか焼きプリン、カラメルソースがけ。
…このプリンの原料は
1.裏庭のニワトリ、生みたて卵
2.我が家の牛から、絞りたてミルク
3.お砂糖
以上!というシンプルさ。
素材の味が… 引き立ちまくり!
そしてさらに、今日は素敵なオプションも。
チーズ作りの現場、視察会です。
宿の“女将さん”、イラリアさんと孫のD君のお伴にて。
ここでほぼ毎日、チーズとバター作りが行われているそうです。
案内役のD君は、珍しい東洋人に興味津々なものの、
いざとなると照れてモジモジしてしまう、かわいい子でした( *´艸`)
みんなで写真を撮るよ~、というと ほら…
顔を隠しちゃった~。
最後は、吉原も入れてもらって パシャッ☆
イラリアさん、ありがとう♪
…実は、イラリアさん家族とは
吉原が個人的に知り合いなのです。
それは、2年前のこと。
我が家で生まれた子犬をもらってくれたことがきっかけのご縁。
ですので、もちろん今回の“チーズ視察”は特別なことです。
そういうわけで、このコースと内容は、
“アルプスウェイ、しかも吉原ガイド限定コース”
となっております。
地元密着のハイキングをご希望の方は
まず アルプスウェイにお問い合わせ下さいませ♪
→ ページ左あるいは下の
「Alps Way」赤いアイコンをクリック☆
…最後に、このご縁を作ってくれた
我が家の子犬ちゃん画像
(約1年半前、もらわれたばかりのころ)。
今日は、牧羊犬らしく牛追いのお仕事の為
不在でございました。