皆様、メンリッヘンからこんにちは!
雲ひとつない晴天とはいきませんでしたが、それでも今日は山々がくっきり見えていました!
間違いなくこれのお陰でしょう。
なんちゃって。笑
何はともあれ、昨日濃霧で山々を見渡せなかったお客様は本日はご満悦!アルプスの山々を前にエネルギーが満ち溢れ、笑みが止まりません^^
ラッキーなことに、スタートしようとする私達の前に、あまり見られない光景が…
どのあたりが貴重かお分かりいただけますでしょうか?多くの牛と遭遇することはさほど珍しくはありません。ではなんでしょう?
放牧されている牛の写真を撮ろうとしたことのある方はお気づきかもしれませんね。牛達が皆草を食べずにそろって顔をあげています。
じーっと動かないのです。
いつも草を食べている牛たちは写真を撮りたくてもなかなか顔を上げてくれないのですが、今日は皆何かに反応して様子をうかがっています。
この方達を見ているんですね。
アコーディオンやアルプホルンなどの楽器を持って、素敵な音色を奏でながらスイスの民族衣装を着た方達が行進しています。
赤い国旗が映えていますね。
さぁ、ハイキングスタートです。
下の方は、草花がもう刈り取られてしまっていますが、ハイキングルートの周りはまだまだいくつもの植物が残っています。
こちらは鮮やかなオレンジ色のコウリンタンポポ(別名エフデタンポポ/エフデギク)。
ユキノシタにはさまざまな種類がありますが、こちらはサクシフラガ・パニクラタ。サクシフラガ(Saxifraga)は「saxum=岩」と「frago=割る」という2語のラテン語の合成語で、この属の植物がおもに岩の間から出ているのでつけられたもの。
なんといっても注目していただきたいのはこの葉ですよね。岩に緑のバラが咲いたみたい!皆様もお越しの際はぜひ、岩をよく見て見つけてくださいね☆
三山を前に記念撮影。
アイガー北壁にはさまざまな歴史がありますが、歴史を知ってから物事を見ると、本当に感慨深いもの。登山の歴史や小説がお好きで昔から何冊も読まれているというお客様は、迫り来るアイガー北壁の実物を見て、感無量のようでした。
アイガー北壁と一緒に、はいっ、チーズ!
今度は移動されてツェルマットの山々をご覧になる予定です。待ちきれませんね!
いつか感想を聞かせて頂ける日を楽しみにお待ちしております。
手嶋 えりこ