ヨーロッパ・ハイキングレポート

7/3発ピレネーフラワーハイキング　黄色のオルデサ渓谷へ

投稿日: 2019年7月10日作成者: 神﨑裕一

ゴリッツ小屋の朝は雨が降る中の出発となりました。それでも昨晩の激しい雷を思えば、だいぶましです。ベッドで寝ていても稲光の激しさや雷鳴で目を覚ますほどでした！約２名様だけ気づかずにお休みの方もいましたが。。。

新雪が付いたようなモンテペルディドなどの３０００ｍ峰に見送られて出発です

今日もツアータイトルとおり、花を楽しみながら歩きました。まずは岩陰に咲くイワタバコ

神秘的な色合いのエリンギウム

歩くうちに青空が広がり、オルデサ渓谷を見下ろすポイントでは素晴らしい風景を楽しめました。黄色く染まる斜面が印象的です

緑のグランドキャニオンのような谷底を目指します

今度はアイリスを入れて谷を撮影

今日も私のエーデルワイス嗅覚は好調！と思いきや、かなりの数のエーデルワイスが咲く場所でした。個人的１日で見たエーデルワイスの記録更新です！

谷の最奥にはこんな滝が流れ落ちます。

そしてこのオルデサ渓谷をさらに歩きます。斜面を黄色く染めているのは、エキノスパルツムというマメ科の花。驚くほど密に咲いてオルデサを黄色に染め上げます

谷を下るにつれて牧草地、林間コースと景色がどんどん変化します。そして左右の崖から流れ落ちる滝が谷底でも滝を形成。

途中から雨が降り出しましたが、あと少し！

オルデサの岩壁に見送られながら本日も無事にゴール！

ゴール地点のレストランでランチ。その後、トルラで専用車と合流して次の目的地ピネタ渓谷へ

その途中で中世の趣を残す城壁に囲まれたアインサへ立ち寄り。

城壁に上るとモンテペルディド方向も見えます

中心のマヨール広場はお店やカフェが並びいい雰囲気です

その後、今回のツアーの最終目的地ピネタ渓谷のパラドールに到着。今日から２泊して最後のハイキングを楽しみます。

神﨑　裕一

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7/3発ピレネーフラワーハイキング　ローランの裂け目を越えてスペインへ！

投稿日: 2019年7月10日作成者: 神﨑裕一

１日間が空きましたが、ガヴァルニーからローランの裂け目を越えてスペインへ！をお伝えします。雷マークもある心配な天気予報でしたが、予報ほど悪くはなく、まずは予定とおりタンテのコルへ。今日はタイロンの山頂も雲の中です

歩き始めると後方の空から光が射し込み幻想的な風景が広がりました。なんとなく行けそうな気がしてきました！

ブシャロのコルにて雨具着用。すると雨は小降りに。そういうもんですね。ここもスペインとの国境です。

ローランの裂け目に向かうためにはタイロンの中腹をトラバースします。

荒涼とした景色の中にも可愛らしいマンテマが咲いていました

しばらくトラバースを続けると見えてきたのは最初の難所、タイロン氷河からの雪解け水が流れる急斜面

先行するスペイン人パーティも渡す場所を探しています。それでも助け合いながら、ここを乗り越え、先に進みます

次は急登。氷河の削った跡が残る岩場を登ります。

さらに雪渓のトラバース

そしてフランス側のサラドゥ小屋（工事中）が見えるコルへ。反対側にはガヴァルニーの大滝が下に見えていました。かなり登ってきたのがわかります

ローランの裂け目も近づいてきました！

雪渓、モレーンを歩きます。雪のコンディションは悪くなく、持参したアイゼンは装着せずに歩けました

最後は岩場をよじ登り、、、

ついにローランの裂け目到着！Au revoir France, Hola Espana!

ローラン付近は風が冷たいのでしばらく降りたところでランチタイム。その後もゴリッツ小屋を目指して歩きます。そう、ローランは通過点であってゴールではありません。実は越えてからのほうが長いのです

長時間歩行に疲れてきたころにエーデルワイス発見！皆さんの疲れを癒してくれたようです

その後もゼラニウムの群生やニグリテラ、ワタスゲなどを見ながら歩きました

時折風雨が吹き付け、長時間の歩行にも疲れてきたころ、ゴリッツ小屋が見えてきました

歩き始めてから８時間半、ゴリッツ小屋に到着！この後、皆さんで乾杯して長い１日を締めくくりました。

神﨑　裕一

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アオスタAコース　⑤

投稿日: 2019年7月9日作成者: 杉山なをみ

ボンジョ〜ルノ！

本日は、チェルビニアからクールマイユールへの移動日。途中、ローマ遺跡の残るアオスタの町を散策し、グランパラディーソを望むことができる高台の可愛らしい村、ジムラン村に立ち寄り、少し寄り道ローマ水道橋も見学しました。悠久の時の流れを感じた１日でした。

チェルビニア出発時は快晴！モンテチェルビーノにお別れを告げて

アオスタ、ローマ時代の遺跡

市庁舎

こんなミニトレインに乗ったりして

大聖堂

ローマ時代のものと近代のものとが一緒に時を刻んでいます

ローマ水道橋。ローマ人の凄さがわかります

ジムラン村からのグランパラディーソ！眼下にはコーニュの町

こんな景色を眺めながら、美味しいランチでした

少し雲がかかりましたが、今日もたくさんいい景色を楽しみ、歴史を感じました。

杉山なをみ

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ツェルマット☆湖めぐりへ

投稿日: 2019年7月9日作成者: 刑部美鈴

最高気温　１９℃

最低気温　１２℃

天気　晴れ時々曇り

こんにちは！！本日は逆さマッターホルンの見える湖巡りへと行ってきました

こちらはスネガからのマッターホルン

この通り、スネガからは東壁と北壁の面が均等に見えてとってもきれいです

これぞ皆さんの知る、マッターホルンという絵ですね！

私達はこちらのスネガから、更にゴンドラにのり、ブラウヘルトへ向かいました

ブラウヘルトに到着すると、こちらのシュバルツナーゼ（鼻黒羊）たちが迎えてくれました。

とっても人懐っこくてかわいらしいのです

本日はブラウヘルトよりハイキングスタートです

マッターホルンの山頂は少し雲がかかってきました

本日は８名様でのハイキングとなりました

皆さん、お花がお好きなようでお花の写真をたくさん撮っていらっしゃいました

暑くもなく、寒くもなくちょうどいい気候でのハイキング！！景色もきれいだし癒されますね！！

ステリーゼー手前の小さな水たまり

ご参加のお客様から、ここもきれいよ！との一声を頂き行ってみることに

波立っていないので結構きれいに景色が映っていました

エーデルワイスもきれいに咲いています

皆さんに探してもらいながら歩くのも、この湖巡りの楽しみの一つですね！

こちらはステリーゼー

本日一つ目の湖です

マッターホルンの山頂は隠れていますが、今日は珍しく無風でした！！

ほとんど波がたっておりません

ステリーゼーでＩ様はゆっくりされるとのことで私達５名で残りの２つの湖を目指すことに

周りをカラマツに囲まれたグリンジゼー

ここもなかなか静かな湖で素敵なところです

逆さもきれいに映っていますね！

こちらの３名様は中学時代からのお友達だとか

何年たっても一緒に旅行ができるって素敵ですね！！

グリンジゼーより歩くこと約４０分程で次の湖グリュンゼーに到着

こちらは夏の間↑こんな感じで泳いでいる人がたくさんいます

泳げるほどの水温なんだ！とお思いでしょうが、水は結構冷たいです

今日はわんちゃんも一緒に泳いでいました

リッフェルアルプに向かう途中、反対側に私たちが上がってきたスネガの駅と、この小さな村フィンデルンが見えます

スネガからこの小さな村フィンデルンは美味しいレストランがたくさんあるグルメ街道としても有名！！

グルメなあなた、是非次回はこのグルメ街道を歩いて、美味しいレストランを見つけるハイキングってのも面白いかも！？

ハイキングもそろそろ終盤に差し掛かってきました！

私たちアルプスウェイの巡る三つの湖巡りは、ステリーゼーから始まり、グリンジゼー、グリュンゼーを通り、最後はリッフェルアルプに向かいます

アップダウンを繰り返しながら約３時間半くらい歩きます

仲良しご夫婦のＫ様

奥様の笑顔がとってもかわいらしくて素敵です

本日は逆さマッターホルンの見える湖を巡りました。風もほとんどなく、逆さが綺麗に映っていましたね！

お花もたくさん咲いていて目を楽しませてくれました！！

楽しんでいただけましたでしょうか！？

また是非ツェルマットにおこしください！！おまちしております

おさかべみすず

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グリンデルワルト☆グローセシャイデック～フィルスト

投稿日: 2019年7月9日作成者: 養老智子

グリュッセ！グリンデルワルトより、トモがお届けします。

本日はグローセシャイデックからフィルストのコースを歩きました。

昨晩からの雨により、朝からかなりガスっていましたが、ポストバスに乗ってグローセシャイデックまで行くと、雲の上にぬけたかのようで、眼下に雲海が広がりました。

朝からマウンテンバイクで山道を走るグループもいます。

まだまだ雪が残るエリアもありますので、雪解け後にさく花のひとつ、イワカガミダマシも見ることが出来ました。

ハゴロモソウにも綺麗に水滴がついています。

おっと、マーモットを発見！

みなさまどこにいるか、わかりますか？

このコースは一面にお花畑がひろがり、開放感のあるよいハイキングコースです。

岩場にウンランも咲いていました。

歩いている途中で、どんどんとガスが下から上がってきて、目の前が真っ白になってしまいました。

フィルストのゴンドラ駅まで到着しました。マーモットの木彫りがお出迎えです。

それではまた！

トモ

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エンガディン・Fex谷お花観察ハイク

投稿日: 2019年7月8日作成者: 吉原裕子

7月8日

一組のお客様と　この地方でも人気コースのひとつ

Fex谷にご案内です。

このエリアは、もともとお花の種類が多いのに加え

低温続きだった5月の影響でお花の成長が遅く

今でも春のお花が結構残っています。

同時に夏のお花も咲き始め…　春と夏と同時に体験できるような

花鑑賞には当たり年になっております。

↑鮮やかな色のアルペンローゼとシルス湖。赤～ピンク系のお花は、

開花後時と共に紫外線で参加して色あせてくるので

開花直後のビビッドなお色が見れるのもラッキーです☆

ほぼ20年ぶりのスイス。前回サンモリッツは駆け足だったので

今年はのんびり堪能したい…というお客様にはぴったりの

気候も良く　お花いっぱいの一日でした。

斜面にフウロソウ群生。雅な紫です。

チドリも群生。

通称、魔女の爪も群生。

本来は春先のお花、通称バターカップも、ぽんぽんと元気よく咲いています。

放牧中の牛が、デーンとコースを占領。

我々に歩きやすいところは、もちろん牛さんにも快適。

超ギリギリなところを　こちらが遠慮しつつ通ります。

個人的な本日のベストショット。「気持ちいいわい」

まだ乳離れしない仔牛がたくさんいました。きゃわいい♡

たんぽぽのカーペット。

標高が低いところでは、夏の花イブキトラノオが見頃です。

最初から最後まで　お花満開のハイキング。

写真でも十分美しいとは思いますが

本当の感動は　やはり実際に見ていただきたいですね♪

☆おまけ：今日のワン☆

お花畑を笑顔で散歩する黒いワン。

うちの子にちょっと似てるので、思わず撮っちゃいました。

フランスの牧羊犬ブリアードかな？

エンガディン駐在　吉原

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ツェルマット：テーシュアルプハイキング

投稿日: 2019年7月8日作成者: 北園善崇

皆様、こんにちは。
本日は今シーズンで初めてのご案内となるテーシュアルプからスネガへと歩くハイキングコースをご案内致しました。
このコースは、事前に予約したタクシーを利用する必要があります。本日は4名様のお客様とご一緒致しました。

こちら、タクシー車内の様子。ツェルマットの町を出発し、約20分かけて峠道を走ります。

タクシーは、牛が放牧されている美しい谷あいのテーシュアルプに到着します。小川が美しく、ヴァイスホルンが正面にそびえます。

さて、ようやくハイキングスタートです。小川を渡り、5分ほど坂道が続きます。

ツェルマットのあるマッター谷を眼下に歩きます。

アルペンローゼも満開でした！

しばらくすると、眼下にはテーシュ駅と列車が見えてきます。高度感のある場所も！

こんな場所もありますよ！

落石に注意が必要なエリアが900ｍほどあり、途中に5か所の避難場所があります。

2時間半ほど歩くと、ツェルマットの町が見えてきます。
ここでも休憩～

ここからスネガまで、林道を50分ほど歩き、到着です！
緩い登りが続くエリアもありますが、他に歩いている人は少なく快適でした。

それでは、また。
北園

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アオスタAコース　④

投稿日: 2019年7月8日作成者: 杉山なをみ

ボンジョ〜ルノ！

本日は雲も取れて、快晴なり！昨日行けなかった、スイスとの国境をまたぎにプラトーローザ（3480m）へ。その後は、プランメゾン（2550m）からアブルッツィ小屋（2802m）へハイクアップする方々と、町からジープに乗る方々と、別々に小屋まで行きました。モンテチェルビーノを目の前に仰ぎ見られるこの立地。感動です。町も眼下に眺められ、ランチタイムにはもってこい！

お馴染み朝焼けからスタート