日に日に秋の気配濃くなるサンモリッツよりこんにちは、吉原です。
本日は、SwissAツアーグループ・8名様のハイキング初日の様子をレポートいたします。
まずは、世界遺産レーティッシュ鉄道ベルニナ線に乗ります。
のんびりと流れる風景を車窓から楽しんでいる間に電車は徐々に標高を上げ
ベルニナ線では最も標高の高い駅、Ospizio Bernina駅に到着です。
カンブレーナ氷河とラゴビアンコを背景に集合写真。爽やかで抜けるような青空、気持ちのいい秋晴れです。
ハイキング前半は、ベルニナ線沿線を歩きますので、通り過ぎるベルニナ線を写真に収めながら歩ける2度おいしいコースです。
盛夏のお花ヤナギランは綿帽子になっておりましたが、それはそれでまた風情。
いやぁ気持ちいいですね。風もなく穏やか。湖畔沿いなので平坦で歩きやすい道をゆったりと進みます。長旅の翌日、足慣らしとしてはちょうど良いコースではないでしょうか♪
こんなに間近に。右に左に、上から下から世界遺産鉄道をいろんなアングルで楽しめます。
雄大な景色の中を行くベルニナ線。どこにいるかわかるかな?
湖の濃い蒼とそらの淡い水色、そして荒涼とした色合いになりつつある山肌。。。美しいです。
湖に別れを告げた後は緩やかなくだりを歩き、やがてゴールのアルプ・グリュム駅に到着です。
ここでもちょうど、弧を描いて下って行くベルニナ線が通りかかり絶好の撮影ポイントでいい画が撮れました。
ベルニナ線が行くポスキアーヴォ谷、そして奥のプレアルプスまですっきり良く見渡せます。奥の山脈はもうイタリア。
さて、ハイキングとパノラマを楽しんだ後はお待ちかねのランチ。駅併設のレストランにて地域と季節感あふれるランチをいただきました。
この地方の郷土料理のひとつ、Capuns(カプンス)
パスタ・ボロネーゼ(ミートソース)
この地方イタリア側の郷土料理、そば粉パスタPizzoccheri(ピッツォケリ)
山の秋の味覚!ポルチーニ茸とクリームソースのタリアテッレ
ランチの後、午後はDiavolezza(ディアボレッツァ)展望台に参ります。姉妹鉄道、箱根登山鉄道さんからのプレゼント、日本語看板の前でパチリ。
ちなみにランチの後は、乗り鉄のお一人様がベルニナ線全線乗車すべく終点のTiranoに向けて出発されましたので7名様になっています。最高の乗車日和♪
ロープウェイに乗って約10分で…
氷河が間近に迫る絶景ポイントに到着。
展望台で約1時間のフリータイム。思い思いに皆さんのんびりされていました。今年の熱波の影響で標高が高いここも、西日で全く寒さは感じず。テラスは他のツーリストや山頂アタックの後らしい重装備のグループさん等でにぎわっていました。ワンコ連れもたくさん。どのワンコも良く躾けられているので全く吠えず。素晴らしい。
お客様もテラスでコーヒータイム。きれいに磨き上げられたガラスに山並みが映ります。もうどっちが本物かわからないくらい…
そして、流行り病の間に新しいアトラクションが登場!VRでこのエリア冬の様子を体感できます。VRも面白いけど、VRを見ている方をはたからみるのも面白い。
その後は再びベルニナ線にてサンモリッツへ帰還。さっとシャワーやお風呂ですっきりした後は、お待ちかねの夕飯です。
この地方の郷土料理、Pizochel(ピツォケル)。ニョッキみたいなパスタです。
グリーンサラダ
デザートはすっきりとフルーツポンチ。
画面上部にもれなく写っているのはもちろんスイスワイン。スイスワインはそのほとんどが国内で消費されるため、日本で味わうのはとても難しいのです。なのでスイス旅行の際は必ず!スイスワインを頼みましょう♪
弊社のサンモリッツにおける常宿、Hotel Hauser(ハウザーホテル)さんでは、サンモリッツが属するグラウビュンデン州のワインを気軽にグラスで楽しめるのでワイン好きにはたまりません。私が毎回ここで頼むのは、ハイジの里マイエンフェルトの白。甘すぎずきつすぎずフルーティで、お料理のお供にぴったりです。
初日、お天気も恵まれハイキングにグルメに充実した1日でした。
お疲れ様でした。