ツェルマット
天候:曇り(雪)のち雨
最高気温:11°C 最低気温:5°C
皆様、こんにちは、アルプスウェイの小瀬です。6月に入り、街を歩いていると色々なガイド会社のスタッフを見ることが多くなってきました。
スイスのハイキングシーズンもいよいよ本番となってきたなあと感じています。
今シーズンもアルプスウェイスタッフは、張り切って現地ブログをアップしてまいりますので是非、ご期待ください。
6/8にスイス入りし、グリンデルワルト、そしてツェルマットと歩いていますが、今年は残雪、そして気温が低いのに驚いています。
5月中旬に降った雪が、その後、晴れの日々が少なかった為、雪がとけきっておりません。その上、最近も雨や山頂部では雪が降り恨めしい天候が続いています。
景色は見えなくとも、どんな天気でも楽しめるのがツェルマット、そしてスイスです。
本日は、M様ご家族と一緒にマッターホルングレーシャーパラダイス観光とフーリーからツェルマットへお花畑を見てきました。
ロープウェイ降場には雪が。。。
お客様の服装で本日の寒さがわかっていただけるでしょうか。クラインマッターホルン山頂は、−8℃でした。
シネマラウンジでは、エア・ツェルマットの紹介を筆頭に、スキーのスウォッチカップ、ツェルマットの自然など、各10分のショートフィルム、計5本を見る事が可能です。卵型チェアのクッションが暖かいので長居も大丈夫です。
氷の宮殿というと、ユングフラウヨッホを思い浮かべてしまいますが、ここマッターホルングレーシャーパラダイスのも悪くないぞと再確認しました。
まずは、ここで寝かせて作るワイン、アルティッシマ。少々甘いですが、標高3883mのワインというだけで話題性抜群です。レストランの売店でも買えますし、ツェルマットの酒屋さんでも購入可能です。
何の案内板も出ていないので、その関係性がわかりませんが、今シーズンは、氷のドラゴンと真ん中に岩がお目見え
岩の形を見ると。。。う〜ん、中国かもしれません。だから、ドラゴン(笑
次回、確認して報告します。
氷河には、昆虫も生息しているのです(驚
氷河蚤、ご存知でしたか?
巡回して、最後に戻る一本のコースは、見る価値大有りです。
この氷の宮殿の他にはない見所で、パックリ開いたクレバス、宝石の原石のように結晶化した氷河を間近に見られる事です。
下から見るクレバスは、、、ここに落ちた事を想像すると、ああ恐ろしい。
気温差があったのでしょうか?ここだけにできたつらら。
寒くなった体を温めに、売店でお土産を選んで、レストランでお茶しました。ほっとするひと時。
帰ろうとトンネルを歩いていると、おやっ?展望台へのエレベーターがオープンとなっていました。
周りは見事に真っ白でしたが、ここに立った実感は価値があります。
次はフーリーまで下山して、ハイキングスタート。
タンポポでしょう、あたり一面に黄色が広がっています。
小雨が降ってきましたが、あーあとガッカリせず、花好きな方は喜びましょう。
花の撮影には曇りや小雨は絶好のチャンス。太陽光の反射がないので花びらのそのままの色を撮影する事が出来るのです。
こんな花々が咲き乱れています。お花の数々をご覧ください。
素晴らしいフラワーハイキングが出来ました。
本日は、Zum Seeでランチ
ラム、エビとズッキニーの自家製パスタ、そして本日の魚は、スズキ。一緒に飲んだハイダが料理を一層引き立てました。
こんな1日もスイスですね。
M様、M子様、Y美様、ありがとうございました。
小瀬信広