皆様、こんにちは、コルチナから小瀬です。
昨晩は、ホテル・トリエステの美味しい夕食、人が暖かくて、美味しかったなあ。
カメリエラのロベルトも、少し日本語を交えながら、ホスピタリティー満点のサーブしてくれました。プリモ、セコンドピアットは、それぞれが、なんと5種類の中から選ぶことができるのです。イタリア4コースメニューを堪能しました。
さて、本日の予定は、ドロミテ人気ハイキングコース、トレチーメにご案内しました。
途中、定番スポット、ミズリーナ湖で写真撮影、そして、ハイキングスタートポイントのオウロンツォ小屋を目指しました。
正面にティラピス、ホテルを再利用した小児科の病院がいつものように佇んでいました。やや風が強く、水面は波打っていましたが、全く観光客がおらず、ゆっくりと写真撮影できました。
今日も一日、頑張ります!
オウロンツォ小屋(2,298m)で準備をし出発前のストレッチ。雲に覆われ、非常に風も強く低い気温でのスタートでした。私がこんなに重装備することは珍しく、キャップの上からフード、手袋、アウターをもう一枚、ショートパンツだったので、雨具のパンツまで履きました。
反時計回りのコースを取りましたが、たくさんのハイカーで賑わっていました。
まずは、整備された広い歩道をラヴァレード小屋まで行きましょう!
教会前で、休憩&写真撮影。バックのトレチーメに皆様、感動しすぎで写真をたくさん撮影しています。というより、撮影しすぎ(笑
表からのトレチーメ、もっとすごいですから。。。カメラのバッテリー残しておいてくださいね。
強風がときおり、雲をかき散らし青空を覗かせてくれました。
ラヴァレード小屋(2,344m)でコース確認しがてら休憩です。
おや、トレチーメ・ピッコロの南東壁にロッククライマーが3名。北風が強いので今日は裏側を登っているのでしょう。
ラヴァレード峠(2,454m)の高台からトレチーメを撮影。イメージ通りのトレチーメでしたが、お客様は、その大きさに驚愕!
次の目標は、ドライチンネン小屋(ロカテッリ小屋)。ゆっくりと下り、小屋直前で急登になっています。途中、第一次世界対戦の塹壕もみることができます。
後ろを振り返るとハイカーが連なって歩いています。お客様と大きさを比べてください。岩の大きなこと、これでトレチーメ・ピッコロ(小さい)ですって!
北からのトレチーメ全容。お客様達が無心で歩いてきます。
ドライチンネン小屋(2,405m)に到着。非常に多くのハイカーが外で休憩を取っています。改修工事が遅れていて、小屋自体は、今週の土曜日から正式オープンです。
後ろのピアニ湖や、
トレチーメを撮影して、戻りましょうか。
途中、急な下りがありますが、105番コースを進みます。
全体的に荒涼としたイメージですが、花の咲いているエリアもあります。キンポウゲ、タマキンバイ、マメ科のアンティリス、シオガマなど10種類以上咲いていました。
下りきった草原で、軽食タイム
本日のコースの一番難関の坂道。食後は、ゆっくりとこつこつ登って行きましょう。
急坂はもう少しです。
振り返ると、いかがでしょう、急ですか? 草原の岩場でランチしていました。
草原&トレチーメ(グランデ、オッチデンテ(西))
Lang(Lange)alm小屋(2,283m)到着。
時間もまだ早く13:30。ハイカーも多く、休憩なしでオウロンツォ小屋へ早めに戻りましょうね。
トレチーメとサッソ・ディ・ランドラ(右)と湖(池)
トレチーメとお客様達
随分と登ってきました。奥に見える、Col de Medo( 2,315m)までもう少し。
コルを超えて、この辺りにきたら、空から、冷たい、、、雪が降ってきました。
ケルンがたくさん積まれているコースを通り、丘に登り切ると、
お疲れ様でした。前方にオウロンツォ小屋が見えてきました。15:30到着、休憩入れて4時間50分の歩行。
小屋で、コーヒーやビールで体を温めました(笑
窓から外を見ると横殴りの雪が降っています。色んな天候を体験した一日でした。
絵葉書や書籍、マップなど購入して本日のハイキングを終了。私的には、もう少し青色(青空)が欲しかったのですが、雨に降られなかっただけでもラッキーと思わないとですね。
今日は、三つの頂き(トレチーメ)、堪能しました。
明日は、ポルドイ峠に移動します。途中、チンクエトーリからファルツァレゴ峠までのハイキングを予定しています。
小瀬信広