ツェルマット☆初登頂150周年記念:ヘルンリー小屋オフィシャルオープニング

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皆様、こんにちは、ツェルマットから小瀬です。

本日は7月14日。

野心家エドワード・ウィンパーが150年前にマッターホルンの初登頂をした記念すべき日です。

この日にあわせて、ヘルンリー小屋を近代的に改装し、いよいよ本日リニューアルオープンしました。

本日は招待客のみがヘルンリー小屋に行くことができるという噂もありましたが、そんなことはないそうで、私も久々に登ってみました。

まずは、今日も美しいシュバルツゼーと礼拝堂を眺めながら先を急ぎます。

 

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先日のブログでも紹介しましたが、2016冬に向けて新規リフトの工事が始まっていました。今まではTバーで苦労して登っていました。

シュタッフェルアルプからマッターホルンの麓近くまでリフトで楽にこれるようになります。本当に楽しみです。

 

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今夏のマッターホルン、6月20日以降、雲で隠れたのは昨日の1日間のみ。快晴の連続です。

これほど雪のない北壁、かつてあったのでしょうか!?

 

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鎖場(ロープ設置)の設置場所が明らかに増えました。感覚的に3倍。ハイカーの増加を見越しての安全管理です。

 

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もう少しで到着します。本日は、暑くバテました。写真を撮りながらというのもありましたが、約2時間。

マッターホルンを登頂するのなら1時間30分を切るのが目安となります。通常のハイキングなら2時間30分〜3時間かけてきます。

 

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到着時点で、すでにオープンニングセレモニーが始まっていました。

ツェルマット観光局長のダニエル氏が祝辞を述べています。

盛大な拍手、ダニエル氏のユーモア溢れるトークに笑いもあり。音楽隊の演奏も場を盛り上げていました。

 

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本日は、テラスも大賑わいです。招待客の他に一般のハイカーも混じっています。一般を排除しないのもおおらかでいいですね。

 

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セレモニーの後は、食事が振舞われました。ラクレットにソーセージ、飲み物も。

本日は、すべて無料。招待客にも一般客にもフリーです。太っ腹。

 

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目の前でラクレットチーズを溶かし皿に盛り付けてくれるのは、レストランでもなかなか見ることができません。長蛇の列ができていました。美味しいので並びたくなります。

私は、ラクレットとソーセージの両方をいただきました。欲張りました。

 

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ツェルマット観光局長のダニエル氏とマッターホルン。いつもサポートしていただきありがとうございます。

他にツェルマット市長のクリストフ氏とも話す機会を得ることができました。

覚えている方もいらっしゃると思いますが、昨年の9月にここでダニエルのビデオレターを撮影しました。

春だったでしょうか、ロイヤルカスタマー親睦会の時に日本でご紹介しました。月日の流れるのは本当に早いです。

 

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ヘルンリー小屋に来たなら、やはりこの取り付き場に来ない手はないでしょう。

マッターホルンの壁にぜひ、タッチしてその感覚を確かめてください。

「悪魔の棲む山」として恐れられ4000m級の山で最後の最後まで残ったマッターホルン。登ると悪魔が石を落とす言われもあります。

そんな事を考えながらマッターホルンを見ていたら本当に落石がありました。東壁を4、5個の石が大きな音と土埃を舞い上げて転げ落ちていくのを見ました。確かに、そんな落石を見ると登る気になりません。危なすぎます、本当に。。。

 

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お決まりのポーズで写真撮影。いきなり垂直の壁、これを登るだけで息が切れます。

 

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私もロープ持って自撮りしました。皆さんもここに来たらぜひロープを握ってください。

 

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150年前の初登頂の後、下山時に4人が滑落した麓にある氷河とクレパスです。

ダグラス卿は今でもどこかに眠っていると思うと胸が痛いです。

 

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今シーズンは、天候が良くすでに何十人ものクライマーがマッターホルンに登頂しています。

明日から登山者がもっと増えることでしょう。

 

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祝 マッターホルン初登頂から150周年

記念の日に、ここに来られ皆様にレポートできることに感謝します。

小瀬 信広

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