8月4日 ツェルマット 

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットの奥にある山小屋を紹介したいと思います。

その山小屋はロートホルンヒュッテ(3180m)です。

ツェルマットからこの小屋までは全て歩いていくこととなります。

まずはツェルマットからトリフト小屋まで登ります。

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このトリフト小屋の標高が2335mで1600mのツェルマットから750mほどの登りとなります。

このトリフト小屋の付近は非常に絶景で、この周辺で1日過ごすのも悪くないですね。

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トリフト小屋から10-15分ほど登るとロートホルン小屋への案内板が出ています。

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少し上るとトリフト小屋の一段上にあるモレーンの池越しにゴルナーグラート方向が見える、絶景です。
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標高2600m付近からはガレ場のU字谷の縁の急斜面の登りが続きます。

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そしてある程度登って横を見ると氷河を真横に見るほどの高さになってきます。

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ウンターガーベルホルンの下の氷河と奥には雲に隠れて見えませんが、マッターホルンが少し見えています。

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振り返ると、左側はウィスホルン、プラットホルン、メッテンベルグ、右側奥にはモンテローザ方面の氷河が見えます。

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3000mくらいまで登ると目的地のロートホルンヒュッテがやっと見えてきます。

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ロートホルンヒュッテのバックにはウェレンクッペ、オーバーガーベルホルンが近くに見えます。

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ロートホルンヒュッテは標高3180mにあり、最近立て替えられたとっても新しい建物です。

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小屋にはこの小屋からさらに上に登るアルピニストの人が多く、少し距離と標高差があるので下から観光で上ってくる人はあまり多くなさそうです。

小屋から見下ろすと、遠くにトリフト小屋が見えます。

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小屋のレストランからはトリフト氷河が真後ろを流れておりとても迫力ある風景です。

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下りルートはトリフトの谷を見下ろしながらモンテローザ方面の氷河が見える絶景ルートです。

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標高2500mほどまで降りてくるとガレ場から草原となり柔らかい雰囲気に戻り緊張感が緩んできます。

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ロートホルンヒュッテ

距離 片道 8km 標高差 約1600m

個人的な予想時間としては 登りで5-6時間ほど、下りで4時間ほどとなります。

もしこの小屋まで行くのであれば、このヒュッテで宿泊をして一泊二日程度がおすすめです。

その場合、余裕があれば戻り時にホッホバルメンやウィスホルンなどに足を延ばすことも可能です。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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8月3日 ツェルマット ハイキング 5湖巡り

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日は7月31日にショートコースのガイドを担当させてもらった3名の親子グループの皆さんとツェルマットで5湖巡りのハイキングに行ってきました。

朝はちょっと雲が多くて、肌寒いスタートでした。

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ハイキング開始時は非常に寒かったのですが徐々に気温が上昇してくると徐々に雲が切れだし、マッターホルンの山頂も姿を現してくれました。

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そしてこの寒さの中でもまだ枯れずにエーデルワイスが咲いてくれていました。

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そしてステリゼーに到着してみると、風がほぼなく映り込みはこれ以上ないというくらい良い条件。

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そして逆さマッターホルンの場所まで歩くと。。。

おーーーっ、かなりその姿を現してくれ、きれいに映り込んでくれました。

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そして、その後はフルアルプ小屋まで登り、振り返ると。。。

東面の雲もほぼ抜けてほぼ全容が見えるようになりました。

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ということで、この景色を見ながらフルアルプ小屋の絶景テラスでティータイム休憩です。

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ティータイムの後は、フィンデル氷河のU字谷の縁の絶景コースへ。

迫力、絶景、高度感、といろいろなものがそろう特別コースです。
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絶景コースを降りてくると、Wolli たちがお出迎え。

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グリュンジゼーまでもう一息の下り坂、マッターホルンをバックに良い風景のなかでのハイキングです。

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グリュンジゼーでは逆さマッターホルンと一緒に記念撮影!

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13時近くなりおなかが空いたので、グリュンゼーはさくっと通過してレストラン Ze Seewjinen に向かいます。

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その後は、Mossje湖、Lei湖と通過してスネガ地域を満喫したハイキングとなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月31日 グリンデルワルト ハイキング アイガーグレッチャー – K.シャイデック

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

午前中のガイドを終えて、今日は午後から別の3名様のガイドを担当させてもらいました。

午前中にユングフラウを楽しまれて、アイガーグレッチャー駅に到着したところで合流して、クライネシャイデックまでのルートをご案内です。

最短で降りるルートは人も多めで少し変化を付けたルートをご案内。

まずは駅からアイガー氷河のU字谷の縁を歩いてダイナミックな景色を楽しんでいただきました。

そして、その後は槇さんという日本人登山家の方が多くの資金を提供して作られた初代ミッテレギ小屋(移築されたもの)に立ち寄ります。

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その後は、ミューレン方向の景色が綺麗なルートをゆっくり下ります。

進行方向にはクライネシャイデックの総合駅と、チュッゲン、ラウバーホルンが見え、良い景色です。

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ルートの周りには放牧くされている牛たちが良いアクセントになっています。

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振り返れば、ユングフラウとメンヒがドーン。

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ちょっと雲に隠れてしまいましたがアイガーをバックに走るユングフラウ鉄道。

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少し短めの距離のハイキングでしたが楽しんでいただけました!

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月31日 グリンデルワルト ハイキング メンリッヘン – K.シャイデック

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今日はまだグリンデルに戻り3世代女性4名様のガイドを担当させていただきました。

コースはメンリッヘンからクライネシャイデックまでの王道コース!

朝のホテル前からはアイガーのどっしりとした様子がうかがえ良いお天気になりそうな気配です。
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ターミナル駅まで移動し、ゴンドラでメンリッヘンまで行くとラウターブルーネンの谷が綺麗に見えました!

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アイガー方面はちょっとガスがかかっているかな?

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景色を楽しんだ後は、ハイキング前の準備運動?

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ハイキング中は方々くされた牛たちが近くにいて、スイスらしい雰囲気の中を楽しめました。

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1時間ほど歩いて、展望ポイントに到着。

ちょっと山頂付近に雲がかかっていますが、奥からウェツターホルン、メッテンベルグ、アイガーとグリンデルワルトの集落が壮観な眺めです。
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そして、アイガーの山頂も姿を現しくれました。
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無事にクライネシャイデックまで到着。

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到着後に、少し時間があったので30分程度で往復できる隠れスポットをご紹介。

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気持ちの良いハイキングとなりました。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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7月29日 ツェルマット Pfulwe Tasch-hutte

皆さん、こんにちは!

オッキーです!

今回はツェルマットの奥のコースを紹介したいと思います。

紹介させてもらう場所は

Pfulwe (標高3314mの山頂)

Tasch-hutte (標高2701mにある山小屋)

の二つです。

今回は少し頑張ってこの二つを一気に歩いてきたのでまとめて紹介します。

今回歩いたルートはブラウヘルドからスタートしました。

まずは定番のステリゼーを目指し、そこから少し上りかえしてフルアルプ小屋に行きます。

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フルアルプ小屋のところには、Pfulwe と Tasch-hutte の案内も出ていますが、上級コースの青コースになっています。

そして、Pfulwe と Tasch-hutteを目指す場合は、このフルアルプ小屋に前泊するとアプローチがぐっと楽になると思います。

最初は草原を登っていく感じで、それほど斜度もなく青コースと思えない感じです。

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そして振り返ると、フルアルプ小屋、ステリゼー、フィンデル氷河のU字谷を見下ろせます。

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今回は残念ながらガスで末たーホルンが見えなかったのですが、もし天気が良ければこの景色の奥にマッターホルンが見え大絶景となります。

徐々に草原コースから岩場のコースに変わり徐々に青色コースらしくなってきます。

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フルアルプ小屋から距離にして約3㎞、標高差で700mほどの登りでPfulweの山頂に到着です。

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ガスがなければ、この写真の先にはリンプフィッシュホルンやアドラーホルンをまじかに見られたはずなのですが。

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ガスの切れ間から何とかターシュアルプ側の氷河を見ることが出来ました。

天候が良ければフィンデルン氷河をまじかに見下ろすことができたのですが、残念でした。

そしてPfulweの山頂に登る前に一度通過した鞍部のPfulweに降りてきます。

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奥にそびえるのはSpitzi Flue、この尖った感じと名前がマッチしていますね。

そして鞍部からテーシュアルプ方面に降りていくと、まだ雪が残っており雪渓歩きが少しありました。

アイゼンなどは必要ないレベルですが、岩の間なので少し神経を使うのと、ルートファインディングが少し難しくなります。

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そして雪渓の後は長い尾根を下り続けて2650m付近まで降りてくると谷ルートと、そのままテーシュアルプに向かうルートの分岐にたどり着きます。

このままテーシュアルプ小屋(Tasch-hutte)に向かうのでまだ青ルートが続きます。

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この分岐からテーシュアルプ小屋までは標高差は100mもなく距離にして4㎞ほどなのですが、トラバースルートでアップダウンがあり累計で300mほどの上り下りがあります。

道中はウメバチソウとエーデルワイスが咲いていたり、して心和む場所が多いです。

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ただ、青ルートで歩く人もそれほど多くなく、案内が少なめなのと少し緊張感のあるルートが何カ所かあるので注意が必要です。

トラバースルート途中からPfulwe方面を振り返って。

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このルートはターシュアルプの谷を最深部から歩いてくるルートで、そう考えるとダイナミックなルートですね。

そして進行方向を見ると上部が少しでているワイスホルンが正面に見えます。

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ここも天候が良ければ壮大な景色を楽しめそうですね!

そして残り500mほどの距離になると二つ目の目的地 テーシュアルプ小屋(Tasch-hutte) が見えてきます。

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スイスの山小屋は雰囲気が良いところが多く、この小屋も石造りのヨーロッパの小屋らしい作りです。

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ここからは上部の山へのアクセスが良いようで、アルパインクライマーが多く、アタックを終えてのんびりしている人が多かったです。

小屋のテラスからはテーシュアルプの谷の最深部を正面に見ることができます。

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この小屋へのアクセスはテーシュアルプから上ってくる人が多く、標高差にして500mほどを登ってくる必要があります。

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もしこのテーシュアルプ小屋だけに行ってみるときは、テーシュアルプまでタクシーなので来ることができます。

テーシュアルプの集落

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バックにはワイスホルンが構えていて景色の良い村です。

そして、今回はこのテーシュアルプの村からスネガまで歩いてツェルマットに戻ります。

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このテーシュ村からスネガまでのコースは景色もよく、進行方向にずっとマッターホルンが見える良いコースで、アルプスウェイのBコース内で設定されています。

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個人ツアーの方でも興味があれば紹介しますのでお問い合わせください。

ツェルマットに近づいてくるとこの絶景です!

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そして右を向けばガーベルホルンからワイスホルンまで4000m級の山々が構えています。

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Pfulwe Tasch-hutte

 

距離にして23㎞ほど、累積登り:約1550m、累積下り:約1850m

一気に歩くのは非常にハードルが高いので、フルアルプ小屋とテーシュアルプ小屋でそれぞれ一泊すれば、今回紹介したコースをゆっくり楽しみながら歩けると思います。

ただし、青コースが多く、ルートが不安定だったり、道が分かりにくいところがあります。

計画される場合は、しっかりとした準備とGPSなどを携帯することをお勧めします。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

オッキー

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