至高の名峰オルトレス、チェヴェダーレ、グラン・ゼブルを訪ね歩く旅9日間(1日目)

7月14日(日)、天候晴れ、気温11度~22度

いよいよ今日から待望のオルトレス・チェヴェダーレ山系を訪ね歩く拘りのトレッキングの旅がスタートしました。
今日は、フォル二渓谷のハイグレッシャー・ループトレイルを歩いてきました。
朝9時に滞在中ボルミオを出発、専用車でヴァル・フルヴァをサンタカタリーナ方面へ。
ギャヴィア峠との分岐を北へ、フォルニ小屋(2178m)まで専用車でアクセスします。

フォルニ小屋付近からの風景は、東側に目を向けると氷河に覆われた迫力あるチーマ・デイ・ペイオ(3549m)とサン・マテオ(3678m)に目を奪われます。
フォルネ渓谷に沿って、整備された道をブランカ小屋(2493m)までゆっくりと登ります。
迫力あるフォルネ氷河を眺めながら約1時間であっという間に到着。
ランチタイムは、ブランカ小屋で恒例のヴァルテリーナ料理の代表格、ピッツオケリ(そば粉のパスタ)をはじめニョッキなどこの地の郷土料理を満喫。

ランチ後は、フォルネ氷河を目指してサン・メテオ(3678m)に迫るほど急峻な岩場を登っていきます。北に目を移すと今まで見えなかったグラン・ゼブル(3851m)の特徴あるピークが北側に氷河を纏った姿を現してくれます!
初日ながら、氷河までかなり近い標高2600m付近まで、皆さん登って頂きました。北東の空も雨雲が湧いてきたので、時間もありループトレイルがあるので別なルートでフォルネ小屋まで
モレーン帯、お花畑と変化に富んだフォルネ渓谷の絶景ループトレイルを歩くことができました。国立公園内にてゴンドラ、リフトなでの人工物はないので景観が美しい!
初日の足慣らしというか、明日のチーマ・ソルダ(3376m)へ登る為のトレイルとしては最適なルートです。標高差約520m、歩行距離約10km、歩行時間約4時間15分でした。

夕刻は忙しいスケジュールにて皆さんとボルミオの街散策、今日は日曜なので小さなマーケットも出店していました。ヴァルテリーナのワイン、チーズの試飲会も地元の観光関係者の人々の粋な計らいで堪能できました!
明日はカサッテイ小屋経由、チーマ・ソルダ(3376m)を目指します。

エスコート 水澤 史

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フォル二渓谷とチーマディペイオを望む

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フォルネ小屋2178mからはじまる

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振り向けばヴァルファルヴァとモンテソブレッタ(3296m)

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ブランコ小屋が見えてくる

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ブランカ小屋(2493m)からのフォルネ氷河

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ブランカ小屋でのランチタイム

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ヴァルテリーナ地方のニョッキ

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美しい調和した風景

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標高が高いエリアへリッジを歩く

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見上げるのは、グランゼブル

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ボルミオの街と週末の市場

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